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もうシューズなんか何履いても一緒じゃね?説

久々の20kmペース走でコサックダンス理論を試してみた

昨日は久々の花金練習会。大好きで嫌いな練習会(笑)

ご存知ない方にお伝えしますと、金曜夜に大濠に集まって10周(約20km)ペース走をする会です。

自分の場合はいつも大体キロ4'30ペースのグループに参加するのですが、昨日は5分の方に混ぜていただきました。とは言え、この時期は5分でもキツいんだな〜。風もあってこの時期にしては比較的涼しかったのだけども、やはり20kmは地味に辛い。

とは言え、夏場に一人で5分ペースで20kmなんて絶対無理なので、本当に一緒に走ってくださる皆さんには感謝してもしつくせない訳です。

これが、大好きで嫌いな理由(笑)

昨日はこの前のブログにて紹介した"コサックダンス理論"を20km通しで試してみました。なんとか最後までほぼ踵をつかず走れることができました。

興味深かったのは、終わってからの疲労度。

いつも張りが出るハムストから腰に今回はあまりダメージがなく、足首やふくらはぎの下半分あたりに張りが集中しました。

これは大変な収穫なのですが、もっとダメージを減らす為には、つま先寄りだった着地位置をもう少し手前、土踏まずの少し先くらいにすると良いかもしれませんので次回は試してみたいと思います。

コスパ最強のニューシューズで感じたことは?

さて、この練習会でニューシューズ、NIKEスピードライバルフライを初めておろしました。

このシリーズは全体のバランスがよく大変優秀なシューズと思っております。シリーズ前作は2足持っていますが、アッパーがボロボロなものの2000kmぐらい走ってもソールがまだ生きているので今も履いているわけで、ジョグや練習用にはうってつけです。というか、神戸マラソンや柴又100kでも履きましたし。

そして何よりコスパ。前作も6000-8000円ぐらいの価格でもそれだけもっているし、今作もネットで6000円以下、カラー選ばなければ4000円ぐらいで買えるという大変お安いシューズとなっております。(俺は誰だ)

耐久性は当然まだ未知数ですが、前作があれであれば十分期待できるでしょう。

で、履いてみてどうなん?って話なんですけども。

まずサイズミスったかも?というのが第一印象でした。試し履きせずネット購入したのですが、通常サイズより造りが0.5cmデカかったかも。全然履けなくはないのですがこれから買う方は5ミリダウンしてもいいかも?まずは試し履きしてみることをオススメします。

走ってみて思ったのは「普通!」ということ。ソールはやはり安めの素材使っているのかクッション性は全然ありません。が、ジョグではクッション要らないと思っている派なので、問題なし。

アッパーはつま先のサイドにやや余裕がある感じ。後は、可もなく不可もなく。

でも、ですよ。安物買いの銭失いという言葉がありますが、これほどの価格で「普通」の評価を付けられるシューズって逆にどれだけあるの?って話ですよ。そういう意味でのコスパとしては非常に素晴らしいと思います。

冷静に考えたら200gちょい(26cmの場合)の軽さはレースでも使えるわけであり、もしこれでも2000kmもつなら、ナイキの企業努力としてもかなり頑張っているといえるのではないでしょうか。1年後このシューズについて改めて解説できたらいいですね。

ヴェイパーフライで2度びっくり

そこで、前置きが長くなりましたが、タイトルの話です。最近2度びっくりしたことがありまして、一応僕らの中では最高級シューズと位置づけられるヴェイパーフライの話。

噂では聞いてたものの、偽物が出回っているようで、検索したらこれの被害報告が多いこと多いこと。まさに1995年のエアマックスの現象と一緒。これは驚きました。

本物と偽物を見分け方については検索すると沢山出てきますので、そちらで見て頂くとして、2度目に驚いたのはとある人の書き込み。

なんと、偽ヴェイパーを掴まされて、偽物と気づかず本番走ったらPB出ちゃった。だから私はこれでいいのかも?とのこと(笑)

ニセモノを細かく解説しているブログを拝見すると、細部に渡って非常に精巧に作られており、パッと見では無理、ちゃんと説明してもらわないと違いが本当に分からない出来栄えなんですけど、

ヴェイパーって超一流の選手・開発者と最先端の素材、つまりそれぞれの知恵とテクノロジーを結集し、それに今まで何十年とナイキが蓄積したノウハウを加えて作られているわけで、性能まで一長一短に真似できるものではないはずです。

実際、ソールの中のカーボンプレートも、偽物は曲げるとポキっと折れるみたいですし。

もちろんシューズ以外にもコンディションとか様々な条件が重なって出た結果だと思うんですけど、その何だか分からん素材で作られたシューズで走ってもPB出ちゃったって、めでたいこととはいえ、あまりにも結果がお粗末すぎるなと。

俺たちの追い求めてたものは何やねんと(笑)高性能シューズも意味無いのか?っと一瞬思ってしまいます。

いや、でもね、そんなことじゃないというのも解ってるんですけどね。

先述のコスパシューズとヴェイパー(もちろん本物の方ね)を履いて同じ条件下で走ったとしても、多分記録って1〜2分しか変わらないような気がするし、下手したら一緒なんですよ。

もちろんその1,2分が大事ってものありますし(2:59か3:00かは僕らからしたら天と地の差ですしね)、やっぱり一流選手が履いている最先端のカッコいいシューズを履いて自分も本番に酔いしれたい。あとは皆でシューズネタを酒の肴にしたいというのも本音であり我々のロマンのひとつだと思います。

ヴェイパー眺めながら家で一人で一杯やっている方もいらっしゃるようですし(笑)

それをぶち壊さないためにも、皆さん偽物には気をつけましょう。

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