私が大切にしたい価値観〜代表取締役 余吾の場合〜

代表取締役 CEO
余吾 由太 YUTA YOGO

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目的を持って、自己への気づきを高めたい

「自己への気づき」は自分の中でとても大切にしたい価値観です。
野球に夢中になれたのも、独立リーグに行こうと思ったのも、そこから観光の専門学校を経て、旅行会社に入社し、2015年に起業。その都度都度には全て「気づき・きっかけ」がありました。

そして「気づき・きっかけ」に出会った時、後悔のない判断をするためには、目的が明確であることが大切だと思っています。

目的が明確だと人生の意味と方向性が定まってきますから。

” なぜ自分が生きているのか ”

という自身への問いかけだったり、今自分が何をするべきなのか?自分でなくてはダメなのか?と日頃から自分に対して、目的の問いを立てておく。

毎日当たり前のように目的を軸に行動をしていることで、ある日突如『自己への気づき・きっかけ』のようなものがブワッと現れるんです。

正しく判断できるのは知性と心があってこそ

目的を持って行動をすることで、自己への気づきが増えて、きっかけが現れる訳ですが、その「きっかけ」に反応するのか?しないのか?というのも難しい。

その時に重要なのは知性なのかなと思います。

じゃあ、知性ってどうやったら付くのか?というと、スポーツだけではなくて、ヒト・場所・モノ・情報・学問など、いろいろと興味を持って、好奇心旺盛に行動することですね。

今、僕は経営大学院の学生なのですが、青春時代はスポーツばかりで勉強は嫌いだと思っていました。けれど、今は”スポーツで社会問題を解決する”という目的が明確なので、この目的のためのヒントになることを学ぶことは自分でも驚くほど楽しいですね。

「知性」というと少しかっこいいけれど、目的を明確にして、好奇心を持って行動することで、その行動の中にたくさんの気づきがあって、いつの間にかそれが知性になっている気がします。その結果、きっかけに対してどのように判断するのかの手段の情報が脳や体に身についているのかもしれないです。

目的達成のための「きっかけ」にうまく反応するには、自分自身がその達成のための手段を知っている、もしくはどんなことを自分が知らないかということを認識・理解できていれば、誰かに頼ることもできますから。

そして、徳と慈しみ

良い行いを積み重ねをすること
他者のための良い行い

30代になってから思い始めたような気もするけれど、ランブリッジ を通じて『社会に向けて貢献したい』という発言することで、そういういったことにどんどん意識が向いてきて、矢印が「社会」というフィールドになってきたなと感じます。

徳ってとっさに誰かのために行動すること なのかもしれないんですけど、そういう「誰かのため」ということって普段から考えていることだと思うんです。小さいことはすぐにできるだろうし、社会に向けてだと考えながらいろんな人に協力してもらってこそ実現できるんじゃないかな。そういう意味では、やはり「自分は今、何ができるか」という問いかけを含めた、自己への気づきがここでも大切なのだなと思います。

もう1つのカード、「慈しみ」

相手のために手を差し伸べることはできないのか?ということをよく考えます。なんだかんだで、”両親とか祖母とかが自分にそうしてくれていたから、今の自分の価値観があるのかも”とおもうときがあります。言葉のぶつかり合いも、強い言葉の当てられもありましたし、貧乏でしたけど(笑)

なんだかんだ、相手のことを考えてくれていたのかなと今となっては感じています。

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最近の気づきでいうと、七尾で出会った子供たちの「問いの力と可能性」
小学生や中学生の子たちが、自分のことを深く考えてしっかりと質問をして、そしてスポーツできるということは、衝撃的でした。

自分が考えていた以上に、この子供たちに対して、今のランブリッジ だからこそ自分たちにできることがもっとあるんじゃないかなと背筋の伸びる思いでした。

やはり、気づかせてくれた人のためにも、行動で還(かえ)していきたいですね!

愛媛県出身
2007年野球独立リーグ愛媛マンダリンパイレーツ入団。約1年半の在籍後、退団。2009年に 大阪観光専門学校に入学。
2010年には総合旅行業務取扱管理者を取得。法人専門の旅行会社に5年間在籍。 2015年に株式会社ランブリッジを創業。
2019年よりグロービス経営大学院に在学中
2020年からは公益社団法人日本ホッケー協会の特命担当に着任。東京五輪に向け、代表チームの強化合宿のマネジメントや広報宣伝、ファン作り、スポンサーセールスなどの一元的なマーケティングプランを実施。

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