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【5話】20年の虐待経験を漫画化「生きてることが恥ずかしい」

こんばんは、リョウです。


20年、僕が父から受けた虐待を描いた漫画

「生きてることが恥ずかしい」

今回は5話目になります。


まず最初に…この漫画は時系列順に描いていこうと思ったのですが早くも断念することにしました(汗) 

後から色々思い出すこともあったり、その時感じたことはその時に描いた方が伝わると思いました。


そして今回の話ですが、これも最初は全て時系列順に描いた後に描こうと思っていたことなのですが、最近あった母との出来事を含めた話を描いています。

詳しい話は記事後半に描くとしてまずは漫画の方を載せたいと思います。

今回は12ページあります。

どうぞ





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追記:これより先は4~8話で一つの記事にまとめて移動しました⬇️

 1~3話はこちら⬇️













はい、すいません。

実際この話はかなりややこしくて、しっかり説明すると


母は自分が見てないところで虐待があったことはちゃんとわかってる、

だけど自分がその現場にいたことは忘れている、(今回の話に描いた黙ってご飯を食べていたこと)

しかし全ての現場を忘れているかの確認は僕はしていません(母も泣きそうになるし僕も心苦しいので)


という感じです。

今までも直接的に父の虐待の話はせずとも遠回しに違う話をしたことはありました。

しかしいつも曖昧な反応だったり、「覚えてない」という感じだったので「罪悪感あるからやっぱりこの話は嫌なのかな」と思っていました。

しかしまさか現場で見ていた虐待のことも覚えていないとは思いませんでした。

そうなるとただ単に過去のことを直視できずにいるのでは?と思って1話目ではそのように描きました。


しかし今はこうして漫画を描いていて自分の描き方とか伝え方を反省しています。

過去のことについて怒りや攻撃的な目線が入ると主観的な解釈に偏ってしまいます。そうなると100%正確とは言えない間違った伝え方をしてしまう可能性もあると気付きました。

ですからこれからは当時感じていたことを描くのはいいにしても、攻撃的な感情だけはできるだけ排除してちゃんと自分の経験をもっとそのまま伝えることに集中したいと思います。

すいません、描き始めの時は辛い嫌な記憶を思い出していたので怒りの感情が混じった個人的な観点(解釈)からの伝え方が多くなっていたことをどうかお許し願いたいです。


そしてこの漫画は過去のことを一つ一つ思い出しながら描いているので、忘れていたことや当時考えていたことがこうして徐々に出てくるんですよね。

だから今回の漫画でも父の虐待が始まったキッカケを「あ、そういえばあの時からだ…」と思い出したのでどうしても時系列が乱れたり、その時に考えていた僕の想いをあとあと思い出したりします。

本当に出来るだけ100%正確に記憶を思い出してそれを伝えようとしていますが「あ、そういえばこんなこともあった…」となって最初の回と少し矛盾が出てしまうこともあるかもしれません。

もちろん意図的に嘘をつくつもりなんて全く無いんですけど、もしそうした矛盾があったらごめんなさい。その時は素直に謝って正確なことを伝えます。


あとこれも話がややこしくなるのですが、嘘をついてるみたいになると心苦しいので今話します。

母は中学の時に一度だけ父の暴力から僕を守ってくれたことがありました。

しかし漫画で描くと時系列的には小学生の頃の話なので「母に守ってもらえてない時の自分」の話なんですよね。

でも今の僕の回想目線になると母に中学の時に守ってもらえたことをわかってるわけですが、それを挟むと小学生の頃の経験(その当時の気持ち)が正確に伝えれなくなってしまう。

しかも単純に漫画としても非常に読み辛くなってしまうんですよね。

例えば「母はどうして僕を守ってくれないんだろう」と小学生当時の自分の気持ちを描くとしますよね、

でもそこに中学の時の話を挟むと「正確には中学の時に一度守ってもらえましたがその当時はどうして守ってくれないんだろうと思っていました」というふうに、どうしてもナレーション中心かつややこしい表現になってしまうんです。


ですからそういった部分でも最初の回と後々の回で言ってることが違う、ということが今後起きてしまうのですがそれは嘘を言ってる訳ではなくて漫画としてそうした表現をしているということをここでお伝えしておきますね。


大変、細かい話ばかりで恐縮なんですが、自分の実際の経験について描いているのでそれを嘘と思われてしまったら嫌だなという思いがあり、こうして説明させていただきました。


はい、そしてこのような自分の経験をどのように考えて乗り越えていったかという話もユーチューブでしています。

先日Twitterを開くと「地獄の1週間」という言葉がトレンド入りしてました。
4連休明けで始まる1週間…確かにすごく辛いですよね。
でも周りはもっと辛い人もいるし…むしろこれくらいで愚痴るなんて自分が弱いだけなんじゃないか?

辛さの感じ方は人それぞれなのに、そんなふうに自分が弱いと思って自分を責めてしまう人がいますよね。

僕もこうして親父に虐待を受け続けてきましたが、それくらいでへばってる自分が悪いのかなと本気で思ってる時がありました。

だってもっと大変な人もいるんだから…と。


でもそんな辛さ比べはやめにしましょう。

自分が感じた辛さ…感情を素直に認める。感じ方は人それぞれなんだから、他人と比較して自分の心を否定することなんてないです。


僕はこうしたことを言ってあげれる人が今の世の中にはもっと必要だと思っています。

今の時代は特に若い人に厳し過ぎますよ。

先行きが見えない不安も大きいのに、「それくらいで愚痴るな!」って。やっぱり少し世代が上の人とは状況も環境も違いますよ。

今回の動画ではそんなふうに自分の辛さ、心を認めることの大切さ、

そして具体的に認めていく方法についてもお話しています。

少し長いですが10分の動画、こちらになります↓


気に入っていただけたらチャンネル登録の方も宜しくお願いします。


またTwitterで漫画更新のお知らせ等もしていますので、無言フォロー大歓迎ですのでどうぞ宜しくお願いします❗


はい、それと余談なのですが辛い記憶を思い出してるせいか、体の弱い部分(古傷があるアバラ骨らへん)が5日くらい前からズキズキ痛くてその周辺に蕁麻疹みたいなのか出てます(笑)

基本的には元気なんですけど、体は正直ですね( ̄▽ ̄;)

とはいえ3日前には数ヶ月ぶりに会った友達とバリバリ元気に遊んだのでご心配なく!(写真↓)

ただ蕁麻疹が出るくらい本気で描いてることだけは伝われば嬉しいなと思いました(笑)


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