『文章教室(結城浩)』第5回にチャレンジ (るう)

■何をやっているかは,過去のチャレンジをご参照下さい(特に第1回)。

第1回第2回第3回第4回

こちらの紹介記事も ▼ 結城浩先生の『数学文章作法 基礎編』を読んでから、『文章教室』2014期生のクラスメイトができるまで(あるいは、『文章教室』2014期生へのお誘い):単純作業に心をこめて

 ■1問題、2■構文解析、3■最初の解答(質問に沿った)、 4■皆さんの解答を読んで、5■ 2回目の解答(のびのびと)の順です

■今回の課題■『文章教室』第5回 語順を変えてみましょう(結城浩)

■■1■問題■■

次の文章を自由に書き換えて、読みやすくしてください。

この喫茶店は禁煙席は手前の方にある20席で、喫茶店の奥の方に見える20席が、喫煙席です。 煙草は吸いますか、とお客様をご案内する前にはお客さんに詰問してください。 またお客さんのうち、案内する前に席に自分からついてしまった人に関する質問は 禁煙席(喫煙席)はこちら、ですが、よろしいですか、と詰問します。 多くのお客さんは煙草に対しては神経質になってしまうお客様は多いので 注意を十分にしてお客さんには不快感を与えないようにします。

■■2■構文解析■■

この喫茶店は禁煙席は手前の方にある20席
で、(不適切助詞!)
喫茶店の奥の方に見える20席
が、喫煙席です。
煙草は吸いますか、とお客様をご案内する前には
お客さんに詰問(これは可哀想。誤変換トラップ)
してください。
また(点が欲しい)
お客さんのうち、案内する前に席に自分からついてしまった人
に関する質問は
禁煙席(喫煙席)はこちら、ですが、よろしいですか、
(どこまでが質問かわからない)と詰問します。
多くのお客さんは煙草に対しては神経質になってしまうお客様は
(は、がふたつ)
多いので (多い、がふたつ)
注意を十分にして(十分に注意)
お客さんには不快感を与えないようにします。(しましょう)

・わかりやすそうにみえて,意外とわかりにくい。
・たらたら書いてあって、要点をつかみにくい。
・教える、ときには「つまりそれってこういことでしょ」と相手がイメージできるような伝え方がいいですね

■■3■最初の解答(質問に沿った)■■
今回は箇条書きにしてみた。(10分)

【当喫茶店での座席案内の方針】

・座席の種類:禁煙席 20席(手前側)。喫煙席20席(奥側)。
・案内の際に喫煙の有無を確認して誘導する。
・確認前に着席してしまったお客様には→席の種類を説明して
「こちらは禁煙席(喫煙席)、ですが、よろしかったでしょうか?」と聞く。

(店長より)
喫煙の問題に神経質なお客様が多くいらっしゃいます。
お客様に不快感を与えないよう、十分注意しましょう。

・やはりシチュエーション設定がもう少し欲しいところ。
  今回は、「喫茶店の従業員部屋に掲示したお知らせ」を意識してみた。

・最初、両方「禁煙席」にしていたのですが、結城先生にご指摘受け訂正しています(>_<)

■■ 4 ■みなさんの解答を読んで■■

・課題文の前半は手順、今回は心得なので並列にしない方がいいかも。
ということで店長より。とつけてみた。(おりじなりてぃ)

・やっぱり柴田さんも手順と心得を「改行」でわけてある。この辺りが細やかでプロい

この喫茶店は、手前の20席が禁煙席で、奥の20席が喫煙席になっています。 お客様をご案内するときには、あらかじめ喫煙の有無を確認してから、席に ご案内するようにしてください。また、お客様がご自分で席につかれてしまったときでも、 その席が禁煙席(もしくは喫煙席)である旨をお伝えし、 不都合がないかどうかを確認します。

煙草を気にするお客様は多いので、十分に注意して、お客様に不快感を与えないように心がけてください。


・文頭タイトルをつけたかたが1人だけいた「顧客接待について」

それに対する結城先生の指導は

この文章は煙草に関する部分だけなので、題名の「顧客接待について」は一般的すぎると思います。 例えば「禁煙・喫煙の確認について」などのほうがより適切でしょう。

そうかー。その意味では「座席案内」でも広すぎるな。「禁煙・喫煙の確認について」だけだもんね

・「全部で40席あります」とするのはいいな。

■■5■2回目の解答■■
こんかいは書き直しはなしです。
(もとの文章が割とスムーズなので、文章にすると似たり寄ったりになっちゃう。箇条書きで力を出し尽くした)

■ではでは.しゆあげん!

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