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生徒主体で校則をつくる「ルールメイキング」の現場最前線を語る、オンラインシンポジウムを2/23に開催

※本イベントは終了いたしましました。ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございます。

実践校生徒による事例発表や、苫野一徳氏・内田良氏ら有識者によるパネルディスカッションも

昨今、「ツーブロック禁止」や「下着の色は白」など、生徒の学校生活に影響を与える校則やルールがどうあるべきか、大きな話題になっています。直近では、男女校則を禁じる校則に違反したとして退学を余儀なくされた生徒が、学校に対して訴訟を起こすなど、生徒側から校則・ルールについて問い直すという動きも生まれ始めています。

NPOカタリバでは、既存の校則やルールに対して生徒が主体となり、先生・保護者などの関係者との対話を重ね、納得解をつくることを通して、課題発⾒・合意形成・意思決定をする⼒を高めていく「ルールメイカー育成プロジェクト」を立ち上げました。本事業は2020年度経済産業省「未来の教室実証事業」に選ばれています。


※ワークショップに取り組む生徒

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そしてこの度、対話的に校則・ルールを見直す取り組み(ルールメイキング)の可能性や教育的価値について考えるオンラインシンポジウムを開催します。

実際にルールメイキングに取り組んできた生徒・教員からの事例発表や、熊本大学准教授であり、軽井沢風越学園の共同発起人としても知られる苫野一徳氏、名古屋大学大学院准教授であり、著書『ブラック校則』が話題の内田良氏など、ルールメイキングの第一人者たちによるパネルディスカッションを通して学び合い、ルールメイキングが全国に広がるきっかけになることを願っています。

ルールメイキングにご興味のある学校の先生、プロボノという立場でルールメイキングプロジェクトに参加、推進したい方、各種報道機関の方々などのご参加を心よりお待ちしております。


■イベント概要

イベント名:ルールメイキングシンポジウム2021
日 時:2021年2月23日(火祝)10:00〜12:00
会 場:オンライン(Zoom)にて開催
参加費:無料
定員:500名
申込み:下記フォームよりお願いします
*申し込み締め切り:2月21日(日)

■内容・登壇者

▶︎10:00〜10:10 冒頭あいさつ
・今村久美(認定特定非営利活動法人カタリバ代表理事)
・浅野大介氏(経済産業省サービス政策課長・教育産業室長)

▶︎10:10〜11:00 実践校生徒によるルールメイキング事例発表
ルールメイキングに取り組んできた生徒による活動報告をします。苫野氏が聞き手となり生徒の活動を通しての学びについて深めていきます。
・岩手県立大槌高等学校 代表生徒
・私立安田女子中学・高等学校 代表生徒
〔ファシリテーター〕苫野一徳氏(熊本大学大学院教育学研究科・教育学部准教授)

▶︎11:00〜12:00 パネルディスカッション
「校則・ルールを見直すことの可能性と教育的価値とは」というテーマを元に議論します。生徒に伴走してきた教員の立場から感じた可能性と教育的価値について話題提供いただきながら、パネラーと共に深めます。
・苫野一徳氏(熊本大学大学院教育学研究科・教育学部准教授)
・内田良氏(名古屋大学大学院教育発達科学研究科・教育学部准教授)
・浅野大介氏(経済産業省サービス政策課長・教育産業室長)
・岩手県立大槌高等学校 教員
・私立安田女子中学・高等学校 教員
〔ファシリテーター〕今村久美(認定特定非営利活動法人カタリバ代表理事)

▶︎12:00〜13:00 2021年度実証事業校募集説明会+アフタートークセッション
※参加希望者のみ
ここからは、自分の地域や学校でルールメイキングに取り組みたい先生方や、ルールメイキングへの関わり方を模索している方向けに、アフタートークセッションを行います。これからのルールメイキングについてぜひお話しましょう。

■問い合わせ

担 当:NPOカタリバ職員 山本(やまもと)
メール:rulemaking@katariba.net
主催:認定特定非営利活動法人カタリバ
共催:経済産業省

■メディア問い合わせ

シンポジウムへの参加、本件に関する取材依頼については、下記よりお問い合わせください。
▼取材依頼フォーム
https://www.katariba.or.jp/report/

■【ルールメイカー育成プロジェクト2021】 実証事業校募集についてはこちらからご覧いただけます。