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副業メンバー2人、せーので入社した話

初めての転職から1週間が経ちました。良くも悪くも新しい驚きはなくて、想像通りに楽しく慌ただしい毎日がただ始まったという感じです。

「副業先に転職する」というこれからもっと当たり前になっていくであろうキャリアの経験者として、今後の進路に悩んでいる・転職を視野に入れている僕のような方や、採用に頭を悩ませている経営者や人事の方にとって何かの参考になればという思いで初めてnoteを書きました。

*古巣への感謝は有り余るのですが、僕が活躍することが一番の恩返しだと思いここでは割愛させていただきます!めっちゃいい会社でした!


サマリ

・スタートアップに興味があるならまずは副業で手伝ってみるべき
・企業側から見ても、副業は貴重な戦力だし正社員候補にもなる
・そのような取っ掛かりとしてYOUTRUSTというサービスが最高(宣伝)

このような話をこれからします。


副業のきっかけ

シンプルに言うと、スタートアップで働いてみたいけど怖かったからまずは副業をさせてもらうことにしました。大人インターンみたいな言われ方もしますね。

僕は2013年にリクルートに新卒で入社して、新卒採用と事業開発の仕事に携わり、ずっと立ち上げフェーズの環境に身を置いていました。日々成長も実感しており全く不満はなかったのですが、事業ドメインが大好きだったかと言えばどハマりでなかったことも事実です。一昨年に娘が生まれたことをきっかけとし、「自分が本当に成し遂げたい世界を作りたい」と欲張りたくなってきました。イキイキと自分の仕事について語れる父ちゃんになりたかったからです。

そうしたときに、自分がターゲットど真ん中のサービスに自分の得意分野(新規立ち上げ)で携わりたいと考えました。リクルートはそうした観点からはいささか規模が大きすぎることもあって、スタートアップで働くことを検討し始めました。2018年の年末のことでした。

一方で、ずっとリクルートでしか働いたことのない僕が、子供が生まれた直後にスタートアップにパッと転職するのはあまりにリスクがでかい。その時気になったことはこんな感じです。

・そもそも活躍できるのか
・一緒に働く仲間との相性はいいか
・表向きのビジョンだけでなく、会社の実態 / 裏側も含めて愛せるか
・自分が入ることによって勝てる事業やチームなのか
・適正な評価が得られそうか

これ、副業だったらリスク取らずに全部わかりそうだなーと思ったんですよね。そんなときにたまたま僕のtwitterに社長岩崎の書いたmedium記事(mediumってのがまたいいですよね。今ではnoteに切り換えたみたいです。)があがってきました。僕の課題感ドンピシャの事業をやっており、かつ共同創業者の山田さんが何度も遊んだことある仲でなんとなく相性が良さそうだと思ったのでYOUTRUST に副業したいっす!と売り込みにいきました。

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↑岩崎の投稿より。勝手に僕やん!って思った

副業をはじめて

結論、超ポジティブなことばかりでした。

まず、意外とビジネス職でも副業で通用することがわかりました。僕は0→1フェーズで特に必要な広範な守備範囲が強みである一方で、いわゆる手に職というか、口にして「これできます!」というものがあまりないなぁと、転職が視野に入りキャリアの棚卸しをした時に少ししょんぼりしていたんですね。副業でお試し・力試ししたくとも具体的な「これできる!」がないために価値を発揮しにくいんじゃないかと危惧していました。

最初の仕事のもらい方としてはざくっと課題感を共有してもらった上で、「これすればいいんじゃないですか?」と提案をしていくスタイル。このようにタスクそのものを何やるかから任せてもらえたことによって、「必要な仕事を自分で作って素早く進める」という僕の強みを生かした働き方ができたことが、とても良かったです。自分が入社したときにするであろう働き方が副業でも実現できたので転職後の姿がありありとイメージできたし、受け入れ側からしても面接で色々聞くよりも僕の実態がわかったはずです。YOUTRUSTでは、明確なタスクをもらって副業を進める人もいましたが要は、価値を発揮できる働き方をきちんとすり合わせることでお互いに幸せな副業マッチングが生まれるのだと思います。(他にも複数社副業させていただきましたが、ちゃんとすり合わせることがキモだったなと感じています。)

