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自分の24時間を何に使うべきか

少し細かく分けると僕には4つのロールがあります。

1)プロデューサー
2)プロジェクトマネージャー
3)表現の万屋 ※
4)組織を強くする経営者


※ざっくりとしたクリエイティブディレクション、情報設計、コピーライティングとか

僕らが主戦場としている広告WEB界隈では特に3)を兼ねたプロデューサはあまりいないので、重宝していただいてます。
そして2)を兼ねることで、スピード感とグルーヴ感を担保して、利益も確保しています。

しかしながら1日の出力の95%を1)2)3)に費やし、
平日の睡眠時間は概ね4時間くらいです。
週に1日は、家に帰らずホテル泊です。

かつ、4)に関してはほとんど時間を割けません。
今日も、既に午前0時を回ってますが1)と 2)と 3)をやってます。

ただ、1)と 2)と 3)に自分の95%を使い続ければ、ある程度競争力のある会社であり続けられるので、程々に会社を継続できます。

しかし、パンチの効いた人財は育ちません。

つまり、会社の延命措置です。
未来を生み出す活動を営んでいるとは言えません。


で、そもそも僕は会社の延命措置を望んでません。
新陳代謝があり、成長し、V8エンジンを吹かして自走する組織になることを望んでます。

となると、僕は1)と 2)と 3)については現役引退すべきです。
そして4)に集中すべきです。
僕ではない複数の誰かが、1)や 2)や 3)を、
責任と誇りを持って担っていくには僕の存在は邪魔です。
成長の機会をかなりの割合で僕が奪ってしまうので。

もちろんリスクもあります。
いきなり人は育たないので、育てる必要があります。
大きく、パンチの効いた人財を育てるには失敗という糧が必要です。
その過程で業績を落とし、場合によっては経営難を引き起こすかもしれません。それでも、会社が成長するには、必要なことだと思います。

メンバーを信じて、サポートに廻って、
エネルギーを今とは別のことに投資する。

頭では分かっていたことです。
でもなかなか踏み切れなかった。
どっちかと言うと毎日14時間くらい1)と2)と3)に没頭する方が楽だし、利益も稼げるし。目先だけ見てたら困らないし。

いわゆる、ちょっとした「よーし今日も13時間働いちゃったぞおじさん」の経営者版です。

でも、期間を決めて、人財をしっかり育てて、経営者になります。
経営者としてのスキルを上げます。もっと雇用も生み出します。
で、より多く、社会の役に立つ人間になります。

これは決心するか、しないか、だけの問題なので、決心しました。
読んでいただきありがとうございます。

少子化を草の根レベルで解消する出会いのBar「愛の共創」を全国で経営したいとか、画期的な風俗店を作りたいとか、そういうことではないです。

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written by RYDEN
戦略とクリエイティブの両面から、
強靭なブランドづくりを支援する
株式会社ライデン
https://www.ryden.co.jp/
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