見出し画像

人材サービス営業を楽しくする「ゆるふわ営業」のまとめ

数回にわたって、楽しい人材サービスのための営業スキルを「ゆるふわ営業」となずけてお話してきました。

営業フェーズごとの課題を中心に話ししてきて、一旦全体を撫で終えたので改めて全体像をまとめさせていただきます。


最強のワンパターンを作る

最強のワンパターンが2つありますw(矛盾!)

①何らかのアプローチ⇒無料相談⇒何らかの自社サービス提案⇒マネタイズ
②求職者や派遣スタッフの味方としてのポジションを取り、信頼も勝ち得る

①をメインに一貫して②の姿勢をとることでより厚い信頼を勝ち得るイメージです。

①に関しては↓の記事が新規営業の分野とは言いつつ、まとまっています。


②に関しては↓の記事何かが派遣スタッフ対応の考え方です。



ポイントはマネタイズのタイミングの意識

画像1

どのような営業のフェーズであっても、意識しないといけないのはマネタイズのタイミングが後ということです。

同じことのように感じるかもしれませんが、後でやってくるマネタイズのために、様々なサービスを提供するのではなく、無料でGiveし続けた結果として自社サービスでマネタイズされる、マネタイズできちゃうまでGiveし続けるということが大事です。(言葉遊びっぽいけど、ここは何卒!理解いただきたい!)

売るためにやっている様々な活動を断られる⇒ツラい
無料でGiveしている活動を断られる⇒ツラくない

という図式ですね。

これが「ゆるふわ営業」の真髄でありコアです。

ちなみに、求職者や派遣スタッフの味方となるのも力のあるクライアント企業を軸に仕事していくよりもツラくないからです。

労働者と企業の利益が相反したときに企業の味方をし続けるのは楽だけとツラいものです。



迷ったら世間のイメージの逆を行く

これまでの記事で、それなりに細かい場面わけをしたつもりですがそれでも、悩ましい場面や迷う場面があるかもしれません。

その場合は、想定できる世間からの人材サービスのイメージの逆を行ってください。

「ゆるふわ営業」は実は、僕の同僚の奥さんが「人材派遣やっているような会社に旦那が勤めているなんて言えない」と言っていたこととか、お見合いで人材サービスと言わず、ぼやかした(リーマンショック直後くらい)とかでショックを感じて編み出していったようなところがあります。

人材サービスの業界に縁があった人がギャップを感じすぎずに、入社した時の熱意のまま仕事できること、そして人材サービス業界で仕事していることに誇りを持てることを求めていったことで編み出してきた営業スタンスです。

「人材サービスなんて、虚業だ」「人材派遣はピンハネ業者でしょ」「派遣が格差を広げた」「求職者のことなんて考えてなくて、自分たちの利益しか考えてない」「派遣会社の言いなりで仕事していたら大変なことになるから利用しなきゃ」etc…

このイメージを覆したいし、このイメージ通りに悪ぶって仕事してどんどんツラくなっていく人たちを減らしたいと考えてきました。

この考えがベースなので、迷った時は世間のイメージ(と想像できるもの)の逆を行って、お客様目線で判断してください。



最後に

営業場面ごとにお話しすると複雑になった感じがしましたが、考え方はひたすらにワンパターンなので改めてまとめてみました。

もちろん、何をサービスの中心において差別化をしていくかは戦略やありたい姿によって違うと思うので、これが正解という意味ではないです。

だけど、もしも僕と同じように、人材サービス業界に入ったものの違和感を感じるとかやりたいことと違うって感じた人がいて、これからの取り組み方の参考になればうれしいなって思っています。

では、また明日!



転職エージェントや人材派遣会社へ就職してお悩みがある方、これから転職を考えている方、どちらでもない方、ご質問やご相談はこちら↓へお願いします。

※無料で全力でなんでも答えます。


サポートいただいた分は、人材派遣で働く人のサポート、人材サービスで働く方のサポートの活動に使います!必ず、世の中の役に立てますね。