思いを残さないように

2019（令和元年）10月31日未明に原因不明の火災で全焼した首里城。

その年の２月に人生初の沖縄旅行をして、初日に首里城を訪れています。

何度も沖縄に行っている友人が、首里城に行かなかったことを後悔し嘆いているのを聞いて、つくづく見ておいて良かったと思いました。

いつでも行ける、と思っていても、急に無くなってしまうことがあることを知りどんなことも先延ばしは良くないと思い知ってからは、後悔しないよう、思いを残さないように、以前よりは行動するようになりました。とは言っても、ここ一年半は外出を規制せざるを得ない状況ですが。

今日は大切な友人の三回目の命日でした。昨年もこわごわ電車に乗って出かけお墓参りしたので、今年も意を決して行ってまいりました。収束するどころか、一年前とほとんど変わらない状況だなんて想像もしませんでした。

昨年は家族に何かあってはいけないので一人で行きましたが、今日は有難いことに息子が付き合ってくれたので友人も喜んでくれたと思います。友人が好きだった和菓子とお花を墓前に供えてペットボトルの緑茶で乾杯し、お墓参りの後は友人のおススメだったつるとんたんで美味しい天ぷら冷やしうどんを食べてきました。怖がりだった友人が生きていたらこんな状況でのランチは実現したかしら、と思いながら、でもやっぱり思いを残したくないので食べる方を選んだ私です。お店では検温とアルコール消毒を徹底していて安全なことはわかりました。美味しいうどん、次回は娘とも行きたいと思いました。

そういえば今日は俳優の三浦春馬さんの命日でもあります。昨年の今日、お墓参りから帰宅してそのことを知った時の驚きは今も鮮明に残っています。

生きるのが辛かったら、死ぬぐらいなら、何もかも放り出して逃げて欲しかったと思います。

何だかとりとめのない話になってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>