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1. オープニング編 | ゼノブレイド2を隅々まで楽しもう

この連載では、ゼノブレイド2 を New Game でプレイします。ゼノブレイド2の世界観を隅々まで皆様と楽しむために、通常プレイの中では見逃してしまうような要素を丁寧に紹介しながらプレイログを残していきます。魅力的な NPC の物語や、クエストに秘められた世界観の彩り、書き込まれたグラフィック等を大切に感じながらプレイします。既プレイの方がもう一度ゼノブレイド2に戻りたくなるような、未プレイの方が自分でゼノブレイド2の世界を感じたくなるような連載を目指していきます。

オープニング

早速始めていきましょう。暗雲立ち込めるこのスタート画面は、セーブデータが存在しない状態でゲームを起動した時だけに見られる初回限定の画面です。

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オープニングは、この暗雲が晴れて青空が広がる演出から始まります。さあ、楽しんでいきましょう!

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サルベージ

物語は、1人の少年が海底から鉄製のコンテナをサルベージするシーンから始まります。酸素ボンベの付いたマスク、海底を歩けるスパイク付きシューズ、貼り付けたら風船状に膨らみ鉄のコンテナすら持ち上げる浮力を持つツール、水中でもボタン式で昇降操作が可能なクレーン等、様々な道具が目を惹きます。

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最初の登場人物は、主人公の少年レックスと、レックスを背中に乗せて雲海を泳ぐ巨大生物じっちゃんです。

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レックスの職業はサルベージャーです。雲海に沈んだ物資を引き揚げて換金することで生計を立てているようです。先ほどサルベージした鉄のコンテナの開封を試みますが、中にはカムリ・シュリブというエネミーが入っていました。この鉄のコンテナはカムリ・シュリブの家だったのです。初代ゼノブレイドでシュルクが機神兵の残骸だと思ってコロニー・クライブに手を出すシーンを思い出させます。

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この大きなハサミでマッハパンチなる技を繰り出してきますが、レックスはアンカーショットという錨の付いたワイヤーを敵に飛ばして引っ掛けた後に剣で一撃食らわせるアーツで応戦します。このワイヤーはオープニングのサルベージで鉄のコンテナに対して使った道具でしょう。鉄のコンテナすら貫いて引っ掛ける大変凶悪な道具です。

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舞台設定

戦闘のチュートリアルが終わると、レックスから舞台設定についての説明があります。

見渡す限りの白- 天空にそびえ立つ『世界樹』を中心に広がる雲の海。それがオレ達の暮らす世界『アルスト』だ。この世界ができる遥かな昔、人は世界樹の上に住む創生の『神』と共に暮らしていたという。天空に築かれた豊穣の大地。昼を夜に 雨を晴れにすることもできる理想郷。人はそこを『楽園』と呼んでいた。だけどある日 人は楽園を追われた。理由はわからない。神の怒りに触れたからなのか、それとも別の何かなのか-。楽園を追われた人はアルストに移り住んだけれど、長く生きることはできなかった。人が滅亡に瀕した時、憐れに思った神は自らの僕-『巨神獣(アルス)』をアルストに遣わし 人を救った。僅かに生き残った人は巨神獣(アルス)へと移り住み幾万もの昼と夜を共に過ごした。その巨神獣(アルス)が- 今死に絶えようとしている-

現実世界における「地球」が「アルスト」であり、「島」や「大陸」が「巨神獣(アルス)」と考えて良いでしょう。人は神が遣わした巨神獣という巨大な生物の上で生活していますが、その巨神獣が次々に雲海に沈んでいっています。現実世界において大陸が次々に海に沈んでいっている異常な事態です。そう考えているうちに、ちょうど近くで一匹の巨神獣(アルス)が死に絶える様子を観測します。巨神獣(アルス)が死ぬ瞬間を観測できることは最近増えているようです。レックスは、イヤサキ村という故郷がある巨神獣や、今乗っている小型の巨神獣であるじっちゃんもいずれ沈んでしまうこと、アルストから人が住める場所がどんどんなくなっていることに不安を覚えています。天空にそびえ立つ世界樹の上に広がっていると言い伝えられている豊穣の大地「楽園」に行くことができれば、故郷の村の皆も救えるし、巨神獣を巡って争わずに済みます。そんな楽園の存在にレックスは思いを馳せます。

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何はともあれ、サルベージした品を換金するために、じっちゃんにアヴァリティア商会まで一泳ぎしてもらいます。アヴァリティア商会は巨大な船の上にあります。アルストの船は基本的に巨神獣船と呼ばれ、船そのものを操縦するのではなく、空中に浮く巨神獣を船に取り付けて移動させています。アヴァリティア商会は、巨神獣「ゴルトムント」を操縦することで移動しているようです。

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次回からは、このアヴァリティア商会を探検します。魅力溢れる NPC や衣服、各種ショップの細かく書き込まれたグラフィック等について紹介したいと思っています。

次回


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