「きょうだい児とはー健常者の姉と障害者の思いー」

皆さんは「きょうだい児」、ご存知ですか?
自分の兄弟・あるいは姉妹に病気や障害を抱えた人達の事を言います。
今日はその事について書きます。

目次
・障害が無い姉を、なんでもできる人だと思っていた私
・障害を持つ妹に抱えていたであろう、姉の心境
・まとめ


・障害が無い姉を、なんでもできる人だと思っていた私

小学生の頃は姉が羨ましくて仕方なかったです、外で一輪車に乗ったり、友達と遊んだり、買い物に行ったりできる姉は、障害がある自分にはできないことができて、自分は当時は個別支援級にいても全て、知的障害児の生徒ばかりで、普通級に行っても、いつの間にか煙たがられる存在で、当時は杖を持っていなかったので、転倒を繰り返して外で遊ぶなんてできませんでした。

私が小学3年の頃に姉と、担任の先生の2人で校庭のジャングルジムに登らせてもらった事が唯一、私が覚えている「校庭で遊んだこと」でした、高い景色を見れたのも一瞬でしたけど、それでも普段「できないことができた」瞬間です。


姉はちゃんと交友関係があり、姉の友達と少しだけどこかへ一緒に着いて行った記憶だけがあります、そして姉もひんぱんに友達と遊ぶようになり、私は留守番が多かったんです、仕方ありませんけど、当時の私には友達が何かも分からず、環境の変化によって精神疾患を抱えたまま、小学校を卒業しました。

姉は友達と遊べるし、買い物にも行けるので、障害のない人はなんでもできる人、だと勝手に思っていました。もちろん今は健常者でもできないことも多いと理解しています。


・障害を持つ妹に抱えていたであろう、姉の心境

※ここからは昔の事を姉から聞いたり、私が思う姉の心境を推測した記述になります。


姉が嫌だったこと、それは
「妹と比べられる 」それが嫌だった、と聞いたことがあります。

私が当時中高生の頃、テストの点数で比べられるのが嫌だった、と言われました。
「妹がテストで良い点を取ったから、お姉ちゃんも頑張りなさい」それが嫌だったと、普通の兄弟でも「テストの点数」で比べる事は多いと思いますけれど、私は特別支援学校でのテストの点数、姉は一般の中高のテストの点数それを比べることは姉にとって辛いことなのは今なら想像できます。


私は学力が低いので、比べられること自体がある意味失礼なことです、例えるなら小学生のテストと高校のテストを比べる様なものだったんです、それは姉が私や私の環境に不満を持つ出来事でしょう。


他にも姉は私に思うことはあるでしょうけれど、私には想像する事も、正直難しい、それは今も続きます。

・まとめ
・障害のある兄弟達は健常者の兄弟がなんでもできる人だと思い込んでしまう
・健常者の兄弟は障害者の兄弟に比べられることが嫌に思うことがある


姉は、私以上にガマンをしてきたかもしれません、でも自分の家族が病気や障害だから仕方ない、この一言で片付けられてしまうかもしれません。

健常者の兄弟も、それを当たり前に思うのかもしれませんが、親が、「この子はガマンしてる」と思っても、その言葉の裏にある本音を考えなければいけないのかもしれません、それは難しいことです。
難しいことだからこそ、支援が必要なのかもしれないですね、本音を言える人なり場所なりがきょうだい児にとって欲してる物事かもしれません


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お知らせです。

実は2月10日に毎年恒例の健康診断を、かかりつけ病院で行ったところ、高血圧診断があり、数値は下は忘れちゃいましたけど、上が141と言う基準値を大きく上回る数値になりました。


原因は環境の変化などによる、ストレスや過労、との事です、まだ25歳なので、こんな数値はおかしい、無理はしないように。と言われたので、3月中旬あたりまで更新はお休みします。

体調が回復したら、また再開します。

それまで、少しずつ下書きを書き溜めよう、ストレスがたまらないように、過ごしたいと思います。


皆さん、再開までしばらくお待ちください。



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