Ruiのアパレル販売員時代~店長編~
いよいよ僕の人生はある意味ここから始まったと言っても過言ではないと言われる、華々しい店長時代です!
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以前の記事が気になる方はこちら
<下っ端編>
https://note.com/wordpresser/n/n26e487da5656
<副店長編>
https://note.com/wordpresser/n/nb5926f0701d2
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〜若干22才、雲の上の存在に自分がなるなんて・・・・・〜
とある日、新しい店舗ができたりとかで大異動があり、ほぼ全てのスタッフに声をかけていたマネージャーが僕に声をかけてきました。
もうみんな異動先やポジションは決まっていて、伝えてあると。
なんかだいぶばたついていたようで、ストックに手短に話されました。
マネ「Rui、来月から池袋の店長よろしくね。」
Rui「え!?
(副店長の時に、池袋マルイ原さんの店長代理で実は行ってました。)
マネ「ほんと今バタついてて、Ruiにも言おうと思ってたんだけど、ギリギリになっちゃった。会社でも色々話して、そろそろじゃないかって。」
マネ「経緯としては、下垣よりも売上も取ってたし、付帯業務も総合的にできてたから。また江口といて、力もついたと思うし、代理だけどこないだ店長やったでしょ?下は篠と盛岡で変わらず。」
Rui「はい、頑張ります・・・」
自分であれだけ目を輝かせながら、「店長になりたいです!!」とか言ってたのに、いざ声がかかると、「今なって大丈夫かな。急すぎるだろ。不安。」
こんな気持ちしか出てこない。
でももう決まってる。
江口さんにも、「これからはお前が舵をとって、店を動かしていくんだぞ。あの2人どうせバカだし何もできないから」
「もう、本当に助けてやれねーからな。何かあったら相談には乗れるけど、有楽町と池袋じゃまたシステム、やり方がちょっと違うんだから。」
原さんにも「池袋より厳しくなってるけど、Ruiに託した!頼むぞ店長!」
と言われ、気付いたら店頭立ってる。
そして下の子2人いる。
”やるしかない!”
ってなる。
特に最初の1ヶ月本当にやばかった。
「元々有楽町にいた店長の斎藤さんが、確かに今は不安かもしれないけど、徐々に慣れるよ。」って言ってたけどそんな気がしない。
業務はできるんだけど、やっぱり下の子が不安で。
自分が今までしでかしてきたミスをしないかとか、売上取れてんのかとか。
当時の彼女と旅行行ってた時も、もちろん楽しめてはいたけどやっぱり店頭はきになる。
3日間もいないだけで不安とは・・・
結果連絡もなかったし大丈夫だったんだけど、そんなのが最初の1ヶ月続き。
まぁワンマンと言ったところだろうか。やっぱり些細なことでもめちゃめちゃキレやすくなって、全てやりたいようにやると言う。
副店長の篠が、ペン類を小分けにして場所も整理しているのにも関わらず、テキトーな場所に入れたり、ストック後でやったり。
元々コイツは3番手の時からできてなかったけど、池袋戻ってきても何も変わってないと言う無能っぷり。
後、遅刻多い、タイムカード下の子に切らせる。
そしてそのせいでガッツも意識高い3番手の森岡に怒られました笑笑
なんか、前々から言っていた音楽のためにアパレルやってるとかクズで舐めたこと言ってるバカだったから、店長になる前は良かったけど、店長になってから尚更同情できなくなった。
そして不意に僕に用事があった江口さんから電話。
店間移動の話のついでに、篠の相談をしたところ、
「な?ムカつくだろ?だからアイツをヘルプでって言われたとき”いらない”って人蹴りしたんだよ!」
と。無理もない。
挙げ句の果てに自分が休みの時に売り場替えを任せた時、全くわけわからない形にしたからそれもそれで2人にブチギレ!!
自由にやっていいと言ったからかもしれんが、本当に自由にやりやがった!
