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さいしょに着手すべきは、母集団形成より候補者体験の改善

2019年は「採用マーケティング」の言葉を聞く機会が増えました。
その名の通り、
マーケティング手法(思考)を採用活動に転用するアプローチです。

具体的にどのような手法(思考)を転用すればいいのか?
採用活動を改善するにあたっての、優先順位の付け方について紹介します。

まずは母集団形成よりも候補者体験

さっそくマーケターの思考を覗いてみましょう。
才流社の栗原さんとベーシック社の河村さんのセミナーレポートから抜粋です。

これからBtoBマーケティングをはじめる場合、まずは、CVR(コンバージョンレート)の改善を真っ先にやっていただきたいと思います。「集客や認知獲得からやった方が良いんじゃないか?」という方もいらっしゃると思いますが、バケツに穴があいている状態では集客してもお客様を逃がしてしまい、広告費が無駄になります。一度離れたお客様にもう一度来てもらうのはなかなか難しいので、まずはWebサイトやランディングページのCVRの改善をしたうえで、集客や認知獲得というステップが重要です。

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マーケティング活動の改善は、CV(成果)に近い箇所から始めるのが鉄則です。この考え方を採用活動にも転用しましょう!という訳です。

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CV(入社)に近しいタッチポイントから改善を図ります。
複数の求人媒体を契約して認知や応募数を最大化するのは、CVR(内定承諾率や入社率)に改善の兆しが見えてきた後でも充分です。

例えば、
・内定承諾をしてくれた候補者へ手厚いフォローを行う
・内定を出した候補者を自社イベントに招待する
・内定オファーを特別な瞬間にする(手紙を書く、ケーキを出すなど)
・面接で候補者を惹きつけるためのロープレを行う
などなど、入社率を改善できる箇所はたくさんあります。

採用マーケティングと聞くと「母集団形成を頑張らなきゃ!」と考えがちですが、応募してくれた候補者がCV(入社)したいと思える採用体験を提供できているか?から見直したいですね。

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