復帰十四日目。やはり通勤がネック

昨日の朝が非常に楽だったことに味をしめて、今朝も一本前の電車に乗ってみた。残念ながら今日はそれなりの混雑で大変だった。(それでも先週までのような立錐の余地もない混雑というのとは格段に違う)

たぶん僕がトロく見えるせいなんだろうけれど、前の人を押しのけたりだとか降りる人を邪魔しないようにだとか諸々気を遣っていると、降りた人の空席に座ろうとして外から乗り込んできた人に奪われたり、乗車列に並んで乗り込もうとしているところ後ろの人が次々に押しのけて乗り込んでいったり、とにかく「なんだか損しているなあ」と感じることしきりだ。

角刈りなオジさんに無言で背中からショルダータックルを食らったり、前に立っている男子学生が彼の前後の人から迷惑そうに睨まれているのを見たり(当の彼は気づいているのかいないのか、どこ吹く風でお勉強……からのスマホゲーム)、そういう一触即発の空気からは逃げたいけれど混雑で逃げられないし、その彼の動きのとばっちりか奥に押し込まれた僕まで睨まれるし。

いやだって、この混雑だし!

僕は悪意に敏感すぎるのかもしれない。
とにかく疲れる。
通勤電車は苦手だ。

新宿に着いて山手線ホームにて、内回り電車が朝6時の火事の影響で(現場検証を始めるから)しばらく止まるというアナウンスが流れる。ヤバいか? とおもったけれど僕が乗るのは外回りだった。よしセーフ! 乗ろう乗ろうと乗り込んだら、残念。外回りも止まった。

こういう理由で遅れる場合でもきっちり時間どおり働きなさいってのは、ほんとナンセンスだとおもう。工場でネジを締めるお仕事だったとしても能率は落ちるし、体力を消耗している時点での頭脳労働はかなり不利だ。

* * *

ワークライフバランス、働き方改革! 掛け声は勇ましいものの、残業上限を100時間と定め、さらに規制の枠を取っ払った高プロを成立させ。なんだか日本は狂った方向、断崖絶壁に向かって暴走しているように感じる。

お隣の韓国では週あたり12時間まで、違反したら200万円の罰金という法案が首相の主導で通ったんだって。なんだろうね、この彼我の差は?


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