死とは何か

死とは何かを考える時がある。小学校の頃、死とは何かを考えて眠れなかった夜がある。


二度と目が覚めない感覚。宇宙の中に漂っているような感覚。いろんなことを想像した。


死後の世界はどんなものか分からない。死後が存在するのかも分からない。


だが一つだけ確かな事は、すべての生命に与えられるものであるという事だ。


死からは逃げられない。では我々は死とどう向き合えばいいのだろう。

先日、死について言及する吉田松陰の言葉を見つけた。


 死ぬ事で志が達成できるならば、いつ死んでもいい。生きる事で大業を成せる見込みがあるならば、何としても生き延びる。生きるも死ぬも、どちらでもいい。大切なのは、成すべきことを成すことだ。


要は、死のことを考える暇があれば、自分の志に、大業に目を向けろということだと解釈した。やるべきことがあるならば、死などどうでもいいということだと思った。


大業とは何だろうか。僕はまだ自分が何を成すべきか、何が大業なのかは分からない。だがそれが、誰かのためになればいいと思っている。


最初は自分だけの夢でいい。それが廻り巡って誰かのためになればいい。


そして大業を成した時、その達成感の中で死を迎えたい。きっと自分の志を達成したのであれば、死は怖くない。


死をも恐れない、あなたの大業は何ですか?

あなたが成すべき事は何ですか?



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