佐藤 亮一郎

二つで十分ですよ。分かってくださいよ。ブログもやってます。

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最近の記事

お気に入りのiPad用キーボードを作っていた会社が倒産してしまった件

Macお宝探偵団blogの記事で知ってビックリしました。 私が愛用しているのは、「The Brydge Pro+」で、第一世代11インチiPad Proを中古で購入し、それと組み合わせてよく使っていました。というか、今も現役で使っています。キーボードの打鍵感もトラックパッドも十分に使いやすく、重宝していました。 装備するとちょっと重くはなりますが、がっしりとした堅牢かつ上質な肌触りがとてもモチベーションを上げてくれます。これを使うようになってM1MacBook Proの出

    • AIは安全なのか? 自分なりの論点整理

      AIを巡る議論が熱を帯びてきました。ただ、議論が感情論も含めてかなり錯綜しており、自分が理解するために一度考え方を整理しておいた方が良いかなと思い、これを書いております。 私はAIについて議論するとき、特にAIが安全かどうかについて議論するときは、最低でも下記の3点に分けて議論しないと、混乱することになると考えています。 AIを提供する側の議論 AIを活用する側の議論 AIそのものの人格、法人格に関する議論 ひとつめのAIを提供する側の議論は大きく二つあって、ひとつ

      • 小林版『犬神家の一族』について(ちょっとネタバレあり)

        何かと話題な小林靖子版『犬神家の一族』。新解釈が提示され、ラスト10分でとんでもないどんでん返しがあると聞いて居ても立ってもおられず、最初は観るつもりは無かったのですが、NHKオンデマンドで前半後半一気に観てしまいました。 確かに、ラスト20分までは原作や従来のクラッシック『犬神家の一族』と変わらない道具立て、シナリオでした。ただ、役者というか、登場人物の性格付けが従来と違って面白かったです。特に古館弁護士と最初の被害者の若林さん、そして那須神宮の宮司さん、あとは、何気に猿

        • Twitterは新しいメディアになるのか

          Twitterアカウントを削除してからひと月が経とうとしていますが、Twitterのニュースは嫌でも目に入ってきます。今日は下記のようなニュースを目にしました。 イーロン・マスクさんは以前からTwitterを既存の伝統的なマスコミ、メディアに対抗しうる自由なメディアにしたいと話しておられましたが、この話もその延長線上にあるのでしょう。 私にとってTwitterは、まさに呟く場所でした。その呟きが共感を生み、あるいは共感できる人がフォローし、呟きに対して呟き返す。ただそれだ

        お気に入りのiPad用キーボードを作っていた会社が倒産してしまった件

          リモートワークは消滅してしまうのか

          コロナ禍が落ち着いてから、アメリカでも日本でもリモートワークを止めてオフィスに回帰する例が増えているようです。特にアメリカのIT企業は、オフィスでのコラボレーションが社員の創造性を刺激し、生産性を上げると主張して、オフィスが原則の企業が増えているようです。 私が勤めている会社でも、アメリカ本社ではオフィス回帰の指示が出ました。日本では、まだ様子を見ている感じでまだ若干リモートの方が多いのかな、という気がします。コロナ禍の間にリモートワークが推奨されたことで遠方に住居を移した

          リモートワークは消滅してしまうのか

          『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の程よいギャグ感

          今週の月曜日にお話になるのですが、仕事の後、夜の時間を使って『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves)を観に行きました。映画館は福岡中州にある「太洋映画館」です。 この映画館の佇まいも昭和テイストが残っていて最高なんですが(表玄関は昭和ですが、座席は広くて心地よく、トイレもキレイな最新の設備になっていて、とても良かったです)、今日は映画自体のお話をします。 ダンジョンズ&ドラゴンズは

          『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の程よいギャグ感

          AIとの付き合い方

          最近話題のChatGPTといったテキスト生成型のAIは私も時々使っています。最近、一つの利用パターンができてきたので書き留めておきたいと思います 私がこういったAIを使う場面は、大きく二つあります。一つは、情報を検索する場合です。以前はGoogleの検索窓を使うことが多かったですが、最近ではAIに尋ねることが多いです。但し、ここで使うAIはChatGPTではありません。 私が情報を検索する際に使うAIはperplexity.aiです。このAIの良いところは、答えに対するソ

          AIとの付き合い方

          小説のテーマって何だろう

          私の小説にはテーマが無い、あるいは薄いと言われることが多い。それなりにプロットもあるし登場人物も描けていて、文字数も20万文字くらいなら特に苦もなく書ける。でも、テーマが無い。 理由は自分でも何となく分かっていて、物語を綴ることはできても、それは単に文字を書き連ねているだけで、特に人に訴えたいことやものがあるわけでは無いからだ。書く行為自体が私の興味の対象であって、それを人がどう評価するか、どう感じるかはあまり考えていない。 それは、多分、私が人に興味がないからでは無いか

          小説のテーマって何だろう

          小説はもう書けない(かな?

