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イメージしやすい言葉を使う。

僕はわりと抽象的な言い回しを好むのですが、書くときはそうはいかない。

なるべく具体的に書いて、読み手が情景イメージできるように書かないと、何が言いたいのか相手に伝わらないわけです。

たとえば「今noteを書いています」ではなく、

「今、すっかり冷めたコーヒーを飲みながら、散らかったデスクでnoteを書いています」

とより具体的に書けば、情景が目にうかぶというか、イメージしやすいわけです。

イメージしやすいって伝わるってことだと思うんですよ。

メッセージは意外に伝わらないもの

noteを書くときって、一番伝えたい、一番大事なことに、納得してもらうために書くと思うんですが、そうしたメッセージは意外と伝わりにくい。

【参考記事】

だから、相手がイメージしやすいように、抽象的な表現をなるべく避けることを意識した方が得策なんです。

●抽象的な表現にはいろんな受け取り方がある

なぜ、抽象的な書き方では伝わらないかというと、抽象的な言い回しは、人によって受け取り方が変わってしまうからです。

たとえば、

「リンゴ」

って聞いて最初にイメージするのはなんですか?

  • iPhone?

  • 甘い?

  • 歯ごたえがいい?

人によって受け取り方って違いますよね

でも、

「98円で買ってきた真っ赤なリンゴ」

とイメージしやすく書けば、情景が目にうかぶので、伝わりやすくなるわけです。

●抽象的な書き方は直感的にイメージしにくい

さらに、抽象的な表現はイメージしずらい分、直感的に理解しにくい

極端な例をあげれば、政治学者のイーストンは「社会問題についての意見って人によっていろいろだよね」ってことを

「社会的諸価値(social values)」

と定義しました。

これは、具体例をあげないと、「なんのこっちゃ?」となりますよね。

少なくとも直感的には理解できません。

そこで”社会的諸価値”と書いても伝わらないので、

消費税を増やすとか、ゴミの仕分けとか、成人の年齢は何歳からにすべきか?みたいな、社会問題って、その人の立場や価値観でいろいろな意見があるよね?

こうした「社会問題についての様々な考え方」を「社会的諸価値」といいます!

みたいに、具体例をあげないと、絶対に伝わらないわけです。

もちろん、ここまで極端なケースは少ないと思います。

でもメッセージってびっくりするほど相手に伝わらないものだと覚悟して、より具体的な表現を意識すれば、伝わる文章読まれるnoteになりやすいと言えます。

イメージしやすい言葉選びで伝わる文章を書く

実際、Twitterなんかでも、抽象的な言い回しって驚くほど「いいね!」が少ないんですよ。

でも例えば、下記の例のように具体的に書くと、比較的良好な反応が期待できます。

「いや、9いいね!とか12いいね!って反応悪くない?」

と思われる方も多いかもしれませんね。

ですが、開設2ヶ月目の僕の弱小アカウントからすると、ハッシュタグなしで、5いいね!をこえたら、すごい伸びてる方なんです(笑)。

だから具体的でイメージしやすい言葉をあえて選ぶことで、よりメッセージ(一番言いたい、一番大事なこと)の伝わりやすい文章が書けると言えます。

まとめ

noteは一番言いたい、一番大事なことを、いかに納得感をもって、相手に伝えられるかの勝負!

だから、なるべく抽象的な言い回しは避けて、意識的に、具体的でイメージしやすい言葉を選ぶだけで、伝わる文章になり、スキの数も増えやすくなります。

僕はちょっと油断すると、すぐに抽象的な書き方に走ってしまうので、余計に情景が目にうかぶような書き方を心がけています。


以上、みず(@mizuxyz99)でした!

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