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マルティニークのりーだー

本日ご紹介するのはフランス領マルティニーク島のCLEMENT XOです。

オークカスクで最低6年熟成の原酒を使用。

クレマンの歴史は、1887年に医師でありル・フランソワ市長であったオメール・クレマン氏が砂糖のプランテーションを購入、アグリコール製法によるラムの生産を開始したことに始まります。その後息子のシャルル・クレマン氏によりマルティニーク島外に広められ、フランス本土が主要な市場となりました。1970年代半ばにはヨーロッパや中南米、アメリカなどにまで市場が広がります。外国の巨大資本を警戒し、1987年にはクレマン家に近いアヨ家に売却されるものの、代々受け継がれてきた伝統、文化、情熱を今でも守り続け、現在ではマルティニーク・ラムのリーダー的存在となっています。


香り 白桃、瑞々しい果実、甘いタバコ(甘さはあるけれど葉巻に近い印象)、ソーダキャンディ、緩めの樽の香り

  口当たりは滑らかで柔らかくスウィート、若いパイナップル、サトウキビの優しい甘さ、フィニッシュはビターでウッディ

静かな夜にピッタリの包み込むように穏やかな1杯です。

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