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遅くて、退屈で、つまらない場所

SNSには書かない(書けない)ことを中心にnoteを月に4本更新します。中身は藝大院の話、プロジェクトの過程、アイデアの種、苦しんでいる葛藤の様子などを書き散らかしてます。
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#ドクメンタ

作品の「強度」を上げるには

正月に提出した小論文をnoteで公開してみました。 今日はもうひとつ、映像演習という講義で新しく映像作品を作ったのですが、そこで試みようと思ったこと、そして教授陣からの講評について書いてみたいと思います。 課題内容はこんな感じ。 12月くらいから何作ろうかな〜と台湾行った時とかに気になった風景の映像を撮ってたりしたのですが、「シンプルな行為を繰り返すことで物語は生まれるのか」ということを試すことにしました。 これに対して、山城知佳子准教授の講評が次の段階に進むためのヒ

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【小論文公開】1年後の修了作品の方向性と現在の研究テーマについて

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2022年に立てた目標の達成率と「世界に行くための一歩」を踏み出せたのか問題

最近まで台湾に行っていたワイです。 さて、2022年最後のマガジン更新となりました。 少し早いですが、ざっくり今年を振り返ります。 まず、2022年の頭に立てたそれぞれの目標についていきますか〜! ・大学院合格→達成 東京藝大の先端芸術表現科に無事合格しました。いま楽しくやってます。面白いです。 ・コンペでグランプリ獲る→半達成?

中心を持たないということ

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世界三大芸術祭を見ても「こんなもんか...」と感じたアートの遅さ・つまらなさ・退屈さについて。でもその自由鑑賞性こそがスペクタクルを回避し、孤独を包み込むのでは、という考察

ドイツのカッセルで5年に1度行われる芸術祭「ドクメンタ」と、2年に1度行われる「ヴェネツィア・ビエンナーレ」を見るため、そして新作のパフォーマンスを遂行するため、8月から3週間ヨーロッパを1人で回ってきました。2年半ぶりの海外、ハプニングだらけでしたが、皆様からのご支援のおかげでなんとか無事帰国できました。 今回のnoteは最終章、ようやくドクメンタとヴェネツィア・ビエンナーレについて語ります。 何度も説明してますが、この2つは世界三大芸術祭に数えられていて、歴史もある重

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ドイツを目指してヒッチハイクしてる理由

ある日からドイツを目指してヒッチハイクをはじめました。 ドイツを目指す理由は、5年に1度開催される芸術祭「ドクメンタ」で、新プロジェクトのパフォーマンスをしたいと思ったから。 今年全然行く予定なかったんですが、大学の授業のゲストアーティストがドクメンタに出展中の栗林隆さんで、現場の話を聞いてたら超行きたくなっちゃいました。 ※ドクメンタは世界三大芸術祭のひとつで、ここで展示できることは全アーティストの目標でもある 今年のドクメンタの芸術監督はインドネシアのコレクティブ

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計画中の野望

いま僕が感じているこのまとまらない(まとめたくない)気持ちを、そのままに綴っていきます。

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