感謝

<ご報告>
12月からはじまった寄付キャンペーン。
1月末までの期間で、【同期5人で400,000円】という目標。
正直厳しいなぁと思っていました。
結果、今回の寄付キャンペーンでは、最終的に目標を大きく上回る【505,133円】のご寄付をいただくことができました。
ご支援くださったみなさま、本当に本当にありがとうございました！！

実際個人目標もあり、個人では目標の80%まで達成。こんなに寄付いただけるとは思っていなかったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
いただいた寄付は個人に入るものではなく、団体の産後ケアを受けにくい方への支援など、産後ケアの普及のために使われます。

正直最初はみなさんに寄付をお願いする事に抵抗があり、なかなかSNSなどでもお願いが出来ずにいました。
応援してくれている方がいて、応援してくれてるだけでもありがたいのに、産後ケアに参加してくれるだけでもありがたいのに。
そこにさらに寄付をお願いするなんて・・・。
という気持ちでした。

でも現状や自分の気持ちを整理してみると、やはり団体として産後ケアを広めたり、産後ケアを受講しやすくするためにはお金が必要なんだなぁと。

産後は妊娠した女性には必ずあるもので、それぞれ産後の過ごし方や環境は違うかもしれないけど、少なからず人生の大きな転機であることは間違いないと思っています。
私の産後ケア教室に来てくれた方たちは「インスタで見て」や「友達に勧められて」と言う方が多いけど、前向きな方や、自分と向き合おうと努力している方たちが多くて、素敵な方ばかり。
私が出産した時は、「産後ケアに行こう」なんて考えられなかった。
「産後ケア＝贅沢品」と言うイメージだったし、仕事してて産休入ると給付金は出るけれど以前もらってたお給料の満額もらえるわけじゃないから
「節約しなきゃ」とか
「これから子供にもお金がかかるから貯金しなきゃ」とか
考えてしまって自分にお金をかけようと思えませんでした。
夫の収入はあるし、お金がなくて無理！っていうわけじゃないけど自分にお金をかけるのってどうなんだろう…と引け目を感じてしまうというか・・・。
こういう私みたいな人は少なからずいるんじゃないかと想像します。
でも産後ケアと言うものを知った今、産後の自分にはすごく必要なものでした。
出産した産婦人科や、訪問助産師さん、1ヶ月検診などで
「産後ケア＝必要なもの」
こういう教室があるから参加した方がいいよ、って教えてもらえてただけでも違ったかもしれない。
だって1人目を出産した病院で「完全母乳がおすすめだから頑張って」と言われたから、なかなか母乳が出なかったけど、毎日泣きながら完全母乳を目指してた。病院で混合でも悪くないよって言われてたらまた違ってたかも。そのくらい病院や助産師さんの影響は大きいと感じます。

でもひとり親や多胎児母からしたらもっと産後ケアって敷居が高いし、いろんな理由で受けられなかったり・・・。
金銭の問題もあるし、多胎児の場合は母1人で子供2人を連れて運動するなんて大変すぎる。
マドレボニータではそんなよりサポートが必要な方にかかる費用を補助できる産後ケアバトン制度があります。
みなさんからいただいた寄付金はこういった制度などにも使わせていただくことができます。
そして過去の私みたいに「産後ケア＝必要なもの」になってない方へ、団体として認知を広める活動をしたりするにもやっぱりお金が必要。

12月から本格活動を始めて自分のことで精一杯だったけど、やっぱり産後ケアインストラクターとして産後ケアを広めたいと思うのであれば、産後を起点とする社会問題の解決を目指すのであれば、団体の1人として少しでもその力になることをやるべきだ、という気持ちもこの寄付キャンペーンを通して芽生えた気持ちでもあります。

現状はコロナ禍で支援センターや児童館もしまっていたり、イベントが延期になったり、なかなか産後の母達が集う場があまりない今だからこそ、より産後ケア教室が必要な場と感じます。
小さいお子さんを連れての参加は心配な方も多いと思いますが、感染対策をしっかりしながら開講していきます。
ぜひお近くに産後の方がいらしたらお声掛けいただけると嬉しいです。
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これからもいろんな方向から活動していきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします！