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(2024/07/27/土)昨日鑑賞した映画『ものの怪 唐笠』の備忘録



今回、映画を見に行った理由

 こちらの映画は、昨日(2024/07/26/金)の午前中、この映画が公開初日の最初の公開時間に鑑賞しました…。

 鑑賞した理由としては、こちらの映画について、製作会社の公式youtubeチャンネルで、こちらのシリーズが期間限定で無料公開&制作会社による告知(解説)がされていて、興味が湧いたからからです…。

製作会社『TWIN ENGINE』様の公式youtubeチャンネルと主題歌

 この期間限定で無料公開されていたアニメのシリーズの雰囲気が、個人的にかなり好みだったので、どうしても早く見たいと思い、公開初日の最初の時間に鑑賞をしに行きました…。

 又、今後、作品(絵画等)のインスピレーションを得られるのではないか?と言う感じがしたのも、鑑賞した理由の一つです…。




チケットを提示した時に頂いた物

 チケットを入場口手前で提示した所、この様なポストカード(?)を頂きました…。

 かなり独特な色使いのイラストなので、個人的に気に入っています…。

 このまま置いて置くと無くなりそうなので…ダイソーで額を買って、飾りたいと思います…。




上映室の入り口の様子

 上記の写真は、昨日行った映画館『ワンダーアーティックシネマ』の2番上映室の入り口の写真です…。

ワンダーアーティックシネマ』様の公式HPより
劇場版モノノ怪 唐傘 2024年07月26日 公開

 この映画館は、宮崎駅の隣に有り、かなりお客様も多い場所なので、だれも居ないタイミングで撮影するのが中々大変でした…。

 又、この入り口の近くに映画館の職員の方が作業をされていたので、この写真をブログ(note)にUPしても良いかお伺いした所、可能との返事を頂く事ができたので、今回、入り口付近と壁の部分の写真を、備忘録として数枚残したいと思います……。




座った席

 こちらの映画館は、上映室入り口に座席番号と位置が張り出されています……

 昨日は、その中の2番上映室のB-09に座りました…




昨日鑑賞した映画『ものの怪 唐笠』

 今回鑑賞したのは、下記の『モノノ怪 唐笠』と言う映画です…。

 このシリーズは、かなり前(15年前?)にテレビで放映していたアニメの新作の様で、少し前に、アニメ制作会社の公式youtubeチャンネルで、そのアニメを期間限定で全話無料で公開されているのを見て、今回、この映画を見に行く事を決めました…。

製作会社『TWIN ENGINE』様の公式youtubeチャンネルと予告動画

 かなり独特な色彩を使った作品で……

 内容は……ジブリアニメの様な全年齢で、人を選ばない様な内容では全く無く……かなりダークで濃ゆい内容でした……。

 敵(妖怪)のビジュアルも、『ゲゲゲの鬼太郎』や『妖怪ウォッチ』の様なオーソドックスでスタンダードな、解り易くなじみ深いデザインでは全く無く………

 ドロドロとした内容と独特な色彩を重ねて、形にならない物を上手く形に落とし込んだ様な、不気味…かつ、斬新で独特なアートの様な…コンセプトの塊の様なデザインで、個人的には凄く良かったです…。




製作会社の方々の映画についての解説動画

 又、こちらの作品の公式youtubeチャンネルで、この作品の設定や裏話、製作秘話等について、製作会社の方々が解説をされていて面白かったので、その動画リンクを下記に埋め込みました…。

 前半の方では、台本の話等の制作秘話がメインで語られていますが…

 こちらの動画の中の1832~の部分で、製作者の方々の本音が語られている部分が、個人的には好きです…
 

 又、19:42~の部分話で、『今、この時代にこういう物が作られる意味が入っているかどうかで言うと…入っています。』と言われた後に語られる部分も興味深いです…。


 上手く言語化できるかどうか判りませんが…

 映画本編を鑑賞して、上記の製作会社の方々の話を改めて見返した際、個人的に感じた事は…

 映像(作品)を制作している方々が、万人に解り易い様に薄めた、薄く万人受けをする様な作品を作るのではなく…

 鑑賞する側が、作品の表現の真意を理解してくれる事を信じて、表現したい物を全力で作って発表している感じがする…

 別の言い方をすると、鑑賞する側を甘く見ていない(手加減していない)感じがするので、面白い作品だと思う。

…と言う事です…。

 以上のことから、私個人の感想としては、やはりこの映像作品は、アニメの皮を被ったアート作品なのでは……?

……と、思っています…。




感想

 こちらの映画で一番印象に残ったのは、演劇で場面が変わる時に一旦、舞台幕ぶたいまくが閉まる様に…

 シーンが移り変わる際、スクリーンの大画面の端から、妖怪(唐笠)に襲われる人々が古い浮世絵風に書かれたふすまが勢いよく閉まる演出と、開く演出が頻繁に有り、その襖が移動する時と閉まる時『シューッ…ピシっ!』と、凄く良い音がする部分が斬新で、一番記憶に残りました…。
(この演出で、独特なテンポ感が生まれていた様に思います)


 又、主人公や登場人物で、物語の進行に余り関りの無い人物……
 モブ(エキストラ)キャラクターについては、全て顔が渦巻になっていて、感情で色が変わったり渦巻が動いていると思われる様な演出は有りましたが…
 基本的には、個々の表情(個性)が徹底的に省かれていて…
その徹底っぷりが中々面白く、中々不気味で面白かったです…。
(逆に、物語に関係する人物については、かなり個性的に表現されていましたが、そのキャラクターが周りに流された時、同じく渦巻の顔になる部分が興味深かったです…)


 又、絵自体も、何か…和紙の上でアニメーションが動いている様な…?
何か背景に独特なテクスチャーが施されていました…。

 上手く表現できませんが… アニメーションを見ているのに、何やら動くイラスト(紙芝居)を見ている様な感じのビジュアルです…。

 その独特な配色とテクスチャーが合わさり、ある意味独特な雰囲気と世界観の有るアニメでした…。

 

 内容自体も面白く、アーティスティックな構図・図柄・配色、和風(?)で斬新な音楽自体も、個人的には好みで刺さりました…。
(個人的には、公式youtubeチャンネルで、期間限定で公開されていた、TVアニメ版のモノノ怪の方が、もう少しドロドロしていた様に感じます…)

 …最後に…特に、映画館で鑑賞して良かった事は、ビリビリと振動を感じる位大音量で映画を鑑賞出来た事で、PCで鑑賞するよりも明らかに迫力が有ったので良かったです…

 凄く良い作品だったので、又見に行きたいと思います…。

映画館の壁に飾られていたネオン管。
音が良いと言う事が表現されている様です…。

 今回(昨日)鑑賞したこちらの作品も、今後、作品を制作する際の参考にしたいと思います…。

 




公開日
2024/07/27/1730
最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。