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開花の扉を制覇するのに活躍したキャラクターを紹介する #ドラクエタクト

前書き

開花の扉 40巻をついにクリアしました。今回の記事では、30巻から40巻の高難易度コンテンツで大活躍したキャラクターを紹介します。開花の扉制覇を見据えた育成計画やとくぎ習得の参考になれば幸いです。

筆者の手持ち状況は以下のような感じです。セラフィダークドレアムだけ完凸させており、あとは基本的に無凸から1凸まで引いて有償系は全て引くという遊び方をしています。

強いキャラクターの基準

開花の扉で活躍できるキャラクターと、闘技場で活躍できるキャラクターは大きく異なります。例えばベスキング魔戦士ヴェーラといった闘技場最強格のキャラクターは開花の扉で活躍する機会はほとんどないのではないかと思います。開花の扉で重要になってくるのは耐久性能とデバフ性能です。ターン開始時にMPを回復できるキャラクターや、反撃や追撃によってMPを消費せずに火力を出せるキャラクターは耐久性能に優れていると言えるでしょう。ほとんどのバトルで10ターン以上戦い続ける必要があるので、MP消費の大きな特技で大ダメージを与えるだけのキャラクターは選出できないことが多いです。デバフ性能については状態異常はもちろん、攻撃のついでにしゅび力やこうげき力を下げられるキャラクターは強いです。開花の扉制覇を見据えて育成の計画を立てる際には、耐久性能とデバフ性能に着目してみてください。それでは具体的な強いキャラクターを紹介していきます。

セラフィ

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ほとんど全てのステージで使用します。お助けセラフィで2マス以内の味方がダメージを受けた時に回復してくれる特性がとにかく強いです。完凸でおよそ100回復します。とくぎに関してもしゅび力と呪文体制を1段階上げるまもりのチカラ、9マス範囲でこうげき力を1段階上げるたたかいのうた、十字範囲で中回復と継続回復バフを付与する天使のおまじないの全てが非常に強く、さらにはまぶしい笑顔の特性で行動開始時にMPも回復する異常な性能を誇ります。私はこのゲーム以外のソシャゲーには明るくありませんが、「こういうのを『人権』って言うんだろうな」って思ってます。絶対に育成して後悔しないキャラクターと言えるでしょう。とくぎ強化は天使のおまじないだけを+10まで上げたら他のとくぎは+5程度でも良いと思います。才能開花したクリフトゴールデンスライムもヒーラーとして優秀な性能をしており、場合によってはセラフィより適性がある場合も存在しますが、かと言って「セラフィで今のところ困ることはない」というのが現環境の現実だと思います。さらにはしゅび力を20%上げるリーダー特性も開花の扉では大きく活躍してくれました。

注意点として、すばやさが非常に高いので攻略動画を参考にしようとすると、多くの場合に行動順調整がうまくいかずに真似できず、独自の戦術を開拓する必要があります。はかいのつるぎを装備しても無凸や1凸のセラフィのすばやさを下回ることができず、まじんのよろいも装備できません。例えば、37巻のグレイトドラゴン(すばやさ453)より遅く動くことは絶対にできないため、一度ふぶきを受けて回復してからその他の敵の攻撃を受ける等といった一般的な戦術が採用できなかったりします。攻略情報を参考にする場合は無理に覚醒を進める必要はないかもしれません。開花の扉のコンテンツに限っては、かしこさや耐久力のアドバンテージよりは、すばやさ調整ができないデメリットの方が大きかったように感じました。

習得とくぎについてですが、うちのセラフィライデインを習得しています。お助けセラフィで回復が追い付くターンにダメージ貢献したり、メタルドラゴンミサイルの追撃の起点になったりすることはできますが、正直ほとんど使う機会はありません。最適解はヘナトス習得で間違いないと思います。36巻以降の攻略情報ではほとんどのセラフィヘナトスを習得していました。

