以前まで『言葉を手にしていく感覚』というブログを書いていました。
http://ryohsblogtakk.blogspot.jp/
それを引き継ぐ形で、今後はこちらに私的な文…
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2019年12月の記事一覧
断片的なものの“みずみずしさ”
人生は日常でつくられるし、日常は“断片的なもの”でつくられる。
瞬間が織り込まれるように、幾重に連なる“断片的なもの”を個別に捉えるのは難しい。手にとって匂いを感じたり、観察したり、味わったり。
「当たり前」のラベルが貼られた事物や存在であるほど、その難しさは増す。
たとえば、それは肌をつたうそよ風かもしれないし、道に転ぶ小石や、仕事のささやかな悦びなのかもしれない。
一瞬を尊び、その意味
食べたくなる“言葉”
コミュニケーションとは、ことばを交わすことであり、身体を触れ合うことであり、“いま”を共有することである。
そうした営為の根幹を突き詰めれば、いつでも思考と身体、そして「言葉」に行き着く。
言葉で考え、言葉で伝える。
じゃあ、そんな言葉はどうやって獲得してきたのか。
無論、日々の営みのなかで、投げかけたり、受け取ったり、創発し合ったりしている。
松岡正剛のことばは滋味深く、伊坂幸太郎のこ