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MTGのレギュレーションについて

そういえば、説明したことなかったので説明する。いや、今更書かなくてもググれば出てくるけど。

スタンダード

直近3年のスタンダード向けにリリースされたセットで60枚以上のデッキを構築して対戦するルール。令和6年8月12日現在、使用可能なセットは団結のドミナリアからブルームバロウまで。ローテーションあり。8月や9月に毎年ローテーションがあるので注意。スタンダードでローテーションからはずれること(使用出来なくなること)をスタン落ちと言う。
現在禁止カードはなし。
紙でもMTGアリーナでも遊ぶことが可能。
残念ながら海外では世界大会目指すガチな人向けのルール扱いらしい。

パイオニア/エクスプローラー

ラヴニカへの回帰以降のスタンダード向けにリリースされたセットで60枚以上のデッキを構築して対戦するルール。
紙ではパイオニア、mtgアリーナではエクスプローラーというが、mtgアリーナでエクスプローラーと呼ばれるのはパイオニア向けの全セットがmtgアリーナに実装されてない為。将来的にはパイオニアに合流する予定。
エクスプローラーはパイオニアで使用可能なカードは全て使用可能。
現状、ローテーションはないのと、シングルで販売されているカードでは手頃な価格のものが多い為、紙なら筆者はここから始めるのを推奨する。
禁止カードが何枚か存在する為、構築前に確認しておくとよいだろう。
仔細はこちらを見るとよいだろう。
https://mtg-jp.com/gameplay/format/pioneer.html

モダン

8版以降のスタンダード向けにリリースされたセットおよびモダン向けにリリースされたセットで60枚以上のデッキを構築して対戦するルール。
紙のみ、mtgアリーナでは未実装。かつてはヒストリックがそれに近い立ち位置だったが、アルケミー実装とともにそうではなくなった。
ローテーションなし。
禁止カードが何枚か存在するので注意。
仔細はこちらを確認するといいだろう。
https://mtg-jp.com/gameplay/format/modern.html

レガシー

ジョーク系セット以外のセットで使用可能なカード群で60枚以上のデッキを構築して対戦するルール。リリースされたほとんどの紙のセットが使用可能。アルファから使用可能な為、自ずとデッキの価格も高くなる。
ローテーションなし。基本、紙のみ。
禁止カードあり。
仔細はこちら
https://mtg-jp.com/gameplay/format/modern.html

アルケミー

mtg アリーナ専用フォーマット。直近2年のスタンダードとアルケミー用のセットが使用可能で60枚以上のデッキを構築して対戦するルール。アルケミーにあって紙にないカード多数。アルケミー専用セットのカードはアリーナだからこそ出来る機構が搭載される。
ローテーションあり。禁止カードはなるべく出さずに、ナーフとバフで環境の偏りに対応。
残念なことに今のところ不人気フォーマット。

ヒストリック

mtg アリーナ専用フォーマット。アルケミーのセットを含む mtg アリーナに実装されたカードのほとんどが使用可能で60枚以上のデッキを構築して対戦するルール。
一部禁止カードあり。アルケミーのナーフとバフの影響を受ける。カードパワーが高い為、好んで遊ぶ人が多かった。

タイムレス

mtgアリーナ専用フォーマット。 mtg アリーナに実装された全てのカードが使用可能で60枚以上のデッキを構築して対戦するルール。一部制限カードあり。アルケミーのナーフとバフの影響はアルケミー専用セットのカードのみ影響をうける。カードパワーが高いデッキが多い為、現在はヒストリックよりこちらのフォーマットが好んで遊ばれているらしい。

シングルトン(ハイランダー)

通常のmtgは基本土地以外は1つのデッキに同じカードの採用可能枚数は4枚までだが、シングルトンは1枚まで、たまに mtg アリーナのミッドウィークマジックでこのフォーマットが採用される。かつてはハイランダーと呼ばれていた。最近は統率者もある為、紙で組む人は稀。

統率者(EDH)

統率者は伝説のクリーチャーを一枚選択し、そのカードを含めて100枚のデッキを構築して対戦するフォーマット。
構築に使用可能な色は統率者の色と無色のみ。
参加最大人数は4人まで。アリーナの場合は2人。
当初ライフは25点。
使用可能なカードプールはレガシーと同じ。同名のカード使用上限数はシングルトンと同じく1枚まで。(つまり、同じ名前のカードは基本土地以外入らない)
統率者は統率者域からキャスト可能だが、死亡したり打ち消されたりするたびにコストが②増える。
カジュアルフォーマットで、日本は競技志向が高い為、そこまで多くはないが、海外だとこのフォーマットで遊ぶプレイヤーが8割をしめるらしい。
ローテーションがない為、一度組めば一生遊べるのが魅力。
EDHはElder Dragon  Highlanderの略らしい。
なお、変形ルールや派生ルール、推奨禁止カード、デッキレベル等があるらしい。
ちょっと齧りたい場合は構築済みが売っているので買うといいだろう。 mtg アリーナでも基本構築があったような気がする。

ブロール

mtg アリーナのフォーマット。統率者と基本は同じだが、伝説のクリーチャーだけでなく、プレインズウォーカーも統率者として使用可能。スタンダードブロール、ヒストリックブロールとあり、スタンダードブロールは統率者入れて60枚構築。ヒストリックブロールは統率者と同じく100枚構築。スタンダードブロールのカードプールはスタンダードと同じ。ヒストリックブロールのカードプールはヒストリックと同じ。
あとは大体統率者と同じ。

パウパー

使用可能レアリティはコモンのみのカードで構築し対戦するフォーマット、過去にアンコモン以上のレアリティであってもコモンのカードが存在するなら使用してよい。
使用可能セットはレガシーと同じ。
紙もアリーナもフォーマット自体は存在。
禁止カードが存在する。
ローテーションはない。
構築自体は安く済むことが多い為、割と人気フォーマット。
たまに mtg アリーナでもミッドウィークマジック等で取り上げられる。

職工

紙でも構築可能なフォーマットだが、主にアリーナでミッドウィークマジックでたまに取り上げられるフォーマット。アンコモン以下のレアリティのカードで構築して対戦するフォーマット。パウパーと同様、過去にレア以上のレアリティであってもコモンやアンコモンのカードが一般的なセットで封入販売された場合、使用可能。使用可能セットはレガシーと同じだが、スタンダードと同じとされる場合もある。
ローテーションなし。禁止カードは随時指定される。

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