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2022年に読んでよかった6冊の本

今年は月に2冊のペースで様々なジャンルの本を読むことができました。
朝に本を読む習慣ができたのでよかったです。

さて、こちらの記事では2022年に読んだ本の中から特によかったものについて紹介させていただこうと思います!

①達人プログラマー

設計、開発手法、コーディング、チーム開発など、それぞれ効率的に生産性を上げる100個のTipsが紹介されています。

具体的な例を交えた説明がわかりやすく、各章ごとの演習問題によって、理解を確認しながら読み進めることができるのが良いなと思いました。

ITエンジニア本大賞2022の技術書部門大賞を受賞しているのも納得がいく名著でした。

②ネットワークはなぜつながるのか 第2版

基本的なネットワークの仕組みを学ぶことができます。

Webブラウザが作ったメッセージを電気信号へ変換して、LANやルーター、光ファイバを用いたアクセス回線などを通じて、Webサーバーに到達して、レスポンスを返す、これら一連の流れについて説明されています。

普段利用しているネットワークがどのようにつながっているのか全体像を知ることができて良かったです。

③Clean Architecture

アーキテクチャを「設計」、ビジネスドメインに関係のないことを「詳細」と割り切って、アーキテクチャのルールについて書かれたもの。

プログラマが書くコードというのは、「順序」「選択」「反復」の組み合わせに過ぎず、これは50年代から変わっていません。書いているコードが変わらないのだから、ソフトウェアアーキテクチャのルールは同じ。

そんな時代を超越する不変のルールについて学ぶことができます。

抽象的で難しいと感じる箇所もチラホラありましたが、知らないと意識すらできないようなことが多く、日常の開発業務の視座が上がったように感じます。

④理科系の作文技術

理科系に向けた内容となっていますが、ビジネス文書の基本が凝縮された作文技術のバイブルのようなものだと思いました。

文章を書く上での原則から、意見と事実の区別を明確にすることや、論理的な順序にしたがって組み立てることなど、文章を書く上で気をつけるべきルールが数多く紹介されています。

読む前に比べて、文章を書くことへの抵抗が減りました。
何事も原理・原則を学ぶことは大事ですね。

⑤お金の向こうに人がいる

安価な福袋に高級ジャケットが入っていたとして、それを自分が気に入らなかったら、そのジャケット価値はあるのだろうか。価格と効用という2種類の価値から、新しい視点でお金の本質を学びました。

他にも、紙幣はなぜ価値を持つのか、日本は貿易黒字でも生活が豊かにならないのはなぜだろうか、といった身近な疑問を元に経済について、噛み砕いた説明がされています。

調べないと分からないような難しい単語や補足もほとんどなく、誰が読んでも内容が理解しやすいような構成になっていました。

⑥超・箇条書き

箇条書きは、その人の思考や伝える力のレベルがわかってしまうので、何気なく文章をまとめてしまうと、知らずのうちに評価を下げてしまうことにもなりかねません。

この本で解説されている「構造化」「物語化」「メッセージ化」の3つのテクニックを活用することで、伝わりやすく、人を動かす武器へと変えることができます。

ただ文章を羅列するためだけに使っていることが多かったのですが、新しい視点で箇条書きと向き合えるようになれました。



今年読んだ中から特によかった6冊について紹介させていただきました。

興味が湧いたものがあれば、ぜひ読んでみてください!

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