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流記屋の旅中記

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この人生を物語にする。
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【秋分】着地と、これからのこと。

2024年9月22日、秋分の日です。

秋分は、
春分の日と同様、昼と夜の長さがほぼ等しくなることから、
彼岸と此岸の距離がもっとも近い日と考えられており、
ご先祖供養がよく通じる機会でもあるんだとか。
8月から続く供養の時節です。

先人と繋がる機会に恵まれて

先だっての、8月マティにお伺いした龍岸寺さんで、
彼岸にいる先人たちに思いを馳せる機会を得ました。

妄想と言ってしまえばそれまででし

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仏様をあらわす。

2024年9月10日、友人の縁で
仏像彫刻ワークショップに参加しました。

彫り進めることを促してくださった先生は、
仏師であり、禅僧でもある
長谷川琢士さんという方です。

「ケ」を「ロボットの時間」
と呼んだのはどなただったか、
私は十年ほど前に、この言葉を知りました。

当時の私は、
「自分の意識のとおりに行動できない時間」
だと決めてかかって、この「ケ」を疎んじました。

身体に従うと決め

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2024年8月19日からはじまった八日間の記 「◯-Salon」と京都滞在

2024年8月19日からはじまった八日間の記 「◯-Salon」と京都滞在

ここしばらく更新が滞っていたのですが、
私は生きております。

特に、
2024年8月19日から27日にかけての間、
京都にて、不思議な時間を過ごしていました。

私はこの一ヶ月、故郷に戻り
家系のことや、昔のことに意識を向ける日々
を過ごしていたのですが、

8月20日に予定があったため、
前日の19日に京都へ向かいました。

このときに
おうかがいする約束をしていた友人の紹介で、
一泊させても

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【◯-Salon(わのさろん)ってこんなとこ】 ◯+(わたし)のストーリーが生まれる場。

【◯-Salon(わのさろん)ってこんなとこ】 ◯+(わたし)のストーリーが生まれる場。

◯◯-Salonは、
◯から何が生まれるかが見てみたくて
開いた「場」。

◯は、
何も足さない、
何も引かない、
ゼロであり、
原点であり、
ウラもオモテもない

ありのままのすがた。

胎児姿勢にも通じる、
生命のかたち。

「◯から生まれるなにかを見たい」そういう想いをもって
◯-Salonを提供されているのは、
高田紗妃さん。

全くなにもない状態から、なにが生まれるか。

まったく行き当

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2024年8月10日 旧暦七夕の日、仏前で般若心経を唱えてみる

2024年8月10日 旧暦七夕の日、仏前で般若心経を唱えてみる

2024年8月10日は旧暦七夕

帰郷してだいたい十日が経ちました。
今日は旧暦の七夕らしいです。

8月にはお盆があり、
原爆や終戦に想いを馳せる日もある…ということで、
「供養」に意識が向く時期なのかもしれませんが、

今年の1月から、
1945年を生きていた辻政信さんの御霊を発端に、
『般若心経』を唱えるということを
「できるようになったほうがいい」
と感じることがしばしばありました。

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2024年7月13日 命の燈明が輝くしごと

2024年7月13日 命の燈明が輝くしごと

昨日(2024年7月13日)、鎌倉に行って参りました。

きっかけ淡路島に寮を借りて過ごすこと二ヶ月。
もうすっかり
軽率に島外に飛び出すようになっていますが、
今回、鎌倉入りすることになったきっかけは
その3日前に起こりました。

7月10日、

私はここしばらくの間、
自身の“気枯”状態に窮しており

友人の溌剌とした気を直接感じたいという、
割と差し迫った渇望感から
この日にいただいていた休

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【流記屋の旅中記】純化と巡縁の記録【2024年6月振り返り】

【流記屋の旅中記】純化と巡縁の記録【2024年6月振り返り】

6月は、今後の方針が一つ定まった月になりました。

ここしばらく感じていた
脅威、不安、焦燥、嫌悪から、

どうすれば安心できていたか、
自分を縛りつけている呪詛となっている記憶、
「ほんとうはどうなりたいか」
などの、
自分の感受から出発した方向性が見えてきたように思っています。

本稿は、五月から始めた流記の振り返りです。

ここからは、
六月につぶやいた
ことばの切れ端を振り返っていこうと思

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根底にある原体験は「生まれてきた私が悪いんだから、任期を終えるまではやることやっとくしかない」と割り切ったときの安心感

