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「となりのナースエイド(第6話)」裏口入学よりヤバい事が記憶に残っていた?

前回の高杉真宙の写真が姉のPCにデータとして入っていたことから、川栄李奈が高杉を問い詰めるところから。それを居酒屋でやること自体が変なドラマなわけですが、高杉が人殺しをするわけもなく、それよりも病院のそれ以外の医師などもデータにあって、この件は謎のまま。

そこに入ってきた医大生の兵頭功海。高杉のファンらしかったが、彼は水野美紀の息子で、そこで親子喧嘩を始める。兵頭は退学する言い出す。そして、自分が大学に入れたのは裏口入学で、お金も水野と離婚した父親が払っているわけで、そんな環境が嫌だったらしい。

そんな兵頭が字がはっきり読めないのを見て、脳に問題があると感じた高杉は検査を受けさせる。すると、腫瘍が見つかり、それが手術しにくい場所にあり、一つ間違えると、脳の言語中枢を傷つけてしまう恐れがあるというもの。そして、その手術の助手を川栄にやれという。しかし、この流れで、川栄が外科医であることが、ナースエイドたちにまだバレてないのは不思議ですよね。仲間がいつそれを知るかも重要なところ。

そして、高杉は川栄に早く医師に戻って、オームスの開発に力を貸せという。それに対し、瀧本美織は、その話は受けない方がいいという。父親の研究に反旗を翻し、どちらかというと川栄の味方になっている瀧本。なかなか格好いい。そして、兵頭の裏口入学問題も調べ出す。

しかし、相変わらずにこのドラマ、テイストが変であり、ゆるい空気は変わらないまま。そして、水野と兵頭の母と息子の確執は、最後は人情噺的に流れていくし、病院が舞台な割には普通ではないエッセンスがどんどん散りばめられていく。そして、裏口入学の話は嘘で、兵頭の父親は詐欺に遭っていたようで、金を口利きした人間に取られただけのことだったらしい。まあ、彼が受からなければ、どうなったかは知らないが・・。そして、その犯人についてはスルーなのですよね。

そして、今回も川栄がいての手術現場。川栄が。ここで違和感がないのがなかなか良いのですよね。普通に優秀な外科医には見えない感じはあるのですが、こういう時には顔つきはしっかりする。なかなか先が楽しみな女優さんだと思いますよ。

そんな手術が終わった後に兵頭が「そんなことできません、許してください」などと口走る。過去の記憶が蘇って話されているようだが、それは水野の言葉のようだ。すると、水野が何かを知っていて口止めもされているということ。それは何?一応、毎回、最後はサスペンスになって終わっていくので、次を見ないわけにはいかない。その辺はうまいのですよね、この脚本。

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