もちろん自分も自由にやっていたわけだけど、もちろんメーカー側の意向やブランドコンセプトは守っていたし、その上でやりたい放題やってた。(後半は完全に暴れてたけど)
営業後は篠を居酒屋に連れ出してMTG。
普通にお説教。
篠は泣く。
後日マネージャーにMTG内容と売り場の作り方を電話で報告。
マネ「間違いない。Ruiの言ってることは正しい。ただ篠は元々音楽やってて、オーディションとか色々あって、あまりきついこと言うと辞めちゃうし、今人いないし辞められても困るから、原もそういうとこ考えて対応してたんだよ。だからRuiも大人になって謝って。」
Rui「はい。」
しぶしぶ了承して、以前のように戻ったのものの、その2ヶ月後くらいに篠は退社することに。
退社が決まってもうどうでもよくなったのか、またまたミスが発覚。
しかも1番やっちゃいけないミスを。
閉店作業の入金で、間違えて他のショップの入金袋をとり、入金してしまったとのこと。
バカ。とにかくバカ。クソ。マヌケ。
当然後ほどブチギレ!
学生時代の不良のときごとく怒鳴りちらし、もちろん僕と一緒他のショップに謝らせに。
マネージャーも謝ったという。
結局最初から最後までクソだったというオチでした。
3番手の盛岡にもだいぶ愛想尽かされてたからなぁ。
音楽まじめにやってるやつはクズだと思った経験。
流石にこれには江口さんも、「しゃあないな。ドンマイ。本当アイツどうしようもなかったからな。まぁでも居なくなって良かったじゃん」と。
ちなみに森岡は、ちゃんとやっていてくれていたし、ホウレンソウもできている、売り場作りも積極的で僕の接客回数を増やしてくれたり、元々ポテンシャルが高かった子なので、正直かなり楽でした。
もちろん放っておくと商品サイズかけのやつとかマネキンに着せたり、テキトーなの持ってきて並べるけどww
〜運命の再会〜
前の項目の最後で篠が辞めたわけだが、次のスタッフはどうすることやら・・・
と思っていたら、なんと、有楽町マルイで副店長だったときの3番手、村上!ww
マネ「篠が抜けた分、有楽町のときの村上が入ってくるから。覚えてるよね?」
マネ「森岡と村上は入った時期同じだから、どっちがサブやるかは任せるよ。」
Rui「はい。村上はブランクもありますし、2人見てきた感じですと、森岡のほうがトータル的にできているので森岡ですね。」
ということになり、Rui、森岡、村上体制がスタート。
村上が戻ってきたきっかけは、色々方向性に悩んでいて、江口さんに相談して戻してもらったそう。
しかし店長も気付いたら慣れてきた!
ここで思ったのは、篠も盛岡も両方なんかパッとしなかったのは、江口さんのやり方を知らず、原さんのやり方しか知らなかったってこと。
もちろん原さんも江口さんのやり方にまんま影響しているわけだが、2人は原さんしか見てない。
と言うことは自分も自分でしか見られてない。
でも江口さんのやり方をまんま忠実に再現している。
そりゃついて来れんわな。
ただ村上が来たことによってそれは変わった!
本当は村上をサブにするべきだったんだろうが、それだと森岡の立場が・・・って話になるので。
それはそれでいいとして、村上が来たことにより、江口さん節のやり方がより森岡に伝わりやすくなるので、色々村上から森岡にも伝えてもらってました。
森岡からしたらなんだかんだ篠の方が良かったのかなと、村上とは微妙な模様。
当然僕は村上との方が動きやすかったので、そこそこできる森岡は勝手に動かしといて、村上との連携を重視してました。(池袋のやり方に慣れていないので。)
篠と村上がチェンジの時あたりに、RUPERTメーカーの本木と言う超絶使えないと言われていた、担当から、いきなり店在庫ほぼ全部店間移動で出せとのこと。
いやいや普通にすっからかんになるし、ラックにかけられないわ什器に何もないわでバカじゃん!!!!!!ってみんなで愚痴大会。
もちろんストックもゼロ。
什器にはカタログおっ広げて、ラックは外してマネキン投入ww
もう限界がきたら、ストールを広げて下段の棚を隠すww
売り場作りなんて言えないから、どう埋めるかでいっぱいいっぱい。
本木には、「出してくれた代わりに新作数多く入れるから!」
と言われてたものの・・・・・・・・・・・・・・
一向に入ってこない。
マネージャーにもこんな状況なのに、
「それでもどうにかして売らなきゃいけないじゃん!」との一点張り。
色々戦ってはきたものの、
今となっては話にならないレベル。