シドー

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死の吐息で直線3マスの敵を眠り・猛毒にすることができます。その確率は等倍でそれぞれ5割ほどで、そこそこ許容範囲のリタマラを仕掛けることができます。アップデートにより再戦がしやすくなったので、リタマラのストレスも多少軽減されました。開花の扉の後半は敵のHPが1万近くあってまともに削り切るだけのMPがどう考えても足りないデザインであることが多いので、MPを消費せずに最大HPの25%程度のダメージを与えられる猛毒は最強の状態異常だと言えるでしょう。眠りについても、言うまでもなく被弾を減らすために非常に強力な状態異常です。眠りと猛毒の効果を有効に発揮するためには、まず眠りと猛毒を入れた後に、次のターンは何もせずに、その次のターンで深い眠りを入れることで4ターンが稼げるため起こすことなく毒殺できるので覚えておきましょう。2ターン目で深い眠りを入れた場合は4ターンで起きられてしまうため注意が必要です。また、体技である破壊神の叫びは眠り状態の敵を起こしてしまうので、削る場合は呪文のジゴスパークを使いましょう。とくぎレベルは死の吐息はリタマラ回数を減らすために+10まで上げたいところで、その他は+7ぐらいで充分な印象です。1凸から邪神降臨の特性で開始2ターンのいどう力が上がるので、攻略情報の再現性の面では1凸欲しいところかもしれませんが、個人的には無凸でも充分に40巻まで戦えると思います。

習得とくぎはヘナトスがおすすめです。シドーの仕事は、序盤に取り巻きを眠らせながら毒殺し、終盤で他キャラクターがボスのHPを削っている間に暇をすることが多いので、補助特技で貢献できるとくぎを習得させておくと良いでしょう。ヘナトスルカニスカラあたりが候補に上がってきますが、スカラはセラフィまもりのチカラで間に合っていることも多く、ルカニに関しても、メッタ斬り魔神の絶技獣王雷爪撃といったとくぎで間に合っていることも多いため、腐りにくいのはどうしてもヘナトスになってきます。

りゅうおう

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耐久力と火力のバランスが取れた呪文アタッカーです。ただし、才能開花が必須です。特に重要なのはターン開始時に5割程度の確率でMPが少量回復する特性のときどきMP回復です。4凸で40ほど回復します。呪文のコツの才能開花特性で消費MPが下がったメラゾーマが一発撃てる程度です。ときどきMP回復による耐久面も勿論強いのですが、単純に高いかしこさと呪文のコツ等に後押しされた火力や、ダークピラーの殴られない場所から殴れる攻撃範囲、メラゾーマ(+10で消費MP40)の燃費の良さといった部分もりゅうおうの魅力です。また、鬼門とも言える30巻と36巻においてはデイン耐性のりゅうおうはちょっとした壁役としても活躍することができます。

とくぎ習得はヘナトス一択です。「またかよ」という声が聞こえてきますが、特にりゅうおうの適性が高い30巻、31巻、35巻、36巻では敵の攻撃が物理主体なので開花の扉だけで言えばヘナトスを習得して絶対に後悔はしないと個人的には思います。ときどきMP回復でヘナトスをかけ続けながらMP枯渇した味方のたたかうだけで耐久戦をする場面もありました(30巻のレドクリム等)。

グレイトドラゴン

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闘技場等も含めて総合的に考えると、「才能開花して良かった」と一番自信を持って言えるのがグレイトドラゴンです。ただし、才能開花はフル開花が必須です。扇型範囲の超火力息攻撃であるふぶき、ヒャド属性息の威力を20%あげるヒャド属性息の極み、息の威力15%上げる竜の呼吸いどう力+1と全てのパネルが強いです。また、1凸でヒャド属性とくぎのコツでヒャド属性とくぎの消費MPを下げて威力を上げてくれ、さらにはリーダー特性でもドラゴン系息威力を+20%できるので、とにかくヒャド属性息に特化したブレスアタッカーと言えます。

単純にふぶきが強いのは勿論ですが、グレイトドラゴンの強さは才能開花によって底上げされたステータスと属性耐性にもあります。装備次第で1200を超えるHP、素で500を超えるすばやさ、まあまああるこうげき力としゅび力、そしてメラとギラの耐性です。34巻ではにじくじゃく業炎竜に加えてダースドラゴンボルケーノブレスしょうねつ斬りを、38巻ではれんごくちょうほのおトマホーガーボルケーノフレイムを激減で受けてくれるので壁役として使うことができます。ヒャド属性とくぎのコツの効果もあって消費MPの少ないブリザーラッシュも初期習得しており、すばやさも非常に高いので物理の回避性能も高いため、耐久面も抜群です。この34巻と38巻に関しては、グレイトドラゴンのために設置されたステージであると思えるほどに適性が高く、逆にグレイトドラゴン無しでの攻略難易度が高いです。

