見出し画像

看板をデザインする時のコツ【集客したい人へ】

さて、以前に

チラシをデザインする時のコツ【集客したい人へ】

という記事を書きましたが、

今回は『看板編』です。
【集客するための】看板デザインのコツです。

▶ほとんどの看板がもったいない!!

まずは試しにグーグルで「看板デザイン コツ」で検索してみました。
すると、出てくるのはちょっとしたデザインのコツだけ。

色は目立つほうがいい、とか
余白について、とか
見え寸について、とか
パネルの分割が、とか

まあ、確かに。
それらは基本ですね。

何を隠そう、私も以前は看板屋さんで働いてたことがありますから、
かなり詳しいのです。

当時は、自称「カス取り日本一」と行ってたぐらいです(笑)
(※カス取りとは、マーキングフィルムを文字や絵柄に機械でカットして、不要な部分を手作業で取り除く地味な作業のことです)

で、看板屋を経て、印刷、WEB、とデザイナー経験を積み、
「結局デザインじゃ売上は変わらない」
ということに気づき、マーケティングを勉強して今に至るわけですが。

そんな、マーケッター目線から『看板デザイン』を見た時に感じるのは、

「マジで、99.9999999%の看板がもったいないことをしている」

ということです。

要するに、

「看板に、集客に繋がるようなメッセージが入っていない」のです。

▶看板をデザインしてる人はどんな人?

まあ、それもそのはず。

看板屋さんでデザインをしている方たちは、そもそもデザインをかじった程度の方も多く、

一番多いタイプが「デザインもろくにできない」

少し良くなると「センスがいいので、多少キレイなデザインができる」

ぐらいなものです。

また、看板をデザインする人は、看板屋さん以外にも、店舗の設計事務所のデザイナーさんというパターンも多いです。

この場合、デザインの素養がある人が担当していることが多いので、いわゆる「キレイなデザイン」はできることが多いです。

▶【集客】目的で考えてるデザイナーが皆無

しかし、看板を設置する目的が【集客】と考えた場合に、ほぼほぼ役に立っていない看板が多いのです。

例えば、何かのお店をオープンして、看板を設置するとなると以下のような種類の看板が必要になります。

・店舗の『壁面看板』
・店舗から垂直に突き出している『突き出し看板』
・道沿いに設置する『スタンド看板』
・ロードサイドに場所を借りて設置する『貸看板』

などなど…

で、よくあるのが、

これらすべてに『店名』を入れて終わってるパターンです。

画像2

例えば『◯◯動物病院』とか。
その下に、電話番号とか、ちょっとしたキャッチコピーとか、その程度ですよね。

マーケティング的に考えたら、それじゃあ弱いわけです。

もっと、お客さんのメリット(ベネフィット)を入れなければ、まったく目に入ってこないのです。

これは正に、看板をデザインする人が明らかにマーケティングやコピーライティングを勉強していないからなのです。

画像1

↑まあ、店名だけで伝わるような有名なお店ならいいんですが…

▶【集客できる看板】の例

例えば、先程の動物病院の看板なら、

「動物の健康と、飼い主様の安心が第一
 ペットに優しい最先端治療できます!」
 (かわいいペットの写真)

とかで良くないですか?

画像3

ぶっちゃけ、医院の名前なんて、ユーザーからしたらどーでもいいんです。
医院の名前は、下の方に少し書いておけばOKです。

あくまでも、ユーザーの興味を引く言葉を入れる。
で、興味があれば小さく書いた医院名も見てくれることでしょう。

▶まとめ

というわけで【集客するための】看板デザインのコツ。
をお届けしてきました。

まだまだ、ほとんどの看板屋さんがやってない方法ですから、今ならやったもん勝ちです^^

「お店の名前」じゃなくて、

「ユーザーのメリット」(マーケティング的にはベネフィットと言う)
を全面に
出してみてください。

画像4

今までスルーされてた看板も、きっと多くの人が見てくれるようになりますよ^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?