47都道府県を詠む(11)

昨日は、石川県の短歌を詠んだ。

金沢のひがし茶屋街の観光も良いし、能登半島ドライブも良いし、電車でも車でも旅が楽しめる。

さて、今日の目的地はというと、北陸新幹線で金沢から1駅といえば、もうお分かりだろう。

数々の旅行の思い出の中で、上位にランクインする立山黒部アルペンルート。

行ったことがない人は、ぜひ行くべきである。

今日は、その思い出をちょこっと短歌に取り入れて、地元の人目線で詠んでみた。

【短歌】

立山に    残れる雪を    仰ぎ見て

おわらの盆に    心がおどる

《解説》

知る人ぞ知る、越中八尾おわら風の盆。

毎年9月初めに、3日間の日程で行われるが、今年はコロナの影響で残念ながら中止になった。

立山黒部アルペンルートは、5月の連休あたりが雪がまだ溶け残っていて、雪の壁が楽しめる。ちょうどその頃、おわら風の盆まで4ヶ月を切るので、地元の人は準備を進める。

踊りの練習も本格的に始まる。だから、わくわくするという意味の「心がおどる」と、盆の踊りを掛けて詠んだ。

私は、おわら風の盆の歌詞が書かれたうちわを持っていて、夏の間は、それをあおいで涼んでいる。

ユーチューブで踊り方が分かるので、興味がある人はぜひマスターすると良いだろう。


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