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「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○(第9話)」5000万PV達成。そこから、どこに落とし込むのか?

来週が最終回でもないようだ。だが、今回で、最初の目標の5000万PV達成。簡単にいうが、日本の人口の半分弱がそのサイトにきたということはなかなかすごいことである。ネットニュースも、ただ、楽に人の欲望につけ込むよりも、ちゃんと足を使って取材した記事が世の中に影響を与えるようになる時代が来るなら、それはそれで良いことだと思ったりする。だが、実際は、このカンフルニュースみたいなことはなかなかないのだろう思ったりするよね。

ある意味、今のジャーナリズムのダメさ加減があって、このドラマがあったりする。「このくらい当たり前にやってくれよ」ということができないところから、ジャーナリストを変えていくことができるのか?それもこのドラマの一つのテーマだったのだろうか?今回の最後に、野間口徹が、りょうと復活おめでとうをやっているのは、そういうことだろう。

今回の冒頭、寛一郎は黒木に告白をしている。この会社に勤めたのは、ずっと彼女が好きだったためだ。この告白があって、最後の海外への誘いがある。溝端も黒木に惹かれているのは確かだが、ここまでは寛一郎の積極的アタックが強い感じ。ここからラストに向けてその辺りもどう展開させるのか?

今回の事件は、一度も振られたことのない作家が、二股されてて振られる話。振られたことがないという割には普通の男が出てくるのは私的には不満。こういうキャスティングはダメだろう。今は昔、役者をやっていた水嶋ヒロでも連れてくれば面白いよね。

そして、出版社内の記事を出すか出さないかの意味のない抗争。どっちも売れるように考えるということはないのが不思議。そこに、カンフルニュースの盗撮写真が送られてきて、脅迫させるも、その中に、作家事件に関係する写真が入ってたって少しできすぎ。それが、二股していた女性のDV事件に繋がるって、脚本的には作りすぎ。DVやってた評論家はまあそれらしいキャスティングこちらはいいだろう。

だが、カンフルを脅迫してきたのは、地下アイドルのファンとは、現代ってそんなに中身のないようなことで(失礼)犯罪が繋がっていくのでしょうか?まあ、パンデミックの中、お家の中で何が起こってるのかはよくわからないですよね。まあ、外をうろつかないと盗撮もされないしね。

安藤政信の前に現れた男は誰だろう。そして、黒木華のこの後のミッションはなんなのか?興味深くはあるのだが、連続ドラマ構造としては、ワンテンポ置いてしまった感じでもう一つラストに向かってときめかない。次週からの最後を見届けはするが、あんまり期待できない感じですかね?

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