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ITパスポート試験合格への道(38)

データベースの基本

データベースとは”情報の集まり”のことである。
慣習として円柱で表記される。

世の中のデータベースにはさまざまな種類があるが、現在最も普及しているのが「関係データモデル」である。このモデルは、データの集まりを「表」で表す。

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関係データベース

関係データベース:データを「表」で管理するデータベース。 

ITパスポート試験では「表」のことを「テーブル」という。
テーブルは、レコード(行)とフィールド(列)で構成される。

フィールドはデータの属性を表す。

≪レコードとフィールドの相違点≫
・データが追加されると、レコードは1行増えるが、フィールドは変わらない
・レコードには名前がないが、フィールドには「フィールド名」がある。

主キー

主キー:テーブルの中からある特定のレコードを識別するためのフィールド。「レコードを一意に識別するためのフィールド」。

条件として2つある。

1⃣重複する値がないこと
2⃣データが空(NULL)でないこと

関連用語として「複合主キー」がある。
テーブル内に主キーの条件を満たすフィールドが1つも存在しない場合は、複数のフィールドを組み合わせて主キーにすることをいう。

外部キー」もチェック。
別のテーブルの主キーを参照するフィールドのことである。

データベース設計

関係データベースを作成する際の作業で重要なのが「E-R図」と「正規化」の2つ。

☑E-R図:データの関係性を「エンティティ(実体)」と「リレーションシップ(関連)」という2つの概念を使って表した図。設計図。

エンティティ➡人間が管理する対象。「名詞」で表せるもの。
リレーションシップ➡エンティティとエンティティの関係。「動詞」で表せるもの。

☑正規化:データが重複したり、データの更新の際に矛盾が生じたりしないようにテーブルを分けること。


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