自分の怒りの根本はどこから来ているか理解する
世の中、イライラしていない人なんて探すほうが難しい。
自分たちは自分の怒りの原因が周囲の人や出来事にあると考えるが、実際はそうじゃないんよね。
周囲に人や出来事が自分の思い通りになるべきだと、思い込んで自分を怒らせているのだけ。
勝手にその人に期待して勝手に期待通りに動いてくれなかったから失望してイライラしてる。
怒りの根源には三つの間違えがちな三つの認識がある。と思ってて、
『人生はうまくいかなければ困る』
『気に食わないことがあれば腹を立てるのは当然だ』
『嫌なことを耐えなければいけないというのは不合理だ』
言い換えれば、自分たちは世の中が従うべきだというルールを勝手に作っているだけ。
自分は嫌なことや人には関わりたくないという思いが内側にある。
人生は愉快であるべきなのに、世の中が協力してくれないから腹が立つという理屈と一緒。
ただ、怒りは必ずしも悪いものではないし、健全な怒りならむしろ必要だと思ってる。
健全な怒りを感じることが、その状況を変えようとするきっかけになる。
一方不健全な怒りの特徴は、感情を抑えることができず、憎しみや激怒、逆恨み、となって現れるよな。
思考停止に陥って感情だけで行動すると自分をコントロール出来なくなる。
不健全な怒りは捨てたほうが徳だ。
そのための最高の方法は、人生は必ずしも思い通りにならないと悟ることだ。
どうにもならないことに不平を言っても、何の役にも立たない。
そんなことより、明日、目の前の人をどうやって楽しませて幸せにできるかが大事って思ってしまうな。
皆さんはどうでしょうか?