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「ラーメン屋が金物屋に見えるまで」筋トレ×サウナ×マインドフルネスの超集中ハック!〜ランサーズ・秋好さん朝渋イベレポ


今しがた終わったばかりの朝渋イベント「著者と語る朝渋『超集中ハック! 習慣マニアの経営者が実践する100のライフハック』著者・秋好陽介さん」を光の速さでレポーティングします。

全体感として、「あれ、俺スクリプト書いたっけ!?」ってくらい共感の嵐が吹き荒れ続けていました(笑)。

“死の谷”を超えた先に始まった、「経営×筋トレ」ハック術

成長を縦軸にとったとき、横の時間軸で立ちはだかるのが、いわゆる「死の谷」。

※デスバレー(valley of death 死の谷)とは、研究戦略、技術経営、プロジェクトマネジメント等において、研究開発が、次の段階に発展しない状況やその難関・障壁となっている事柄全般を指す用語(Wikipediaより)

その谷を超えるべく編み出されるのが、数々のハック術。
定期的な振り返り、高速PDCAを経て、磨き込まれていく。

僕自身、先日書いたnote「朝5時起きの思考法」にて、こんな趣旨の記述をしました。

なんとなく気分が落ち込んだり、憂鬱、倦怠を覚えることは誰しもあることかと思います。つまり、精神はハックしづらい。

それでも身体のハックは可能です。ハッカブルな身体をコントロールすることで、三段論法的に精神をハックしてみてはいかがでしょうか。

偶発性に左右されそうな、いわゆる「ゾーンに入る感覚」を意図的学習(deliberate learning)でハック、デザイン、ブラッシュアップしていく。

習慣をハックし切ることで、「潜在的注力領域」の意思決定の精度を上げる

秋好さんは夏ならTシャツ、ジーパン、スニーカー。
冬はパーカーか、トレーナー。デフォルトの服装をシーズンごとに決め切ることで、無用な意思決定(選択)の回数を減らしているのだとか。

スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグらの、経営者も同じ習慣を持っていますよね。

食事も同様、朝はプロテインだけで、昼はサラダ。基本的に、21時以降は翌朝に響くため、食べないそう。

日常的な営為や動作を一つ一つ習慣化していくことで、本質的で重要な意思決定に思考リソースを確保しておく

ストレスVSストレスフリー」と「やるべきVSやらなくてよい」の二軸によって、「潜在的注力領域」を明らかに。

実際、起業当初はプロダクトづくりがやりたかったが、資金調達に注力。これを実践し切ると、人生が変わるのだとか。

5時起きのための工夫と、「やりたくないことノート」

僕自身はアラームなしで起床しているのですが、早朝に起きる工夫は、秋好さんが実践されている工夫とほぼほぼ同じでした。唯一、「自動カーテン開閉アプリを起床30分前にセット」だけやっていなかったので、導入してみたい。

のですが、朝3〜4時に起きると、ぜんぜん辺りは暗いのですよ...(笑)。

「やりたいこと」をウィッシュリストやノートにまとめたり、メモをとる方は多いかと思います。同時に、「やりたくないことノート」でストレスを減らすことが重要だと秋好さんは指摘。

この点は、個人的にも共感です。大上段の目標に照らし、短中長期の「やりたくないこと」をあぶり出して、マインドシェアが奪われるのを防ぐ。主体的に「やらない」の言語化とプランニングを。

ツイッターを起点に『超集中ハック!』は完成した

秋好さんのTwitterは一つ一つのつぶやきがめちゃくちゃ濃厚で密度ぎっしり。どうやって普段、ツイッターを運用しているのか。

秋好さんのツイートをいつも楽しみにしていることもあり、勝手ながら僕が『BUSINESS INSIDER』に寄稿させていただいた記事「なぜ真夜中のツイッターはポエムで埋め尽くされるのか?経営者がつぶやくエモ」でも紹介させていただきました(笑)。

歩いてるとき、ジムでワークアウトしてるときに、思いついたハック術のイメージをメモに殴り書く。使ってるアプリは「FastEver」。(たしかSHOWROOM前田さんと一緒ですかね)

サウナのなか、会社に行くときに、イメージを言語化し、磨いて落とし込む。そして、発信。それがきっかけで今回の本ができたそうです。

プライベート・ライティングのススメ✍️

秋吉さんが数多くもつハック術・習慣のなかで唯一、絶対に守っている習慣があるといいます。

それが、毎日絶対に振り返りノートを書くことだそう。
土日はやらず、平日のみ。

内容は絶対に誰にも見せない。だからこそ、本音で書けるのだとか。

とくに見直しもせず、書くことにフォーカスし、メモリーから情報や想いを忘却させるのが目的だそうです。

きっかけは旅行した際、過去を振り返り、深く内省した経験があるからだそう。ちなみに、“深い思考”はデジタルではなく紙をオススメされていました。

何度も繰り返し、読み返す本5選!

