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臀部下付近の痛み、足の付け根付近の痛み

私はシューズを脱ぐ動作で症状の確認をします。

ランニング中の足の回転からみていきます。
回転時には、内転筋が接地時に屈曲と伸展、内旋と外旋に作用してます。
そして、股関節を内転させ、大腿骨をニードライブ。この時、軸を大腿骨頭をとして内転筋の関わりを見る。
内転筋の緊張を少なくする方法を探る(個人の動作による)ことで代償動作を改善していく。

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図2
①内転筋群の中で【長内転筋】は、臀部下周辺(恥骨結合部周辺)から始まる筋。ここはスピードスプリント時のニードライブ開始時に多く使われる。ここの動きはどうなのかをチェック?

②立脚時〜スイング時はどうか?
・立脚時は、股関節を支持し股関節の安定。

・スイング初期時は、大腿直筋、腸骨筋、大腿筋膜張筋とともに【大内転筋】が発揮され、股関節の伸展をコントロール(RFD)、その後の股関節屈曲(抵抗)に向けた準備。大腿筋膜張筋の外転作用、縫工筋の外旋作用を調整。

ランニングで力を生み出すための時間は限られており、力を生み出すために利用できる時間に対しての相対的な力。力立ち上がり速度(RFD)


・中期時は、【大内転筋】と腸骨筋が股関節屈曲(抵抗)の安定。
後期は、股関節伸展(RFD)していく時にハムストリングと大臀筋をサポート。

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内転筋の活動は、スピードがアップするほど大きくなります。特に長内転筋が腹部側にあり臀部下付近(恥骨結合)と繋がってます。現状把握から強化とケア!


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