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#1 社会は比較が前提だ

「人と比べなくてもいい」とか「上下なんてないんだよ」っていう甘いツイートに騙されるな。人間の2つの価値を整理して考える必要があるよ。


こんばんはー!アイスは太らないのでいくら食べてもいいと思ってる〇〇〇〇のリョウです。(お腹出てきたな。。。)
〇〇は通り名です。募集しています。

ふと思いついてnoteを書いてみる気になりました。なぜかに言うと色々紆余曲折考えたのですが、要約すると「自分の商品を作りたいなー」と思ったのが起点です。そこからなんでnoteやねんって思われる方がいるかも知れませんが、そこはボクの持ち味である「思い立ったらやってみよう」です。(何かを思い立ったんです)

細かいところは別の機会で説明するとして、今日は先日投稿したツイートについて詳しく説明していこうかと思います。

「優しい側のTwitter界」でよく投稿されがちな『人と比べなくてもいいよ』とか『上下なんて無いんだから』っていう優しい言葉に対する皮肉を込めたツイートです。「世の中そんな甘くないよ」とつぶやいています。

存在価値と機能価値は分けて考える

人間の価値を大きく2つに分類するとこの2つになります。

存在価値とはそこに存在するだけで誰かのためになっているという考えです。身近にいる大切な人を想像してみてください。家族、友人、仕事仲間、誰でもいいです。

例えば大切なAさんが事故に遭い、意識不明になってしまったとします。意識不明であれば、Aさんはあなたと会話することも、共に仕事をすることも、寝ることもできません。ならAさんは死んだほうが良かったのか?治療費や延命費がかかるだけで、何もしてくれないAさんは無駄に生きているのか?

そんなことは無いと思います。生きてそこにいてくれるだけで感謝でいっぱいになると思います。

うちのばあちゃんは、ボケて寝たきりで老人ホームにずっといてコロナで面会もできませんが、ボクはばあちゃんが生きていてくれるだけで嬉しいです。(ばあちゃんが好きです。)

そう、これがばあちゃんの存在価値です。存在価値には優劣なんてものはなく、全ての人が一様に持っているものでこれは「比べなくていい」し「上下なんてない」んです。(じいちゃんも好きです。)

一方で機能価値。ボクがツイートしているのはまさにこの機能価値についてです。機能価値は「仕事の能力やスキル」として考えたらいいです。コミュニケーション能力、プレゼン能力、エンジニアリング能力、マーケティング能力、それらのスキルは全て機能価値です。(いろんな能力があるよね)

会社に入ったらガッチガチにこの機能価値勝負です。5人のエンジニアが必要な組織があったとしたら、6人目は必要無いです。6人目のエンジニアのポジションがないのに、エンジニアリング力が6番目だったら誰からも見てもてもらえません。比べられた結果、排除されるんです。ビジネスの世界はシビアです怖いです。。(伸び代は別に考慮されます)

劣等感を使いこなす

機能価値は「人と比べられるんだよ」「上下ってもんがあるんだよ」という考え方であることにもう異論はないと思います。なにかに対して人より劣っている場合、おそらく嫉妬が発生するでしょう。まったく評価されない6番目の人は5番目の人に嫉妬して、「なんであいつが、、、」って思うようになります。

これが劣等感です。劣等感と聞くとネガティブワードな印象がありますが、全くそんなコトなくって、人間の成長においてとても重要な感情です。兄貴に劣等感を抱いて兄貴より高速に成長する弟は多いし、2位の人は1位の人に劣等感を抱いてより一層の努力をします。(ネガティブな劣等感は劣等コンプレックスと言われてるね。)

感情とは人間の動力源です。怒りも喜びも悲しみも、なにかを実行する上でとてつもない力を発揮します。一方でコントロールが難しいので多くの人は感情を抑えて冷静に行動することを正とします。(もったいないよね)

つまり、劣等感という感情をうまく扱った人がどんどん成長していくことになります。「あいつに負けてられるかよ」っていう感情でエンジニアリング力を上げるモチベーションにつなげることです。例えばそこで、「あいつなんかにオレは負けてない。別に人と比べるもんじゃないし」、なんて考える人は成長が止まっています。「人と比べなくてもいい」っていうのを勘違いして理解した人の最後は悲しくも成長できない人間になってしまします。(厳しい世界だよ全く。。)

逃げるは恥だが役に立つ

ここでいったん、開発部に6年(ボクは何年目だっけ…?)いてボクがどういう感情でどのようなスキルを伸ばしたのか言語化しておきます。

同僚にはエンジニアリング力が長けているプレイヤーがたくさんいました。その中に新人としてほぼノースキルのボクが入って、まず任される仕事は誰でも出来る作業系の仕事です。このまま作業系の仕事をやったとしてもエンジニアリング力は伸びない→任せられる仕事はエンジニアリング力を必要としない仕事だけ→いつまでも伸びない→…という負のサイクルに陥ってしまいます。(大企業っておおよそこんなもんだよね)

ボクの組織にはエンジニアリング力を育てる環境はなかったのです。自己啓発として帰ってから勉強しないと伸びません。不幸なことに、ボクはエンジニアリング力にあまり興味がなかったので、勉強することも苦しかった。(ボクの頭は文系なんだと思う。)

そんなボクが選択した成長シナリオは「エンジニアリング力を伸ばすことを諦める」です。開発にいてエンジニアリング力を伸ばすこと、とはつまり過当競争です。組織の技術力の底上げにはなりますが、言ったらベンチ要員です。欠員が出たら繰り上げにはなりますが、欠員なんて当分出ません。(60歳の定年もなくなったしね。)

そうなると、どうやら開発部にいてエンジニアリング力を伸ばすことは分が悪そう。ベンチ要員、作業手としか必要とされない会社員人生となってしまいそう。なのでボクはプロジェクト管理とか商品企画力の仕事を積極的に選択していきました。その結果、開発部では希少なポジションを得て更には営業まで経験してマーケティング能力まで手に入れて今に至っています。

つまり逃げ道を見誤るな

社会は比較を前提にして出来上がってます。「人と比べなくてもいいよ」って言うのは保育園の「全員桃太郎」や「手をつないでGOAL」でおしまいです。(あれってホント馬鹿げてるよね)

機能価値の比較によって生じる劣等感の逃げ道は2つです。劣等感を上手くコントロールし、さらなる能力の向上に努めるのか、いっそ逃げてしまいその環境においてニッチな能力向上に努めるか。どっちの逃げ道でもいいと思うので、環境に流されず自分の好きな方を、自分で選択したらいいと思います。くすぶって何もしないとか、他人の足を引っ張るといった、自分の人生をドブに捨てるような道には逃げないことが大切です。

実は3つ目の逃げ道もあるのですが、話が逸れるのでまたの機会にしようと思います。


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