【3分でわかる】「お金が欲しい」と思うほど貧しくなる本当の理由
こんにちは、こんばんは、りょうさんと申します。
さまざまな「人生をちょっとラクにするテクニック」を載せていっています。
皆さん、お金って 大事 ですよね。
ブログのコンテンツの中で最も人が集まる話題は「美容」と「儲け話」についての話題だそうです。
それくらい、誰もが「モテたい」「お金を稼ぎたい」と切に願っているという事なのだと思います。
ただ、その「お金を稼ぎたい」「お金を大切にしたい」という想いですが、思い過ぎると今度は逆に貧しくなる方向に誘導されてしまう、という話をしたいと思います。
そして最後に、その誘導に惑わされない為にどうすればいいか、という話もさせて頂きます。
■世界の半数と同じ資産をたった8人の大富豪が持っているという事実
皆さんの身近にお金持ちはいますか?
世の中には、私たちの普段の生活からでは想像もできないくらいの大富豪が存在しています。
貧困のない世界の実現を目指している国際NGOの「オックスファム」という団体が2017年1月、世界の下位半分(36億人)が保有している資産と同程度の資産を、たった8人の大富豪が保有している、という驚愕の発表をしました。
一日の生活を2ドル以下で生活している人が世界に10%も存在している中で、ごく僅かな大富豪に世界中の富が集中してしまっている、というのが今のこの世界の真実なのです。
この傾向は年々加速してきており、今後は更に大きな格差拡大が見込まれています。
なぜこんな事になってしまったのか?
それは下記のような理由からです。
■お金持ちは何に一番お金を使うか
お金持ち達のお金の使い方は一般人が想像すると、とても贅沢な生活をしているのかな?美味しい物を食べたり、高いブランド物を買って生活しているのかな?なんて思うかもしれません。
実際にそういう面もあります。
しかし、お金持ちは一体何に一番お金を使っているかというと、「お金を稼ぐこと」に一番使っています。
資産運用したり、お金が集まる仕組みを作ったり、投資したり、各国の優秀な人達を集めて仕事を任せたり、様々な方法でお金を稼ぎます。
「お金を使って稼ぐ」→「お金が増える」→「更にお金を使って稼ぐ」→・・・
というループにより、加速的にお金持ちのお金は増え続けていき、世界的な格差はどんどん広がっていきます。
■そもそもお金が発生する理由は
物やサービス、いろいろな物にお金が掛かっています。
物の場合、厳密に言うと物自体にお金が掛かっているのではなく、物を手に入れる為に介する「人」にお金が掛かっています。
例えば、(自分の土地の敷地内であれば)地面に勝手に生えている野草、これはタダで手に入れる事ができます。
ヨモギ・たんぽぽ・つくし等、普通に食べれるものも存在していますので、価値が無いわけではありません。
また、あり得ない話ですが、自分の土地から金塊が掘り出されてきたとしても、タダで手に入れる事ができます。
どんなに価値があったとしても、人が介さなければ(法令等で特殊な定義がされていない限り)、お金が発生する事は無いのです。
つまり、誰かが払った「お金」は、経路は様々でも最終的には全て「人」へ行き渡るという事になります。
■お金を大切に思うと
上記は「お金は人を動かす為にある」とも言えます。
ここで、「お金の為ならなんでもするくらいお金を大切に思っている人」がいるとします。
お金持ちは、お金を稼ぐ為にお金を使って人を動かすので、その人の事はいとも簡単に動かす事ができます。
つまりそれはお金持ちの思う壺で、そういった人達がたくさんいると、お金持ちはよりお金を稼ぐ事が容易になります。
日本人は他の国の人達と比べて「拝金主義者」である傾向が強いそうです。
ヨーロッパ諸国などは、「お金をたくさん持っていても必ずしも幸せになれない」という考えを持っているので、お金よりも時間を大切にします。
その結果、仕事は短時間で済ませ、仕事以外のプライベートの時間を充実させようという方針を取っています。
それに対し、日本人は時間よりもお金を大切に思う人が多い傾向で、その事が無理な長時間労働を生み出しているのではないか、と私は感じています。