とくぎ習得はスカラがおすすめです。38巻ではスカラまもりのチカラによってしゅび力を3段階上げておくことでトマホーガー全身全霊斬りを耐えられるようになり、後ろのキャラ数次第では与ダメ合計量の関係でトマホーガー全身全霊斬りではなくボルケーノフレイムを選択するようになるので痛恨の一撃に怯える必要がなくなります。38巻のためだけとはいえ、ここまでクリアできると毎月回ることになるステージなので特化させるメリットは充分にあると思います。

大魔王ミルドラース

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射程3で周囲1マスの合計9マス範囲内全てのこうげき力・かしこさを高確率で大幅に下げる魔界の霧という圧倒的なデバフとくぎを持っています。広範囲かつ成功確率の高いヘナトスを消費MP40前後で使えてしまうのは高難易度コンテンツに特化された性能だと言えるでしょう。

1凸で火炎球のかまえという反撃の特性を習得します。ビアンカツリースロース等と同じく、自分が殴られた時に殴り返すという特性ですが、大した威力ではないので普段はほとんど役に立たない印象があると思います。しかし、実はこの反撃特性には隠された効果があります。なんと反撃による攻撃では相手の特性が発動しません。これが役に立つのが39巻です。セラフィに対してダメージを与えると大量の仲間を呼ばれてしまうのですが、反撃ダメージで仲間を呼ばれることはないため、ばくれつけんを受けて火炎球のかまえで反撃するのを繰り返しているだけで安全に攻略することができます。

メタルドラゴン

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才能開花のミサイルの追撃が非常に強力です。追撃というのはサンタリーズレット冷酷なる追撃プリンときどき雷光の追撃のような味方が攻撃した後に自分も追加で攻撃を行う特性のことですが、ミサイルは威力も700程度と高く着弾地点を中心に十字の攻撃範囲を持ちます。追撃特性の良いところは、MPを消費せずに火力を出せることです。つまり、殴る役のキャラクターはたたかうによる素殴りでも良いわけです。33巻は特にその戦術が有効で、上手に壁と回復の陣形を作ることができればMP消費無しで大ダメージを与え続けることができます。

とくぎ習得は、またまたヘナトスがおすすめです。ミサイルの追撃の攻撃範囲上、射程3の位置をキープすることが多いので、射程3の敵に対してデバフをかける効果が良いですが、ミサイル自体にしゅび力をときどき下げる効果が付随しているので、こうげき力を下げるヘナトスがどうしても最有力候補になってしまいますね。

ダークドレアム

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最後は筆者が一番愛用しているダークドレアムです。とりあえず採用していれば、何かしら活躍してくれるのが強みです。ただし、筆者はセラフィダークドレアムだけは完凸まで引いているので、物理会心率+5%の特性が発動している前提の評価になります。会心の一撃は敵のしゅび力を無視してダメージを与えられるので、運ゲーで強引にゴリ押すことができるステージも少なくありません。対して、会心を期待しない場合のダークドレアムは、正直開花の扉ではあまり使いどころがない印象があります。HPの高さと秘めたるチカラ自動HP回復による耐久性能には目を見張るものがありますが、属性耐性がメラ・ギラ弱点のイオ・デイン耐性という何とも言えない性能をしており、30巻から40巻ではあまり壁役として使える機会がありません。また、耐久力はあってもMPが少なくとくぎの燃費もあまり良くないので長く戦えるキャラクターではありません。

とくぎ習得のおすすめは消費MP3のCランク物理特技です。上述の燃費が悪い弱点を補いつつ、高い耐久力を生かして前線に何十ターンも居座ることができるため、前線に居座り続けるキャラクターに消費MP3のCランク物理特技を習得させるのは高難易度コンテンツ攻略において有効な戦略です。ちなみに筆者はアニバーサリーイベントで実装されたキャラクターなので記念にハッピーアニバーサリーを習得させていますが、ただの一度も役に立ったことはありません。

