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【反省】「やったろ!」熱量の低下

人間、脳の出来に大差はない。
僕らが受験で知識の多寡を競い、社会に出てからも理屈をこねてもったいぶって披露しマウント取ろうとしているようなことは、人類が進化する過程で手に入れた大脳新皮質が担当しているらしく、合理的な判断や分析力なんかはここが担当している。つまり「大人のプランナー脳」だ。

そして大脳辺縁系、ここが太古の昔からの記憶を伝え、人間の本能を司っているらしい。攻撃性や恐怖の感じ方に関わる扁桃体、報酬系のホルモンを受容する側坐核。

僕がそれなりにモノの本を読んで学んだところによると、プランナー脳は個人間でそれほど大きな差はないらしい。

商業高校の数学で及第点が取れないどころか公式を見ると目眩がしてゲロを吐いていた僕と、一般的な東大生との間に超えられない川はないということだから、うーん、ちょっと無理がある気がするけど。
大脳新皮質に一発電気流せば僕の学問を修める力も上位1%くらいに届くのかもしれない。

で、人間の能力を決めるのに大きく影響するのは、側坐核、ここをを騙せる奴が強い、つまりいいサイクルで報酬系ホルモンを出してどんな状況でも

「あぁ〜楽しいぃぃ!俺って幸せぇぇ!」

に変換できるかどうか、らしい。

要するに、状況をどう捉えるかということですね。
確かにマイナス思考な人はいつもできない理由を探してるし実行しようとしないんで、実際行動してる人っていうのは側坐核に「やったろ!」って思わせた人なのかもしれないですね。

僕も「やったろ!」の精神を大事にしてますが足りてない。
歳を取るにつれて非常に足りなくなっている。昔はもっと、ほとんどあらゆることに「やったろ!」でぶち当たってた気がします。今はそういう気持ちが20代の頃の半分くらいかも。うーん、経験を積むというのは、諸刃の剣ですね。心を強く持ってないと。

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written by RYDEN
戦略とクリエイティブの両面から、
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株式会社ライデン
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