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カージナルスアレナドは誕生するのか

あけましておめでとうございます(もう2月) 完全に投稿頻度が年1回ペースになりつつありますRyoです。それでもnoteを読んでくださりありがとうございます。 今回のテーマは『セントルイス・カージナルスのノーラン・アレナドは実現するのか』です。昨オフからアレナドのトレード話が出ていますがこのトレード相手にカージナルスが候補にあり、しかも可能性が高い球団です。 このnoteのタイトルの写真はアレナドのカージナルスユニのコラ(@stlcardinalscenterさんのInst

    • 【MLB開幕】2020 St.Louis Cardinals

      本日からMLBが開幕となりました。あけましておめでとうございます。 セントルイス・カージナルスのシーズン開幕は明日ということで、今回は今年のカージナルスの戦力を紹介していきます。シカゴ・カブスのダルビッシュ有、シンシナティ・レッズの秋山翔吾のおかげ(?)で日本のメディア露出が増えるであろうカージナルス。自分自身、専門家でも記者でもありませんがこれを見て観戦する際に参考にしていただければ幸いです。 1.戦力のIn&Out(マイナーリーグ選手除く) In アダム・ウェインラ

      • 故意死球の是非

        あけましておめでとうございます(2/19) メカニクス系や球界等のnoteも増え、もう自分のnoteの存在意義すら無くなってきてます()。なので投稿回数は去年よりかなり少なくなると思いますが今年もよろしくお願いします。 という訳で新年最初のテーマは報復死球についてです。最近、ヒューストン・アストロズのサイン盗み問題に対する報復が考えられるため、アストロズ新監督のダスティ・ベイカー監督はMLBに対応を求め、ロブ・マンフレッドMLBコミッショナーは報復死球は許されないとコ

        • マイク・シルト 〜異色の経歴の指揮官〜

          「2019年の最優秀監督はマイク・シルト」 その結果をシルト監督は自宅(多分)で家族と、オリバー・マーモルベンチコーチ、ジェフ・アルバート打撃コーチ、マイク・マダックス投手コーチと共に聞いていました。得票数の内訳は下の通りです。 1位票はブルワーズのカウンセル監督よりも3票少なかったものの、2位票で他の監督を圧倒。結果は2位と7ポイント差で1位となりました。 プロ野球(メジャー、マイナー)を選手として経験していない監督として初の最優秀監督賞受賞となったシルト監督。主にど

        カージナルスアレナドは誕生するのか

          St.Louis Cardinals 2019年通信簿

          ナショナルズが先発をDSでフル回転起用したためカージナルスがCS勝つの有利ではと思われた中、貧打が炸裂し4連敗を喰らい、全世界が涙したナショナルズの感動の初の世界一を大きくアシストしたセントルイス・カージナルスの通信簿を1カージナルスファンの自分が作りたいと思います。歯磨き粉さんや助手さんの通信簿を参考にしてます。 お二人程のユーモアはありませんが、堅実な野球のカージナルスらしいnote作りを心がけました(多分)。 助手さんのヤンキース通信簿 https://note.mu

          St.Louis Cardinals 2019年通信簿

          2019年のセントルイス・カージナルス

          NLCS敗退で今シーズン終了最後のアウトをナショナルズのセンター、ビクター・ロブレスが掴んだ時、初のナショナルズのナ・リーグ制覇、初のワールドシリーズ進出にナショナルズ・パークが歓喜の渦に包まれました。スタンドのファン、グラウンドでは選手や首脳陣、スタッフが喜びを爆発させました。 ナショナルズのワールドシリーズ進出―それはセントルイス・カージナルスの2019年シーズン終了を意味します。ブルワーズ、カブスとの激しい三つ巴を制し地区優勝。NLDSでは東地区1位ブレーブスとの死闘

          2019年のセントルイス・カージナルス

          What is "アーム投げ"?

          アーム投げという言葉は聞いた事があると思います。ただ明確にアーム投げという定義を示せと言われると人によって定義が違い、正解はないのでは?と思います。 そもそも、英語でアーム投げに該当する言葉はあるのか?Arm type throwing、pitchingで調べたところそれらしいものはヒットせず。どこから、いつからこの言葉が出てきたのか気になるところです。ちなみにあーむなげとキーボードで入力するとあー胸毛と予測変換出てくるので注意が必要です() ここでは自分なりにアーム投げ

          What is "アーム投げ"?