一発アウト。
〜メーカーか立ち止まる(代行)か〜
売り場のやり方に完全に呆れ切れていた矢先、同じフロアの良くしてくれていた先輩店長が色々相談に乗ってくれた・・・
その方は酒井さん。
Rui「うちのメーカーの本木、アイツ馬鹿で、売り場こんなになっちゃったんですよ!」
酒井「まじか・・・こりゃひどいね。売上もクソもないじゃん。」
Rui「そうなんですよ。だからストールで棚隠したりとか、マネキン突っ込むことしかできないんですよ。」
酒井「苦笑」
酒井「そういやRuiくんさ、もし良かったらうち来ない?」
Rui「・・・はい?」
酒井「いや、うちも人足りてないし、もし本当に困ってるなら。
今よりも広い店舗でできたりもするし、ゴールドラッシュより面白い人たちと働けると思うんだよね。」
酒井「Ruiくんだけじゃなくて、もう一人の村上くんって子も良かったら。」
Rui「じゃあもし何かあったらその時はお願いします。」
と言う会話が。
・・・・・・・・・・・・・・・・
そして数週間後・・・
マネ「Rui、また人事も考えていて、この店舗他の代行が持つことになったから、この店舗にはいられない。」
Rui「そうですか。わかりました。」
この時から薄々今自分が突き抜けること察してたのかも。
正直店長になったはいいけど、先がないとずっと思っていたし、メーカーに行かないと意味がない。
店長になったことによって周りがみんな店長になるわけだけど、みんな暗いし、厳しそうにしてるし、みんな金無さそうにしてるし。
正直今後の不安しかなかった。
でもとりあえず仕事続けないと金ないしやってけないって。
もちろん僕だけじゃなくて、村上や森岡もいられないわけだが、2人とも異動をせず、森岡はフロアで仲良かった子の会社に。
村上は酒井さんの会社に。
そして僕は・・・・・・
色々考えた結果、とりあえず村上と一緒に酒井さんの会社に入ることに。
ここで、2年半お世話になり、社会人としての基盤を作り、学生時代から雲の上の存在として見ていた店長にもなれ、自分の目標を叶えられた場所であるゴールドラッシュとはお別れです。
クソみたいな会社だったと当時は言っていましたが、今となっては1番感謝している環境です。
<この時代で得られたこと>
・店長は予想以上に大変
・全部自分のせいにされる
・メーカーとの商品移動の交渉はそう簡単にはいかない
・売上が全てだが環境は変えられない
・ワンマンNG
・店長になっても給料は上がらない
・厳しい環境の中でも予算は達成できた。
・業界の先行きヤバイ
・キャリアアップが見込めない
・どう上に上がったらいいかも不明
・部下同士の円滑なコミュニケーションを取らせるの大変
・店長は別に偉くない
・店長は自由じゃない

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メンズアパレル店長→起業塾からのwebプロモーション企業を創立→詐欺・自己破産→底辺経験と、自身の異色の経歴から、斜め上を行き、最先端の情報を踏まえた上で、転職・起業・フリーランスなどでオンリーワンになるための新人〜店長までという”アパレル販売員に限定”したライフクリエイティング。
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〜経歴〜
☆アパレル販売員時代(Age20〜24)☆
メンズブランドの店長から外資系ブランドのSVまで経験。
数多くのお客様のファッションセンスを上げ、アルバイトやパートなど、様々なタイプの部下のマネジメントを担う。
アルマーニからヘッドハンティングを受けていたが断る。
☆詐欺時代(Age25〜27)☆
与沢塾のような環境からWebプロモーション企業のコピーライターとしてLP作成や無料レポート作成、イベント開催などもこなってきたものの、利益はおろか塾費用178万円を回収できず、最終的に1000万円ほど膨らみ、再度アパレル販売員に戻るなど路頭に迷い続ける。
☆自己破産〜底辺時代(Age27〜28)☆
被害額を回収できず悩み抜いた上に自己破産を決意し、ラブホテル清掃員やチラシ配り、プラカード持ち、ドリンク補充ドライバーアシスタントなどの単純作業職を経験。
☆復活☆←今ココ免責許可され借金がチャラに。
同時進行していたファッションメディア【Fashionista×Web】を完成させ、アパレル販売員限定ライフクリエイティング、アパレル販売のサービスも追加で開始。