『文章教室(結城浩)』第7回にチャレンジ (るう)

■何をやっているかは,過去のチャレンジをご参照下さい(特に第1回)。

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 ■1問題、2■構文解析、3■最初の解答(質問に沿った)、 4■皆さんの解答を読んで、5■ 2回目の解答(のびのびと)の順です

■■今回の課題■■『文章教室』第7回 よい比喩を使いましょう(結城浩) 

■■1■問題■■
次の文章を読みやすく書き換えてください。

ピオミクタンとサドラミンを同時に使うと、 サドラミンの効果は失われ、ピオミクタンの効果だけが残ります。 サドラミンとグドランをいっしょに使うと、 サドラミンの効果だけが残り、グドランの効果は失われます。 グドランとピオミクタンを合わせて使用したりすると、 ピオミクタンの効果は失われてしまい、グドランの効果だけが残るようになります。 ピオミクタン、サドラミン、グドランを一緒に使うと、 すべての効果が失われてしまいます。

※適切な比喩が見つかればそれを使います。 見つからなければ無理に比喩を使わないようにしましょう。
※ピオミクタンなどの名前は架空のものです。 文章を読みやすくするために情報の加筆が必要なら、 適当に背景を考え出してもかまいません。 読みやすくなればよろしい。

■■2■構文解析(今回は思考の理解)■■

・まず、比喩を使う前に、内容を理解するのが難しそう!

・ピオミクタン(P)とサドラミン(S)グドラン(G)という 3つの薬?がある。

・3剤の関係は。
  PとS  → P(変化無し)、 S(失活) 
  SとG → S(変化なし)、G(失活)
  PとG → G (変化なし)、P(失活)
  PとSとG→ 全部失活。

P→S→G→P
これは、、、じゃんけんじゃないの? 

とわかれば簡単。(PとGはパーとグー?でも関係が違うなぁ)

■■3■最初の解答(質問に沿った)■■

ピオミクタンとサドラミンとグドランの相乗効果を考えるときは、それぞれがじゃんけんの1手と考えると判りやすいです。
ここでは、ピオミクタンをパー、サドラミンをグー、グドランをチョキとしてみましょう。

ピオミクタン(パー)とサドラミン(グー)を勝負させると、 サドラミン(パー)の効果は失われ、ピオミクタン(グー)の効果だけが残ります。 
ところが、サドラミン(グー)とグドラン(チョキ)をいっしょに使うと、 サドラミン(グー)の効果だけが残り、グドラン(チョキ)の効果は失われます。
こんどは、グドラン(チョキ)とピオミクタン(パー)を合わせて使用すると、 ピオミクタン(パー)の効果は失われてしまい、グドラン(チョキ)の効果だけが残るのです。

それでは、ピオミクタンとサドラミンとグドランを同時につかってみると・・・なんと、すべての効果が失われてしまいます。
まさに、じゃんけんのあいこのようですね。

■■ 4 ■みなさんの解答を読んで■■

・やはり、じゃんけんだ(*^_^*)

・「これは、あたかもじゃんけんに似ています」、と比喩を最後に持ってくるタイプのが多いなあ。私は、先にだすほうが判りやすくて好きなんだけど(ただし、いい比喩の場合。悪い比喩だと比喩に引っかかって中身がわからなくなる!)

・今回は、結城先生の解答だけが抜群な感じでした(なかなかの難問!)

ピオミクタン、サドラミン、それにグドランという3種類の薬品を、 複数同時に使用したときの効果について説明します。

この3種類の薬品のうち、2種類を同時に使用すると、片方の薬品の効果が失われます。 たとえば、ピオミクタンとサドラミンを同時に使用すると、 ピオミクタンの効果だけが残り、サドラミンの効果は失われます。 以下同様に、 サドラミンとグドランを同時に使用するとサドラミンの効果だけが残り、 グドランとピオミクタンを同時に使用するとグドランの効果だけが残るようになります。

3種類を同時に使用すると、すべての薬品の効果が失われます。

この効果は、ジャンケンに似ています。 ピオミクタン、サドラミン、グドランを、それぞれグー、チョキ、パーに対応づけ、 効果が残ることをジャンケンに勝つことに対応づければ理解しやすいでしょう。 3種類を同時に使用したときに、すべての薬品の効果が失われることは、 ジャンケンの「あいこ」に相当します。 

■■5■2回目の解答(のびのびと)■■
うーん、やっぱり今回も2回目の解答はなしだなぁ。

かわりに、『比喩を使った文章』をひとつ書いておきましょう。

私はいま、結城先生が12年前に行われた『文章教室』で学んでいる。ひとむかしまえのもの、とはいえ内容はちっとも色あせず、学舎の雰囲気もそのままに残されている。今後も、”わかりやすい”文章を学ぼうとする初心者の、格好の練習場でありつづけるだろう。
ちょうどいま、朝日新聞では100年前に連載された、夏目漱石の「こころ」を再連載するこころみが行われている。
「古きを尋ねて新しきを知る」という精神は、その「古きもの」、に変わらない価値がある限り、これからも生き続けることだろう。

■ではでは.しゆあげん!

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