トラベルミステリー

若い頃は、一時期、推理小説にハマっていた。

西村京太郎の十津川警部シリーズ、内田康夫の浅見光彦シリーズなど。

特に、西村京太郎の推理小説には、実在の列車がたくさん登場し、冊数も豊富にあるから、何冊読んでも飽きなかったくらいだ。

読み終わったあとで、JR時刻表を本棚から引っ張り出して、この時刻の列車でこんなふうに乗り継いだのだなと、わくわくしながら各路線のページを繰ったものだ。

内田康夫のほうは、歴史的名所で事件が起こるという筋書きで、それはそれで、そこの都道府県の地理や歴史に詳しくなれて役に立った。

内田康夫はすでに他界されたが、西村京太郎はまだ、お年89歳とご存命である。

ときどき、高橋英樹演じる十津川警部シリーズの2時間ドラマも楽しんで観ている。


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