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市からの無料配給でもらってきた、ある日のディナー

何もしたくない一日がありました(頻繁にある)。

とはいえ、むすめちゃんにご飯を食べさせないわけにもいきません。

ランチはデリバリーを注文しましたが、引き続き夕ご飯も作りたくないなぁという気持ちだったので、コロナ感染が拡大して以降、NY市が行ってくれている無料配給をもらいに行くことにしました。

散歩に出た時間がちょうど夕ごはん配給の時間帯でしたので、数袋もらって帰宅しましたが・・・

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サンドイッチが入っていると勝手に予想していましたが、サンドイッチなんて一つも入っておらず、朝御飯っぽいものばかり入っていたのです。

その他、ミニキャロットとかオレンジ、牛乳、果物のジュースなども入ってました。

そして…

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半分凍ったままのハンバーグパティが5枚重ねてラップに包まれ、入っていました。

ハンバーガーバンズどころか、なんのパンも一緒に入っていませんでした。

… 主食なし?

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そこで、ベジタリアン用メニューだったのかもしれないと思いました。

豆で作ったパティなら、なんとなくパンがなくとも主食になる気がしましてね。

配給場所によっては、ベジタリアン用だけじゃなく、イスラム教の人たち向けのハラール食も準備してくれています。

旦那が帰宅してから食卓に出すと、

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普通にビーフでした。
旦那はおいしいと言って、パンにはさんでパクパク食べてました。

むすめちゃんは、新型コロナの影響により、しばらく行っていない学校のごはんを思い出して、喜んでました。

わたしは、パン無し、ハンバーガーパティ5枚に爆笑しました。

でも、落ち着いて考えると、

パンは別の団体からの配給があるかもしれないし、
とりあえずプロテイン取って置けば大丈夫だろ、的な私の知らない市の常識があるのかもしれない、
などと思ったり。

主食があるべき、とは「わたし個人の常識」なのかもしれないですよね。

普段の環境と違った場所に自分を置いてみて、凝り固まった考えをほぐすことって大事だと思う。

ちなみに、こちらが、そのパティ。

ね? パティでしょ?(笑)

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いま考えたら、むすめちゃんには、普通に「ハンバーグ」として、にんじんを付け合わせにしてごはんと一緒に食べさせればよかった…。
立派なディナー出来てたよ。

▼ プログラミング教育受けて「情報活用能力」を備えた人間に育ちたかったです

なににせよですね、お金を使わず、家事がサボれて、食べ物・飲み物、そして、笑いを無料でいただけるのはありがたいってことです。

疲れすぎると、こんなことになっちゃう人もいますからね ▼


NY市にも家族にも感謝❤

実は、旦那がハンバーグを大変気に入り、後日また取りに行ってみると、夕食と朝御飯を共に用意してくれているということがわかりました。

朝御飯は、個人的には、ギリシャ風ヨーグルトとグラノラに当たると自腹で購入せずに済むので大当たりでした。

ありがたや~ありがたや。

▼ 贅沢言うと、味噌汁とかくれたら嬉しいけど、さすがにそうはいかない


この記事は、2021年の1月より、らいさわブログに公開していた記事を加筆修正したものになります。

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