最近実装されたキャラクター

さて、ここまで記事を書いてみたものの、皆知っているような情報にしかならなかったので、執筆現在の2021年9月26日時点で最近実装されたキャラクターの中で開花の扉で活躍の余地があるキャラクターについて軽く紹介します。

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1キャラクター目はバラモスゾンビです。高難易度コンテンツのために生まれてきたような性能をしています。相手のすばやさを大幅に下げるボミエアタック、T形範囲の敵をときどき呪い・猛毒にするジェノサイドブレス、4回攻撃でこうげき力をまれに下げる邪悪な魔爪、全てのとくぎが高難易度コンテンツに適性があります。特に邪悪な魔爪はヘナトスの枠を1つ減らせる上、物理の敵となら安全にタイマンすることができるので開花の扉の後半でも活躍の機会は多いです。

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2キャラクター目は勇車スラリンガルです。支援砲撃は、メタルドラゴンのミサイルの追撃が「まれに(約25%)」なのに対して「ときどき(約50%)」なので頻度も高く、射程も3に対して2〜4なので使い勝手だけを比べると勇車スラリンガル軍配が上がります。しかし、ミサイルは十字範囲に攻撃できたり、しゅび力をときどき下げる効果があったりもするので、どちらが良いのは場面に寄ります。メタルドラゴンが完凸していて才能開花まで終わっているユーザーが無理して使う必要があるかと考えると微妙なラインかもしれません。

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3キャラクター目はキラーマジンガです。使い所はありません。HPとMPの両方が低いキャラクターは開花の扉で活躍の機会はほとんどないと言えるでしょう。しかし、完凸して反撃オプション追撃オプションを搭載すれば、自分が殴られても殴り自分が殴ってもさらに殴る低燃費高火力ロマンマシンとして大活躍できる可能性もありそうですが、筆者は1凸なので検証できないのが残念です。

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4キャラクター目はグラコスです。T形範囲を高確率で眠りにするナイトメアブレスはなかなかに強力ですが、シドーの死の吐息と比べると猛毒がない分どうしても見劣りしてしまいます。また、ヒャド体制をときどき下げるウォーターフォールにおいても、30巻から40巻でヒャド属性で積極的に殴れるステージはあまりないので、特に活躍の機会がありません。唯一38巻は左のキラータイガーシドー死の吐息で眠らせて、右のキラータイガーグラコスナイトメアブレスで眠らせるという戦術が選択肢に入りますが、筆者が試してみた限りではその後の仕事が少なく、ウォーターフォールの消費MPが100というのが重たすぎるように感じました。

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5キャラクター目は老王ミルドラースです。メラ属性とギラ属性が有効なステージが少ないので活躍の機会はほとんどありませんが、唯一31巻では大活躍することができました。31巻はステージの特性上メラ属性で固めて挑むことになると思いますが、メラ体制をまれに下げる焼き尽くす炎はよく刺さりました。また、魔界王の瞑想でHPを全回復したり、暗黒のチカラで3ターン目の行動開始時にMPを回復したり、耐久面の特性にも優れており、地味にマジックフライメダパニが無効なのも嬉しいです。31巻に挑む方であれば老王ミルドラースは4凸ぐらいまではいけると思うので育ててみても良いかもしれません。

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最後は才能開花したバラモスです。ネクロゴンドの瘴気で耐性等倍の敵に対して7割近くの確率で混乱させ、さらに混沌の魔王の特性効果で圧縮イオナズンで追撃までできて、弱いわけがありません。速攻でフル開花しました。しかし弱いです。そもそも混乱が通る敵が少なく、イオ弱点の敵が少なく、混乱した敵は移動先は不明確になるので攻略の再現性がなくなるので、開花の扉では一度も使う機会に恵まれませんでした。30巻から40巻の中でイオ弱点の敵は34巻と31巻のバトルレックスだけですが、34巻は呪文範囲に入った瞬間に状態異常無効のにじくじゃくメラゾーマで焼かれますし、31巻のバトルレックスも混乱無効なので呪文範囲に入った瞬間にしゃくねつで焼かれます。ハラワタを喰らいつくされるのはお前だ。

後書き

以上が開花の扉30巻から40巻のキャラクター使用感です。開花の扉制覇を見据えた育成計画やとくぎ習得の参考になれば幸いです。何かあれば @ryo_ryukalice まで。




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