根底にある原体験は「生まれてきた私が悪いんだから、任期を終えるまではやることやっとくしかない」と割り切ったときの安心感

「針の筵」にわざわざ座りに行くのは何故か
私は昨年、三ヶ所のおてつたび(宿泊業2件、接客業1件)を経て、
「不得手な分野に気力が不足したまま参画することは他者に迷惑」
という結論を出しました。

昨年の、2件目の旅館に関しては
不可抗力だった(1件目で失敗に気づく前に契約決めちゃってた)としても、
あれから一年後の今現在、3件目の失敗を繰り返しています。
(この選択を、今の私は表層意識上で失敗と見

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【流記屋の旅中記】淡路島(+α)での流記【2024年5月振り返り】

【流記屋の旅中記】淡路島(+α)での流記【2024年5月振り返り】

淡路島に来てここ1ヶ月ほど、
noteを開いた時に湧いた言葉をそのままここに吐き出す
ということを続けてきました。

この身に起こった出来事や、
思い出した記憶から引き起こされた言葉だと思うのですが、
この一ヶ月を見ても、
我ながら関心事の推移が如実だなと思います。

ここからは、
各日の「つぶやき」を振り返って行きます。

振り返りによって湧いた素直な言葉も添えつつ
進んで行こうと思います。

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2024年5月23日 この身体の発するシグナルを適切に汲み取って「然るべき状態に戻す」。

2024年5月23日 この身体の発するシグナルを適切に汲み取って「然るべき状態に戻す」。

2024年5月23日、
朝の6時に寮を立ち、私は京都に向かいました。

目的は、友人を訪ねるため、です。

私はいま、淡路島にて
住み込みでお仕事をしながらこの土地を徘徊し、
神様へのご挨拶や思索に多くの時間を費やしているのですが、

5月15日、オンラインで友人と久々にお話しした際に
お誘いいただき、ぜひ一度おうかがいしたいということになって
ちょうどよさそうな日程があったので
そのまま高速バス

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四天体牡牛座集合の期間を振り返って思うこと

四天体牡牛座集合の期間を振り返って思うこと

2024年5月15日、
友人との対話を経て
星々の影響を受けた身体がどんな反応をしているか
を観察しようと決めました。

期間は、
牡牛座に太陽・金星・木星・天王星が集まっている5月15日から、
木星が双子座に移動するまでの十日間を設定しました。
(木星は5月26日に双子座入ります)

そそっかしい私が「木星」の移動にのみフォーカスしたため、
25日までと、ざっくりとした期間を決めたのですが、

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自分の感覚を研ぎ澄ますための十日間

自分の感覚を研ぎ澄ますための十日間

2024年5月15日の夜、
何かとお世話になっている友人とお話しする機会を得ました。

星の巡りと体感を照らし合わせて、
これからどうするかを考える場を主催されている方で、
今の私にとって必要なことだと直感したため、
ぜひお話ししたいと場を設けていただきました。

淡路島に来てちょうど二十日が経った日だったのですが、
ここに来るまでの経緯も含めて
自分は今何をしているのかを問い直すことができました

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【制作過程0】自分の人生を物語にする

【制作過程0】自分の人生を物語にする

先日の新月の日に、
呼ばれてる気がする神社にこれからのことを宣言してまわって
新たにはじめてみようと思い立ったことの一つに、
「作品制作の過程を記録して、シェアしていく」
というものがあります。

私は、この前半生をアニメーション動画にするため、
一昨年から昨年にかけて、
自分のこれまでの人生を振り返り、
試行錯誤を重ねて
動画の骨格になるシナリオの(一旦)完成まで漕ぎ着けていました。

ただ、当

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2024年5月7日 ご近所の銭湯でひとっぷろ浴びてきた話

2024年5月7日 ご近所の銭湯でひとっぷろ浴びてきた話

今日(2024年5月7日)は、
GWが明けてひと段落の三連休1日目です。
慣れない人間関係や、新しい環境も相俟って
疲労が蓄積していると感じていたため、
いつもよりちょっと遅めに起床して、
軽くお借りしている部屋の掃除をしたあと
数日前から目星をつけていた
「南あわじリフレッシュ交流ハウスゆーぷる」
に向かいました。

道中がなかなかの傾斜の山道(ほぼ車道)で、
疲労困憊の身に追い打ちを感じつつ進

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