          初めて小説を書きたいと思ったのは高校生の時でした。 当時のわたしは大藪春彦に傾倒していて、書いた小説もそのコピーのようなものでした。誰にも見せることはなかったけれど、一応最後まで書いた記憶があります。まだパソコンで執筆することなど思いもよらぬ時代だったので、原稿用紙に書いたのだと思います。 次に小説を書きたいと思ったのは、それからずいぶん経った2013年です。当時ハマっていたデモンズソウルというゲームに刺激を受けて、今でいうところの異世界ファンタジーものを津本陽の重厚さで

          小説はもう書けない(かな?

          最近、わたしの読書体験が変わった件

          みなさんは、本をどのようにして読んでいらっしゃいますでしょうか。 と書くと、何を言っているんだこの人は、となってしまいますが、現代において本を読むスタイルは次の2つになるのではないでしょうか。 ・紙の本で読む ・電子書籍で読む 電子書籍で読む中でも少なくとも3種類あると思います。 ・Amazonのkindleデバイスで読む ・iPhoneやスマホで読む ・iPadやタブレットデバイスで読む 紙の本は装丁、文字を捲る指先の感覚、紙とインクの匂いなど電子書籍にはない温も

          最近、わたしの読書体験が変わった件

          最近のわたしの腸内環境について

          みなさんの腸内環境は整っていますか? わたしは高校生の時から腸が弱くて、一時はクローン病と診断されたこともあります。いまでも緩いのが基本で、お酒を飲み過ぎたりサシの多い牛肉を食べたりするとてきめんに結果に現れてしまいます。そのため、あまり刺激性の高い食物は食べないようにするとか、寝るときにお腹を冷やさないようにするとか、それなりに気を遣う生活を送っています。 恐らく腸内環境もぐちゃぐちゃなんだと思うのですが、若いときにはそういったことに配慮することは全くありませんでした。

          最近のわたしの腸内環境について

          3度目のワクチン接種についてのご報告

          先週金曜日に3度目のワクチン接種をしてきましたので、その後の経緯をメモとして残しておきます。 わたしが住んでいる自治体ではブースター接種の前倒しが行われていて、接種券が届き次第予約ができるとのことだったので自治体のサイトから予約をしました。1回目、2回目はファイザー製のワクチンだったのですが、今回ファイザーを選ぼうとすると3月後半まで受けられないという状況でした。やはり、ファイザー製ワクチンの輸入が後手に回っているというのは本当のようですね。 そこで、初めてモデルナワクチ

          3度目のワクチン接種についてのご報告

          デジタル環境で集中するための一つの方法

          いまわたしたちの周りにはデジタルデバイスがたくさんあって、大量の情報が行き来しています。現代において情報は溜まっていくストック型ではなく、目の前を行き来するフロー型になっています。 以前は、情報はストック型でした。書籍然り、紙の資料然り、メモ然り。ですので、自分から情報にアクセスしないと情報は得られませんし、情報はわたしたちの知的生産性を上げるためにわたしたちが利用する存在でした。それが、いまでは、情報自体が命を得たかのように、わたしたちの意図とは関係なくわたしたちに目の前

          デジタル環境で集中するための一つの方法

          2020東京オリンピックが終わって考えたこと

          わたしは、東京オリンピックの開会式も閉会式も観ませんでした。競技自体は、たまたまテレビをつけている時間帯にやっているものを観たり、つまみ食いみたいに興味のある種目を観たりしてました。 もともとオリンピックは、わたしにとっては体育会系の皆さんの大運動会だと思っていて、その歴史的背景や政治的背景についてはもちろん知ってはいますが、正直あまりそれについて論ずることには興味はありません。 ですので、今回コロナ禍の中でオリンピックを実行できたこと自体は、アスリートの皆さんにとっては

          2020東京オリンピックが終わって考えたこと

          しばらく悩んだ! NiZキーボードカスタマイズ時の注意点

          Twitterで呟いた通り、NiZのキーボードを衝動買いしてしまいました。一体わたしはキーボードを何個買えば気が済むのでしょう…。 想像以上に打ちやすくて静穏なNiZキーボードですが、HHKBを使っている身からするとどうしても気になる点がありました。 それはバックスペースキーの位置です。 HHKBをお持ちの方はお分かりになると思いますが、バックスペースキーは右上、一番上から2段目にあります。一方でNiZキーボードは1段目、右上の一番角にあるんですよね。 HHKBのバッ

          しばらく悩んだ! NiZキーボードカスタマイズ時の注意点

          数学を勉強し直したいと突如思い立った件

          先週末でしたか、突然思い立って高校数学を勉強し直すことにしました。 これにはひとつ前のステップがあって、実は最初に思い立ったのは「Python」を勉強したいということでした。 「Python」とは最近よく使われている開発言語で、AIの深層学習などに使われています。開発言語としての素性は、Web開発によく使われている「Ruby」や「PHP」に近く、歴史もそれこそ「Ruby」よりも長いのではなかったでしたっけね。 わたしは開発言語については「C言語」や「C++」から入って、

          数学を勉強し直したいと突如思い立った件