秋好さんが何度も繰り返し読む本として、挙げられたのが下記の5冊。

起業前

<起業後の立ち上げ期>

<組織成長期>

<資金調達期>

<いつでも>

僕個人でざっと思い起こす「繰り返し読む系の本」は、下記など。

村上春樹で一番好きな>

<なぜ本や文は人の魂を震わせるのか>

<自己啓発はこの一冊だけでOK>

<社会人一年目、いや学生のときから身につけたい物事の捉え方>

<人と切り結びながら仕事をし、生きていくこと>

そういえば以前、僕も朝渋に登壇させてもらった際に、オススメの5冊を紹介していたのでした。

「筋トレ」だけは裏切らない。サウナで深い思考・瞑想を

経営者はVUCAのど真ん中に生きています。

※VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で、現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードとして使われています。(BIZHINTより)

そんななか、成果が目に見える「筋トレ」だけは精神衛生に好都合だと秋好さんは力説。僕も大賛成です。

身体が締まり、思考もクリアになる。

そして、サウナは、水風呂への助走。自律神経が研ぎ澄まされ、整った状態で深い思考・瞑想ができる。10-15分でゾーンに入れるので手軽。

午前は思考の時間、午後は人に会う時間

1日の時間割りを決め切る。

[秋好さんの場合]

5時に起きて、7時にジムへ。

「ワークアウト・サウナ・マインドフルネス」この三角形を約1時間で一気にしばき倒す。

午後は人と会う。社員とのミーティングや会食。飲み会はできれば一次会で留める。それを続けていると、二次会にそもそも誘われなくなる。

結果の方程式=個人のCPU×価値観OS×打席数

「人間とチーター」ではなく「人間と人間」同士なので、マクロにみたら個体の能力差は軽微。

それでも人間は環境と付き合う人に影響を受ける。ビジョンを持ち、視座を高めるため、会う人や環境を自分でデザインしていく。

この点に関して、最近読んだ『成功する起業家は「居場所」を選ぶ』はオススメです。「私は、私と私の環境である」。

そんな言葉から始まる本著は「いかに起業の成功確度を向上させるのか」4P:Place/People/Practice/Processから探求した本。豊富な事例をエビデンスベースで概観できます。

また、秋好さんは「情報源として一次情報に勝るものはない」といい、石川善樹さんを例に説明してくださいました。

曰く、石川さんに「習慣」について30分話を聞けば、書籍200冊分の情報密度を得られるそうです。ちなみに僕も今、石川さんの新書『問い続ける力』を読んでいる最中です。

そうした情報の原液を持っている人とコネクトするためには、自分自身も何かしらGIVEできるよう、支度し、鍛えておくことが求められます。

人生100年時代。自分の年齢を16進数で考える

人生100年時代。戦後以来、構築されてきた社会制度や常識・規範を疑い、いまの時代にチューニングしたライフデザインを!

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ギシギシに詰まったスケジュール。

例えば、いかにして「2時間の英語学習を組み込むか」。

一見、どこにも入らないから不可能にみえる。そこで、ジム、サウナ、トレッドミルで走っているとき、あるいは歩いてるときの時間を再考してみる。

すると、すでにあるタスクにかぶせる形で、タスクを同時進行化させることができるのだという。

これぞ、インポッシブルを可能にするハック

考えてみれば、僕もフロリダ大学に留学中、ジムでガチムチのマッチョマンがものすごい形相でバイクマシーンを漕ぎながら、両手に分厚い『Physics(物理学)』の教科書を同時に読んでいたことを思い出した。あれは、衝撃だった。「世界のエリートはここまでやるのか...」と。

ラーメン屋さんは、金物屋さんに見える(笑)

◼︎「不意に習慣が崩れたてしまったら...?」

そんなときでも、秋好さんが“意志の力”に頼ることは決してないといいます。

「習慣に昇華されているので、ラーメン屋をみても、食べ物屋さんに見えない。金物屋さんに見える的な(笑)

僕はさすがにまで、ラーメン屋はラーメン屋にみえてしまっています....まだまだだ...(泣笑)

◼︎「習慣化のコツは...?」

習慣にスパイスを取り入れること。カッコいいトレーニングウェアや、イケてる目覚まし時計のようなアイテム。形から入るのも効果的なのだとか。

◼︎「目標からの逆算、優先順位付けはどうやって?」

筋トレにおけるゴールは、「『Tarzan』の表紙を飾ること」に照準をセットしていたのだとか。

毎日Evernoteのタスクリストを絶えずチェックし、目標と照らして日々生きた結果、ルーティンが習慣化したそうです。

最終的には、表紙にこそなれなかったが、準グランプリにはなったそうです。(すごい!)

最後に〜今すぐ金子賢さんのインスタを開いてください

「今日からとれるファーストアクションは?」と尋ねられた秋好さんは、「今すぐ金子賢さんのインスタ(kenken1019)を開いて見てほしい」と答えます。

金子さんといえば、「サマー・スタイル・アワード」をプロデュースするなど、自身も筋骨隆々、バキバキの身体で知られています。

ところが今はぽちゃぽちゃで、臆面もなく「太っちゃった」と自身の姿を公開しています。

秋好さんは、この金子さんの姿勢に勇気をもらったといいます。

一口に「習慣」といえども、人間には生命のバイオリズムがあり、当然浮き沈みはつきもの。できるとき、できないときがある。

そうした人間の可塑性を受け入れた上で、気張らずに、習慣を主体的につくりあげていくプロセスを楽しんでいきたいものです。

以上、速報イベントレポートでした。

もしよろしければ、僕のライフハック術も一読ください。

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㍿モメンタム・ホース代表🏇『SENSORS』編集長。修士(東京大学 学際情報学)→リクルートHDを経て、独立。編集協力『日本進化論』(落合陽一)、『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文、落合陽一)、『THE TEAM』(麻野耕司)等。『転職と副業のかけ算』( #moto本 )制作中。
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