フィンランドのバスのシステムがすごかった🇫🇮!!
こんにちは🙌ここ数日気温がガクンと下がり秋とお別れ気分・・・。今は秋真っ只中ですが、私にとってはもう冬!❄️息も白くなるし、厚めのアウターを着て過ごしています🥶
前回の投稿でも少し触れましたが、フィンランドに来て主な交通手段はバス。福岡はバスが多いことで有名ですが、私自身、電車をよく使うしバスにはたくさん種類があって混乱してしまうのでバスに乗るのは大の苦手です。。。大学には電車とバスで通っていたものの、コロナ禍で週に一度しか学校はなく、バスに慣れる前にフィンランドに来てしまいました、、。😱
フィンランドのバスのシステムがこれ凄くて。今住んでいる街にはFöliというバス会社があり、街のバス交通を全て運営しています。
今日はFöliの魅力とともにフィンランドについても知ってもらえると思うのでまとめます😽!
びっくりポイント1:お金の支払い方法
支払い手段の一つ目がFöliショップで購入したカードから、二つ目が非接触型決済のクレジットカードから、三つ目がFöliアプリケーションから。
日本では、バス定期を使うか乗車した距離によって変わる運賃を下車時に払いますよね(福岡だけとは言わせないぞ!)
しかし、ここでは乗車前に運転手さんの横でカードをタッチ、又はアプリで購入したチケットのQRコードをスキャンします。運転手さんにクレジットカードで運賃を払うことも可能ですが、時間を食ってしまう、、のでこのFöliカードとアプリの二択が主流です!
アプリはこんな感じ⏬
よーーーーーーく見てください👀
距離・区間によって値段が変わるのが日本ですが、フィンランドは乗車時間によって変わるのです!シングルチケットは2時間3€で売られていて2時間の間であれば何度でも使えるし、どこまででも乗れる◉🚌((私の統計上使用頻度によって変動あります!たまに何時間1€とかになったり、、そういう時は嬉しい🤩!))
言ってしまえば、ものすごく遠くに行って、2時間以内に帰りのバスに乗れば3€で済む!という😮(コスパに驚きです!!)
アプリのスクリーンショットからもわかるように、10日分、1ヶ月分など長期間のチケットもこのアプリで買えるので便利です!!旅行に来た時は何日か分のチケットを買えば時間を気にせず何度も乗り降りできるので凄くいいなと思います😗(HPによると、Föliはトゥルク、カーリナ、ライシオ、ナーンタリ、リエト、ルスコで運営しているそうです!)
そして日本でのバス定期がFöliカードのようなもの。ICカードのようにチャージ式にもできるし、1ヶ月分、6ヶ月分など長期間で購入することもできます。年齢区分は大人、学生、65歳以上の高齢者の旅行者または障害者の旅行者、15歳未満の子供、15~19歳の若者。
Föliの定期カードは使用区間に関わらず年齢区分と期間によって変わります!30日間の大人料金は55€、学生は38€、、と言った感じです!
(いまいち意味がわからないぞ、という方申し訳ありませんm(..)m)
びっくりポイント2:たくさんの人が乗れる!
というのも、バスの機能がみんな平等に公共交通機関を利用できるようになっています。
①車椅子に座っている人と、援助している人は無料で乗れる。
バスの真ん中には座席がない広いペースがあります。簡易座席が設備されていて援助者も車椅子に座っている人の横に座ることができます。ゆったりとしたスペースがあります。👩🦼
②ベビーカーで子供を連れている人は無料で乗れる。
車椅子の人と同様、お母さんは子供と共に座ることができるし、バスに乗るときや移動中に子供がベビーカーに乗っている必要はありません。👩👧👦
私もバスで移動中たくさん子ども連れのお母さんを見ます。日本では公共交通機関でベビーカーを見ることは私にとって稀なので初めはとても驚きました。それにベビーカーや車椅子の方は運転手が居ない中央の広い下車口から乗車できるので、いつお金払ってるの??と頭の中がはてなで溢れました😂
びっくりポイント3:バスの中でUSB接続ができる
どの座席にも USBの接続口があって、なんかみたことあるな。。。と思ってたら、iphoneの充電器だー!と思いそれから活用させてもらっています😂
びっくりポイント4:運転手さんが自由
バスの中で電話することや大きな声で話すことがマナー違反にならないのでバスの中が静かな時もあれば、誰かしらの会話や音楽が聞こえている時もあります。
ある日、バスに乗っている時にずっと話し声が聞こえていて、違和感を感じていなかったものの、ふと、「あれ?どこから、、、?」バスの中に人はいるけど誰も話していなくて人が下車するにつれて運転手さんが通話していたことがわかりました😂他の日も、音楽がんがん聞いていたりラジオ聞いていたり、、、ホワイトすぎだ!!
フィンランドは年々仕事に対しての意識が下がっているようで、(いいこと!!)ホワイトすぎる社会にびっくりしてしまうことが多々。
こんな国で生活していて日本に帰った時にバイトできるのか、、、というのが最近の私の不安です。笑
びっくりポイント5:全てのバス停に止まってくれない
バス停にバスが近づいてきた時、そのバスの停車駅であっても手を挙げて「私、あなたのバスに乗りまーす!」というアピールがない限り、バスは停留所で止まってくれません。😯もちろんその停留所が経路外であったら停まらないのは普通ですが、、、まさか停まってくれないとは、何度バスを逃したことでしょうか、
又降りる時も同じで、stopというボタンを押さないと停まってくれません。これは日本と同じですね。(私は慣れていなかったのでやっぱり何回も降り損ねた、、)
おまけ:乗車中、何もしない。
バスに乗っている間携帯も触らないし本読んでるわけでもなくみんなポーーーーっと前を向いて座っているのです。笑 (イラスト差し込みたい、、、)😶
みんながバスの中で何もしていないと、つられて私も最近バスの中でポーーーーーっとするようになりました😁いいこといこと。。
私的に一番すごい!!と感じたのはびっくりポイント2です。何に対しても、みんな同じ権利を持っていることを改めて感じさせられました。
たまに、日本だったらどうだろうと考えます。日本だったら、日本だったら、、、どんどんがっかりしてしまうのが正直なところ。でも日本のバスはしっかり時間を守ってくれるし、バスの運転手さんは車内放送でバス停を知らせてくれる、、降りる時に直接乗せてくれてありがとうと言えるし、お互い文化に見合ったいいところがあるなと思います。
では!!バイバイ
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