身につけたい清掃習慣(12)
今日は、まめに掃除が必要な「小スポット」3点を挙げることにしよう。
小スポットとは、文字どおり、掃除範囲が小さいスポットである。
掃除範囲が小さいゆえに放置されやすいスポットであるが、長い間放置していると、汚れがひどくなる。
それは、どこ(何)だろうか。
①浴室の排水口、②掃除機のフィルター口、③シンクの排水口である。
一番汚いのは、浴室の排水口である。
毛髪や体毛が排水口の隙間に絡まって、掃除が大変なだけではない。
男がお風呂で鼻を手でかんだり、痰やつばを吐いたりすることが多いのは、中高年の旦那がいる奥さんならよく分かるだろう。
その鼻水や痰やつばが毛髪や体毛に絡んで、排水口の隙間でドロッと固まるのである。
男なら、一度そこの掃除をしてみるとよい。「ウエーッ」と思わず悲鳴を上げたくなる汚さだから。(でも、それがあなたの体内から出たものですよ。)
ひげ剃りのあとのひげも、「塵も積もれば山となる」であるから、ちょっとは洗い流したあとの排水口の状態を気にする習慣を身につけたいものである。
次に、掃除機のフィルター口である。粘着ローラーで掃除する人は、掃除機は持っていないかもしれない。だが、掃除機のフィルター口が汚れている状態を見たことはあるだろう。
こちらは、毛髪や体毛だけでなく、ホコリがグレーの綿のようにかさばるのである。フィルターサインが赤く灯ってから掃除する人は、いつもこんな状態を見ているはずである。
しかし、フィルターサインが点灯するのを待つのではなく、1週間たったらフィルターのごみ捨てとフィルターの手入れはしておきたい。
そうしないと、掃除が大変なだけでなく、掃除機の吸収力が弱くなって、ムダに電気を使うことにもなる。
最後のシンクの排水口については、次回解説しよう。
この記事を読んだとき食事中だった方、どうも失礼しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?