読み手の行動をかえる書き方。理由→やり方の順で書く。
良い文章とは、読者の行動がかわり、その結果、相手の悩みが解決する文章。
だから結論ではなく、行動すべき理由から書く。
「~するとどんな素敵な未来が待っているのか?」そういう魅力から語りはじめる。
僕は悩みを解決する方法さえ、わかりやすく説明すれば、それで相手の役にたてると思っていました。
でも、方法(ノウハウ)を知っても、「やってみよう!」と思ってもらえなければ、意味がないって最近、わかったんです。
薬をだしても、飲んでもらえなければ、絶対に効かないのと同じです。
『書く習慣』はやる理由をうまく伝えた良書
その意味で『書く習慣』は多くの人に書くことの魅力をうまく伝えた良書だと思います。
たとえば、『書く習慣』には、こんな言葉が書いてあります。
書くことの理由、書きつづけた先に待っている素敵な未来。
つまり「書いてみよう!」という気持ちにさせてくれる魅力が、これでもか!というほど、詰め込まれた一冊だと言えます。
このように、「どうすればうまくやれるか?」だけではなく、「~をするとこんな良いことがあるよ!」という魅力もちゃんと伝えることが、大切なんだと思います。
別の言葉で言えば、「それってやる意味あるの?」という質問に、うまく答える必要があるわけです。
好きな文章を写すと役立つ!?
「好きな文章を書き写すって本当に役立つんですよ!」と言ってみても、実際、書き写すなんて、かなりめんどうくさいわけで、多くの人は実際にやってみようとは、なかなか思わないものです。
それは、好きな文章を書き写す魅力を知らないから。
●僕が書き写す良さを知った体験
「百聞は一見に如かず」と言いますか、こればかりは、体験してみないと良さがわからない。
僕も最初に、「好きな本を書き写すといいよ!」と聞いたとき「うげー、めんどくせー、そんなん効果あるの?」って思って、実行しようとは、まったく思いませんでした。
ところが、どうしても言葉の伝え方がうまくなりたくて、試しに、嫌々、好きなnoteを書き写してみたんです。
すると、自分の中からは逆立ちしても出てこないような、書き方や発見があって、「書き写すってすげぇぇぇ」って心の底から理解しました。
●魅力から伝える方法
だから、「書き写すと文章がうまくなるよ!」ではなく、
「好きな文章を書き写すことは、自分からは一生でてこない表現の仕方が身に付くだけではなく、書き手の人柄や世界観をも写すことにつながる!それってすごくない?」
みたいに、やる理由とか魅力もセットで伝えることからはじめるのが大切なんです。
●やらない理由も減らす
そのうえで、「本を一冊書き写すのは大変だよね、だったらまずは自分が影響をうけたツイートからはじめてもオッケーだよ!」と伝える。
こう伝えれば、
やる理由を増やし、やらない理由を減らす
ことができます。
その結果、読み手は「自分もやってみよう!」と思うわけです。
まとめ
どんなに素晴らしいやり方を、どんなにわかりやすく伝えても、相手が「やってみよう!」という気持ちにならなければ、効果はありません。
そのためには、まず魅力から伝えること。「やる理由を増やし、やらない理由を減らす」ことから、はじめることが大切です。
そうして、読み手が、充分にやる気になったところで、具体的なノウハウを伝えれば、相手の悩みは本当に解決するかもしれない。
やってみないと良さがわからないことってたくさんありますからね!
以上、みず(@mizuxyz99)でした!
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