          セントルイスのファンは…

          地上最強ー!!!(元ネタ:ナポレオン ー獅子の時代ー) ということで超久しぶりの投稿はカージナルスファンについてです。 LAAのプホルス、OAKのピスコッティがセントルイスで試合をしたのは記憶に新しいと思います。その時、ブッシュ・スタジアムのSTLファンはスタンディング・オベーションで彼らを出迎えました。プホルスは11年間に対してピスコッティは3年間と短い期間ですがカージナルスに在籍。在籍期間関わらず、セントルイスのファンは大歓声。ピスコッティの母親の件もあり報道ステーシ

          セントルイスのファンは…

          Hooking the Rubber

          『ペドロ・マルティネス自伝』を読み、様々なことを知りました。その中の1つがタイトルにもある「Hooking the Rubber(フッキング・ザ・ラバー)」という投球技法です。この言葉を見た時、聞いたことないやり方だと思いました。この投法はペドロ・マルティネスがルーキー時代に、サンディー・コーファックスから教わった(正確にはドジャース・アカデミーにいる時に教わったが難しすぎて取り入れてなかった)と書いてありました。 調べるとプレートに軸足を置く時に、足の半分くらい乗せるやり

          Hooking the Rubber

          諸刃の剣のスプリット

          スプリットフィンガー・ファストボール(Split-Finger Fastball、ここではスプリット)は歴史が浅く、1976年にメジャーデビューし5回の最多セーブに輝き殿堂入りしたブルース・スーターが開発したと言われています。引退したロジャー・クレメンスや現役だと田中将大など、時を経てスプリットを使う投手が増えました。 スプリットはFastballと名がついてるように、フォークボールよりも球速が速く、見極めがフォークよりも難しいと言われています。そのためメジャー→日本にこの

          諸刃の剣のスプリット

          Cardinals Prospects TOP10(後半)

          (前半)に続いて後半では6位〜10位のプロスペクトの評価をまとめてみました。こんな選手いたんや…と僕も勉強になりました 6位 ジョン・トーレス(Jhon Torres) 外野手 右投右打 18歳 評価 ミート…50 パワー…55 走塁…55 肩…60 フィールディング…50 全体…50 トーレスは元々CLEのプロスペクトでしたが、去年STLのオスカー・メルカドとのトレードでSTLに移籍してきました。パン・アメリカン・チャンピオンシップではコロンビアのU-15にも選ばれてい

          Cardinals Prospects TOP10(後半)

          Cardinals Prospects TOP10(前半)

          先日よりMLB公式では各球団のプロスペクトランキングの公表を行っています。STLのプロスペクトランキングも22日に公表されました。簡潔ながらSTLプロスペクトトップ10の評価をまとめてみました。(評価は20〜80、MLB pipelineより) 前半は1位〜5位、後半は6位〜10位となります。 1位 アレックス・レイエス(Alex Reyes) 投手 右投右打 24歳 評価 速球…75 カーブ…60 スライダー…50 チェンジアップ…55 制球…45 全体…55 5年連

          Cardinals Prospects TOP10(前半)

          Are they submarines?

          "submarine"こと、アンダースローはその複雑さと難易度の高さから投手の投げ方の中では希少種です。NPBでは過去の選手だと千葉ロッテマリーンズに在籍した渡辺俊介や、史上最高のサブマリンと言われる元南海ホークスの杉浦忠や元阪急ブレーブス山田久志、現役だとソフトバンクの高橋礼やパドレスの牧田和久が有名です。 当然、MLBでもアンダースローの投手はいます。しかしsubmarineと言われる下のダレン・オデイやパット・ネシェックのリリースを見ると… リリースから見ると彼らはサ

          Are they submarines?

          ホークスの次の支配下登録選手

          今回はホークスのことについて書きたいと思います。 浅村、西の獲得に失敗したホークス。そのおかげで枠が余る状況となっております。育成選手の中に優秀な選手も多く、去年の大竹のように今年支配下登録される選手もいます。次に支配下登録される選手は投手は渡邉雄大、野澤佑斗。野手は周東佑京、オスカー・コラスがあり得ると思います。この4人の選手と個人的にこれからの活躍を期待している育成選手の投手の長谷川宙輝、野手の砂川リチャードの紹介をしていきます。 渡邉雄大 左投左打 27歳 背番号14

          ホークスの次の支配下登録選手

          St. Louis Cardinals

          ナ・リーグの強豪チームといえば…? 恐らく思い浮かべるのは最高左腕のカーショウやマエケンこと前田健太などが所属するロサンゼルス・ドジャースや2016年に108年ぶりのワールドチャンピオンとなり話題となったシカゴ・カブスだと思います。 その中で隠れ気味になってるのがセントルイス・カージナルス。カブスと同じナ・リーグ中地区のチームです。何故かあまり知られてない(と勝手に思ってる)ですがこのチーム、ワールドチャンピオン回数は1位のヤンキース(27回)に次ぐ2位(12回。前身のセン

          St. Louis Cardinals

          Breaking Ball 〜スライダー・カーブの分類〜

          【注】他の変化球については書く予定ありません。また動画の貼り付け予定してましたが動画が上手く貼れないので動画は無いです。あしからず。 1番最初に誕生した変化球は19世紀にウィリアム・A・カミングスによって考案されたカーブと言われています。球が変化するのでその当時は魔球と言われていました。以降、人々は変化球を編み出し、カーブ、スライダー、フォークなどの一般的なものから、スラーブやスラッターなど変化球の名前を組み合わせたもの、カツオカーブ、ヨシボールなど個人で生み出したものなど

          Breaking Ball 〜スライダー・カーブの分類〜