失恋の痛みの対処法【参】
ふだんやっていないことをやるとき、人は、意外と神経を使っている。
日常のルーティンのほうが、むしろ無意識のうちにできているし、同時に2つのことができたりもする。
つまり、雑念が入る隙(すき)がいくらでもあるということだ。
だから、食事でご飯がのどを通らないなど、ふだんできていることができなくなる。
睡眠も然りである。
ただ、条件反射のように、何かを見ると思い出してしまうことがある。
今日のポイントは、そこである。
例えば、外出して街中で親密なカップルを見てしまう、スマホに入っている思い出の写真が目に留まってしまう、今までのメールのやり取りが気になって読み返してしまうなど。
そういう思い出してしまうきっかけになるものを、これでもかというくらい排除しないと、精神的に不安定な状態はずっと続くことになる。
カップルをなるべく見ないようにする、恋愛ドラマを観ないようにする。
これをしばらくの間、続けてみるとよい。早い人は、5日もかからずに立ち直ることができる。
立ち直ってしまえば、過去の思い出も客観視できるようになる。
睡眠薬などの薬には頼らず、まずは自然治癒力に期待してみることが大切である。
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