14. 脳卒中・身体障害専門就労支援センター「リハス」【就労移行支援】
シリーズ14弾の今回は、就労移行支援事業所である「脳卒中・身体障害専門就労支援センター「リハス」」についてご紹介する。
脳卒中・身体障害専門 就労支援センター「リハス」は、就労移行支援事業所として、障害のある方の就職に対して、働くために必要な知識と、能力を高めていく支援を行っている。
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まず簡単に”就労移行支援”とは何かを説明したい。
就労移行支援とは、上記にあるように一般企業への就職を目指す障害のある方を対象に、就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートを行うことをいう。
\ 何が出来る場所なの? /
・一般企業とへの就職に向けたトレーニング
・自身にあった職場探し
・就職活動のサポート
・中には職場定着の支援も
\ どれくらいの期間利用できるの? /
・原則2年間
*市町村審査会の個別審査を経て、必要性が認められた場合に限り、
最大1年間の更新可能
\ 対象は? /
・就労を希望する65歳未満の障がい者で、企業等への就労を希望する者
と、ざっくり「就労移行支援」とは何か把握できたところで、金沢QOL支援センター株式会社の「脳卒中・身体障害専門就労支援センター「リハス」」は何をしているのか見ていく。
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就労移行支援事業所のリハスは2か所ある。
・名古屋丸の内
・東京大塚
障がいがあっても「はたらく」という選択肢を。
これがまずはキャッチコピーというか、メッセージである。
そして特徴的なのは施設名にも入っているが「脳卒中・身体障害専門」という部分だろう。
身体障害、高次脳機能障害をお持ちの方へ、
就職にむけた支援・職業リハビリテーションを提供する事業所である。
就職したい、もう一度働きたいという想いをお持ちの方に対して、働くために必要な知識と能力を高める支援、ご本人にマッチした求人開拓、就職後の定着サポートまでを行う。
理学療法士又は作業療法士と、企業経験豊富な職業指導員が連携を取り、専門的に支援する施設だ。
さらっと説明したが、皆さん「高次脳機能障害」を知っているだろうか?
恥ずかしながら私は初めて知った。後で振り返ってわかるように簡単に説明すると、
高次脳機能障害:けがや病気によって脳に損傷を負い、知的な機能に障害が出て日常生活や社会生活に支障を来す状態。
のことをいう。
前提条件となっているのは、事故などによる受傷や他の病気が原因で、脳の病変の発症が確認されていることで、先天的な障害、周産期の受傷による脳の障害、発達障害などはこの高次脳機能障害には含まれない。
実際にこういった取り組みが行われている。
前提条件でもあるように、中途障害の方が多いのが特徴である。また後遺症も違うため、より適切により強みを活かした支援を大事にしている。
加えて今はコロナ禍ということもあり、オンラインを活用した在宅就労も展開しているのが特徴だ。
これは新型コロナウイルスが収束、終息した後にも生かされる可能性を持っている。
脳卒中は発症後の復職率が約4割。復帰後、周囲の理解が得られず辞める例もあり、継続的な支援が求められると言われている。
脳卒中をテーマに弊社の就労移行支援事業所について書かれた記事が掲載されていたので、ぜひご覧いただきたい。
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