そのほかにも、本業にもとてもプラスでした。最後には採用の仕事をしていたのですが、スタートアップの中を知ったからこその企画立案ができたからです。よく多様性の時代だと言われますが、僕は何でも違えばいいというのではなく、同じ価値観を共有できる上で違う観点をもたらせる人が最強だと考えています。最近スタートアップが採用競合化するという課題に対して、想像だけでなく、スタートアップそのものやスタートアップの採用事情を知る人としても語れたことは組織にとってもプラスでした。(結局転職しまいましたが...笑 リクルートとはこれで終わりではなく、引き続き業務委託として受け入れつつ快く送り出してくれました。YOUTRUSTの事業とシナジーがあるし、僕が心からやりたいことなので願ったり叶ったりです。つくづく良い会社です。)

結果転職することになろうとなかろうと、とてもいい気づきが得られるので興味がある領域で副業するということはめちゃくちゃいいです。あのとき山田さんにLINEした自分を褒めたいです。


正社員採用としての副業

ここからは企業サイドの視点なのですが、優秀な副業社員に手伝ってほしい!という企業だけでなく、正社員が欲しい!という多くの企業にとっても副業活用はとてもオススメできるという話をします。

上述したように楽しくYOUTRUSTで副業を続けていくうちに、「DeNA出身ということは、ロジカルビンビンすぎてカルチャーが合わないのでは?」など幾つかの初期懸念は払拭され、ビジョン共感に加えて自分が入ることに意味がありそうだと思えたのでYOUTRUSTにコミットしたいと、僕は強く思うようになっていました。

ただ、社員総勢3人という(規模の観点では)弱小スタートアップに転職する上では足りないピースがあるという不安もありました。僕が転職してビジネス側を見るのはいいのだけど、同じ副業メンバーとしてプロダクト側で大活躍&プライベートでも超仲良くしてもらっている町田さんも来てくれないと心もとない。本業との兼ね合いで僕が転職するまで時間がかかったこともあり、YOUTRUSTに行きたいと思ってからは、副業の身でありながら同じ副業メンバーである町田さんを口説きまくりました。

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戦略議論をしてから競馬の予想をした1日。競馬は負けました。


僕は転職を見越してキャリアを考えるために副業していましたが、町田さんは転職したばかりで全くそうではありませんでした。

ただ、副業をしている時点で転職可能性はあるんです。

僕もどうせスタートアップ行くなら楽しく勝ちたいので、会うたび会うたびに口説いており、入社を決めてくれた(しかも同期入社になった)時はめちゃくちゃ嬉しかったです。僕が口説いたことは本質ではないのですが、転職する気がなかった人が事業貢献を通じてその気になってくれる副業は、優秀な人材の採用難が続くなかで企業側のメリットもとても大きいと、この件も通じて実感しています。

*町田さんも昨日note書いてます。イケてるPdMです。

*先日ユーザーの皆様に取得させていただいたアンケートでも、副業→転職に興味があると答えた人が9割を超えています。


宣伝!

こうして僕が転職した副業・転職のリファラル採用SNS「YOUTRUSTは、友達の友達の副業・転職意欲が見られるという点が特徴で、能動的に副業を探すだけではなく、手伝える余裕がある時に友人や近しい関係の人から名指しで仕事依頼がくるという体験を生み出すサービスです。(友人の友人の範囲で転職意欲を見たりスカウトを打つにはリクルーター登録が必要です。)

これまで散々ポジショントークが入りましたが、自分自身が副業をしてとても良かったので推さずにはいられません。「信頼される人が報われる転職市場に」というミッション達成のため、これから精一杯頑張ってまいります!!


あとがき

このnoteをみて「YOUTRUSTで副業してみたい!!」と思われた方は全職種募集中なのですかさずご連絡いただけるととても嬉しいです!!(twitterFacebookでください。)

また、副業活用やYOUTRUST利用について検討中の企業の方もお問い合わせいただければ働き手と受け入れ側両方の目線から諸々お手伝いさせていただきます!

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