つまり、上記で言った「お金の為ならなんでもするくらいお金を大切に思っている人」は日本にたくさん居て、日本人こそが特にお金持ちの誘導に上手く乗せられている人種なのではないか、と思うのです。
これはもはや呪いに近いです。
「お金が欲しい」→「お金を稼ぐ為にせっせと働く」→「更にお金持ちに絞り取られる」→「お金が欲しい」→・・・(無限ループ)
ただ、この呪縛から逃れる方法があります。
キーワードは「当たり前にやっていることを見直す」という事です。
■お金の呪縛から逃れる方法
お金の呪縛から逃れる4つの方法を紹介します。
・広告をできるだけ見ないようにする
広告を見る事の対価として、無料になるサービスがたくさんあると思います。
一般的に、多くの人は広告の影響を軽視し過ぎだと思います。
2019年の世界時価総額ランキング4位はAlphabet(Googleの親会社)なのですが、Googleの総売上の80%近くが広告収入です。
Googleがこれだけ収益を上げているという事は、多くの企業が広告に多額の費用を掛けているという事です。
この事からもGoogleの広告の効果は絶大で、人々への影響力がとても大きいのだという事が分かります。
自分の自由な意思で決めたと思っていた事でも、実は広告による心理的効果によるものだと言う可能性があるという事です。
広告で選挙の結果を変えてしまうのではないかという意見もあります。
広告は私たちの自由意思にまで浸食してきているのです。
・無料サービスをむやみやたらに使わない
IT産業が発達してきて、無料サービスがたくさん登場してきました。
しかし無料サービスは実は、有料サービスへの入り口だったり、その後のより大きいビジネスへの布石だったりして、結局は多額のお金を支払う事になってしまう、という場合があります。
行動経済学では「"無料"には魔力がある」と言われており、人々が判断力を失うほどの力があります。
確かに中には便利なサービスもたくさんありますが、無料だとしてもその代償をしっかりと考え、慎重に選ぶ必要があります。
・お得情報に要注意
お得情報として例えばクーポンの利用などがあると思います。
クーポンをやたら出している商品は、基本的に利益率が高い商品です。
クーポン分の割引をしたとしても、十分に大きな利益が得られるからその割引を設定しています。
という事は、クーポンを使う事は結果的に損をする場合が多いという事になります。
これは、欲しいものは高い金額で買った方がよい、という意味ではありません。
クーポン関係無しで本当に欲しいものを決めて、結果的にクーポンを使うならば問題ありません。
大切なのは、「本当に欲しいものなのかどうか」を自分でしっかりと考える力を付ける事です。
・メイカーになろう
欲しいものがあれば、普通は「買おう」と思うと思います。
しかし、それがお金に支配された人の考え方なのです。
欲しいものがあれば、「買おう」の他に「自分で作れるか?」という発想を持ってみてください。
美味しい料理や、ちょっとした家具。これらは素人でも少し知識を付ければ作る事ができます。
また、自分で何かを作ったという経験は自分自身を成長させ、更に高度な物を作る事ができるようになります。
そういった思考が普通になれば、お金の支配から抜け出せたも同然です。
人間は、何も労力を感じ無いで手に入れた物に価値を感じる事ができないそうです。
逆に言うと、自分で努力して手に入れた物は、どんなに大金を積んでも得られない満足感を得られるのだと思います。
■まとめ
・世界の下位半分と同程度の資産を8人の大富豪が保有している。
・お金持ちは「お金を稼ぐこと」に最もお金を使っている。
・お金は人を動かす為に存在している。
・多くの人がお金を大切に思う気持ちを持つと、お金持ちがお金を稼ぐ事をより簡単になり、世界により大きな格差を生む。
・日本人は拝金主義であり、その傾向が強いと考えられる。
・お金の呪縛から逃れる方法として下記がある。
- 広告をできるだけ見ないようにする
- 無料サービスをむやみやたらに使わない
- お得情報に要注意
- メイカーになろう
以上です。
今後も週に一度くらいのぺースで誰かの役に立ちそうな記事を載せていきます。
また来てください。
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