【6話】20年の虐待経験を漫画化「生きてることが恥ずかしい」
こんばんは、リョウです。
20年、僕が父から受けた虐待を描いた漫画
「生きてることが恥ずかしい」
今回は6話目になります。
前回5話目はこちら↓
前回は最近の母との出来事について描きました。非常に複雑な感情の中、描いたので内容をまとめるのに苦労しました💦
というかちゃんとまとまってないかも( ̄▽ ̄;)
今回はまた時系列に戻り、急性腸炎になった小学1年生の頃の話からスタートです。ちょっと前回ので体力使ってしまったので少し短めの8ページです😅
そして今回は親父に何年にも渡って聞かされた名言(苦笑)についての話です。
どうぞ
↓
追記:これより先は4~8話で一つの記事にまとめて移動しました⬇️
1~3話はこちら⬇️
はい。
父はこの話を僕が20歳くらいの頃までしてたような気がします。
よほど誇らしいのか、いつもすごく自慢気にニコニコしながら話すんですよね。
僕は他の家庭の親子関係とか詳しく知らないから、他所がどんな感じか知りませんけどこういうこと言う人って意外と多いんですかね? なんか大したことない話だったら、わざわざ漫画にするまでもないのかな~と考えながら描いていました。
とはいえまともな親父なら虐待しないでしょうし、どこか欠落した部分があるからこそできる発言な気もします…。
はい、そしてTwitterで予告してたことと少し違ってしまったのですが次回からはその予告通りの話になります。
最後のページを見てもおわかりだと思いますが、今度は僕が周りの子に手を出すようになってしまいます。
あまり自分でも言いたくないことなのですが、どう言い逃れようとやはり"いじめ"といわざるを得ないと思います。
この話は描かないという選択もできましたが、僕の中では自伝を描くなら絶対に描こうと最初から決めていました。
被害者側だけでいる方がもちろん楽なんですが、都合の悪いことだけを無視したり「忘れた」なんて言ってたら親父や母と同じになってしまいますから。
ちなみに母については前回描いたとおりですが、親父の"忘れっぷり"はそれはもう比較にならないくらいすごいです。
自分がしたこと、発言、弱みになる部分は必ず綺麗さっぱり忘れます。自分で言い出した約束ももちろん忘れて自然解消、しかし人に強制させた約束は忘れず責め続けますね。
母もこれで何度も泣いて怒ってましたね。そして急にその怒りがなぜか僕に向いて発狂したりするので僕も本当に困ってましたよ(笑)
こう考えるとやはりうちの家庭はとにかく病理だらけの家庭だったと思います。
ただ悲しいことに、家庭の病理は一番立場の弱い子供が背負うことになりますが、その病理を大人になっても引きずってしまうパターンがすごく多いんですよね。
傷ついた心はそのままなのに体だけは大人になって、そして大人の社会に入っていかなきゃならなくなる。
そうして満たされない子供の心があるまま、また社会で傷を負ってしまう。そして周りからはダメ人間扱いされて自分で自分を責めてしまう。
すごく悪循環ですよね。
今は虐待と言わずとも様々なパターンで心が成熟しないまま大人になってる人は多いと思います。
「最近の若いやつはすぐ仕事やめちまうな~」と嘆かれることが多いのもその証拠の一つかもしれません。
僕も家庭で責められ、学校に行けず、社会に出るも長続きせず、周りからずーっとダメ人間扱いされてきました。というか現在進行形ですね。
だからこそ、こうして漫画を描くことによってダサイ生きざまを見せたいという思いはありますね。
「32歳になってもこんなに過去の傷を引きずってる人がいるんだ…なら自分が引きずってしまうのも当然のことかもしれない」
若い人にはそんなふうに一度自分の苦しさを認めてあげてほしいですね。
もちろんこれは年齢を重ねていても全然関係ないことですから、そうした傷ついた心を背負ってる人達はこの漫画をキッカケにご自身の過去を振り返って、認めてあげてほしいなと思います。
あっちの方が辛い、こっちの人の方が辛い、なんて辛さ比べしなくていいんですよ。
同じ物食べても美味しさを感じる度合いが違うように、辛さを感じる度合いだって人それぞれなんですよ。
だから僕の経験を見て「リョウさんに比べたら私は全然マシなんだから辛いなんて言うわけにいかない…」なんて思わないでくださいね。
それぞれの気持ちを大切にしましょう。
はい、とはいえ次回は"僕のいじめっ子"編ですから、ちょっと上がったかもしれない好感度を爆下げするかもしれません😅
ですが正直に描きますので次回も宜しければどうぞよろしくお願いいたします。
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おまけ 最近描いた絵↓
ゆるキャンのリンちゃん
カトリーエイルレイトン。背景の写真はイタリア人の親友が送ってくれた旅行の写真を使わせてもらいました😊
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