成果主義と能力主義

ふだん仕事をしていて思うことがある。

ある仕事(量も質も同じ)を2人の人間にそれぞれ任せる。

任せたタイミングは同じで、始業時刻に呼ばれて仕事の概要の説明を、同じ場所で同じ時間、受けた。

任された2人は、どちらもふだんもらっている給料は同じだ(控除前の金額)。

1人は、その日の終業時刻にきっちり終わらせた。仕事の成果も、合格点である。

もう1人は、時間がかかったために、定時で終われなかった。だから、残業をした。

その人の仕事の成果も、合格点であった。ちなみに、2人は、その日は、任された仕事以外のことはしていない。同じ労働条件である。

さて、残業をした人は、残業代をもらい、結果的に、早く終わらせた人より多く収入を得た。

これは、平等なのだろうか。


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