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遅くて、退屈で、つまらない場所

SNSには書かない(書けない)ことを中心にnoteを月に4本更新します。中身は藝大院の話、プロジェクトの過程、アイデアの種、苦しんでいる葛藤の様子などを書き散らかしてます。
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#アーティストインレジデンス

「目的が明瞭なプロポーザル」を提出しなければコンペや助成金は通らないのか

うわぁぁぁぁぁぁぁぁ ※悔しさと反省が混じりながら勢いで書いてます 約1ヶ月前に書いたこの件についてなんですが

「問いを投げっぱなしみたいな作品は面白くない」 アーティストは暫定的な解答を要する

やっとのこさ文章を書く気持ちが戻ってきたのでこのnoteを書いてます。 1月中旬から新有楽町のソノアイダにて滞在制作、および成果展を行ってました。素敵な機会をくれた株式会社アトムさん、そして制作のご協力・ご支援頂いた皆さん、ご来場頂いた方々本当にありがとうございました。 レジデンス、ぶっちゃけ辛すぎましたww 短い時間でその土地の歴史や違和感を発見し、作品にしてプレゼンすることの難しさ。元々アトリエにこもらず外出てくタイプなので、中で通りの人に見られながら考えたり(しか

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立体的に作品制作を進めるということ

本日も有楽町での滞在制作の帰りの電車からお届けしてます。 先週超絶弱音みたいな日記書いてますが、今週はどうなんだろう。 もう時間ないので「これで行くしかない」という開き直りに近い気持ちになっているかもしれません。笑 でも作品はかなり面白い方向に進んでるんじゃないかと思ってます。というのも、僕が制作しているソノアイダ(新有楽町ビル)の隣の有楽町ビルに「YAU」というアートスペースがありまして、そこでは毎週「SOUDAN」という、キュレーターやアーティストに悩み事を相談でき

作品の「強度」を上げるには

正月に提出した小論文をnoteで公開してみました。 今日はもうひとつ、映像演習という講義で新しく映像作品を作ったのですが、そこで試みようと思ったこと、そして教授陣からの講評について書いてみたいと思います。 課題内容はこんな感じ。 12月くらいから何作ろうかな〜と台湾行った時とかに気になった風景の映像を撮ってたりしたのですが、「シンプルな行為を繰り返すことで物語は生まれるのか」ということを試すことにしました。 これに対して、山城知佳子准教授の講評が次の段階に進むためのヒ

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有楽町で滞在制作はじまりました。ネタ帳やリサーチ文献も公開してみる

昨年「A-TOM AWARD 2022」で"ソノアイダ賞"をいただき、4日ほど前から新有楽町ビルのソノアイダで公開制作がスタートしました。 ソノアイダが通常のレジデンスと異なるのが、オープンスタジオとしてアーティストの制作の様子を見たりビルに入ったりすることができること。つまり、パフォーマンス的な側面も含んだ滞在制作になります。 周知の通り(?)自分は他者とのコミュニケーションや偶発性を積極的に取り込んでいくので、近くに寄った際はふらっと遊びに来て欲しいです! そして、

芸術に関する情報を遮ってみる

アーティストインレジデンスに来て大きな収穫だなと思ったこと。それは、「よそはよそ、俺は俺」というのがハッキリ分かったということ。

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初のアーティストインレジデンスを終えて【京都/1ヶ月】

京都から東京に戻り、グループ展がスタートしました。僕は明日、3月3日は終日在廊してるのでぜひ遊びに来てください。

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