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選考辞退者へ再アタックすると、何かが起こる

営業活動の一部に「案件の掘り起こし」があります。
過去にコンタクトしていた企業や失注した企業に対して、一定期間を空けて改めてアプローチする手法です。

過去に失注したお客さま(休眠顧客)にアプローチしてみたら25%が再案件化した、という例があります。

この掘り起こし手法は、採用活動にも転用できます。

主な対象者は
・応募後に連絡が途絶えてしまった候補者
・選考辞退された候補者
です。

弊社も上記の方々へ定期的にアプローチしています。
下記は実際に返信いただいたものをケース別に分けています。

ケース1.
「実は色々あって、転職活動を中断していました。これから再開するところだったのでちょうどありがたいタイミングでした。」
ケース2.
「実は転職した会社を諸事情ですでに辞めていて…。改めて転職活動を行うところです。御社を改めて受けるのは申し訳なかったので、連絡をいただけて嬉しいです。」
ケース3.
「転職したんですが、正直◯◯な部分に不満・課題を持っていて…。転職したばかりですが、改めて転職活動を行っているんです。この度は連絡をくださりありがとうございます。」

弊社はこれまで出会った「いいな」と思いながらも一緒に働くことが叶わなかった候補者が100名近くいます。その方たちに対して定期的に連絡をすると、およそ1-3%の候補者が弊社選考フローに復帰します。

なかには、

ケース4.
転職先でとても楽しく働けています。現時点では御社で働くことは考えていません。しかしせっかくご連絡もいただきましたし、大上さんとも久しぶりにお話ししたいので、ランチであれば喜んで!

という場合もあります。しかしそれで構わないのです。
優秀な方たちとユルくでも繋がっていれば、何かしらのご縁(選考フローへの復帰やリファラル採用、案件の紹介)があります。

我々が過去の候補者とどのようにコミュニケーションを取っているかをご紹介します。

応募後に連絡が途絶えてしまった候補者の場合

お久しぶりです!HeaRの大上です!

弊社も少しずつではありますが、事業が成長し、メンバーも増え、自社オフィスを持つことになりました。

そこで、会社状況を更新した採用ピッチ資料をお送りいたします!
自社の様子が伝われば幸いです。
【URLを添付】

また現在も◯◯ポジションを募集中ですので、
ご興味をお持ちいただけましたら、一度オフィスやカフェなりでお話させてください!ご連絡お待ちしております!

ポイントは3つです。
1.会社が成長していることを伝える
2.候補者が当時知らなかった情報を伝える(上記の場合は採用ピッチ資料)
3.現在も当ポジションが募集中であることを伝える

■選考辞退された候補者

お久しぶりです!HeaRの大上です!
◯◯ さん(転職先企業名)で青春してますか?

もしよければ近況共有も兼ねて来週会いませんか?
ご都合の良い時間帯があれば教えてください!
・日程/時間帯
・日程/時間帯
・日程/時間帯

このような連絡に返信する方々は自身の状況を教えてくれます。
転職先で満足なのか、不満なのか、転職活動を再開しているのかなど。

その前提を意識して、ポイントは3つです。
1.自社のことを思い出せるよう、自社ならではの言葉を使う(例:青春)
2.押しすぎる文章量や内容は避け、ただただ会いたいことを伝える
3.時間帯はこちら側から提示する(相手の面倒を省くため)

ぜひ皆さんも自社のタレントプールを見返して、改めて連絡を送ってみてください。きっと何かが起こると思います。

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Twitterもやってますので是非!


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